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利上げペース2回から3回へ

2016年12月のマーケット動向と投資戦略

おはようございます。
風邪で鼻がつまってるので、鼻の上に貼って鼻腔を拡げるテープを買ってつけてみました。スース―・・・ふむふむ。なかなかいいですねぇ、の筆者です。

まずは、昨日の日銀短観ですが、大企業製造業の想定為替レートは通年で104.90円、下期は103.36円、DIも先行きは鈍化で出てましたので、最初見た時はかなり慎重だなぁと思いましたが、あ、でもそうだよねって思いました。世界的に保護主義の流れで強気になられても困りますし、当然慎重に見てもらいたいなってのが印象でした。為替予約コストも上がってますし、先月時点では円安も大局で見ればまだ円高トレンドは返してないとも見れたと思います。今月の月足見てから判断した方がいいと思いますし、トランプ氏がTwitterかなんかで、ドル高けん制したら一撃って懸念もありますので、慎重な内容でもいいのかなぁって思いました。円安続くならそれでいいですしね。

また、昨日は日銀の国債買入れ増額も出ました。16日の買い入れ実施も示唆しましたし緩和的でこれがヘリコプターマネーって感もします。ただ、為替次第だと思いますが、いずれ円安進んでインフレの基調が出てくれば引き締めも意識する時がくるんだろうなぁって感じです。

さて、FOMCです。予想されていた政策金利0.25%引き上げとともに、ドットチャートの中央値引き上がって2017年の利上げペースを3回想定に引き上げてきました。昨日買いポジションの半分ぐらい利益確定した筆者はおいおいって感じでした。ドル円一気に117円台まで噴いてます。一方、NYは利上げペース引き上げで大きく下落してます。

それらを踏まえて投資戦略です。
まだわかりませんが、これで今月の月足でドル円が20カ月移動平均線を抜いて円安トレンド入りが濃厚になったように思います。だましになる可能性も捨てきれませんが、一応それは現時点でわからないので無視します。一応月足でまだ円高リスクがあるうちはアテにならなかったのですが、ここで現在のEPSを円安を含めて考えなきゃならんです。昨日時点で日経平均株価のEPSが1165円。昨日の日銀短観の想定為替レートが104.90円。ややこしいので105円で計算すると、現在のドル円の水準である117円を織り込むならば、EPSは1234円あたりになります。それを前提にしてPER16倍まで買われるなら19744円。17倍なら20978円です。間とって16.5倍なら20361円。しかも、ドル円は上は大した節がないんですよね。

夜間での為替はまだアテにはならないので、うーんって感じですし、日経平均先物が米国市場の株安を受けて大して上がってないです。ですので、今日の株価の動きはわかりにくいです。また、ドル円のボリンジャーバンドの2σがまだ横ばってる点も気になります。この横ばいを上向きに変えれるかどうか見て判断したいですが、ここから株に買いを入れれるかと言えば、上記の理由から筆者は入れれると思います。ただ、NYがこれでトレンド転換するかどうかも現時点でわかりませんし、先物が大して上がってない点を考えると危ないと言えば危ないです。慎重にいくなら今日の日本市場の株価とドル円の動向を見て、夜間のNYの株価を見てから判断するのがいいと思いますが、筆者は今日の日中に買いが入ってくるようであればストップロスを入れて乗ってみてもいいかなと思ってます。逆にドル円が押さえられたり、日中弱そうな動きであれば様子見かなぁと思ってます。判断つきにくかったらスキャルピングやデイトレに終始するかもしれませんし、その辺は適宜考えるつもりです。昨年のことがありますから、米国がこれで下落に転じてしまうと日経も引っ張られるかもしれませんしね。危ない可能性も高いのでストップロス入れないなら様子見がいいんじゃないかと思います。一応ですね、ちょっと違う観点からいうと、月足でNYダウなんかはボリンジャーバンドの2σ抜き過ぎなんですよね。ここからバンド幅広げていくのか知らないですけど、やり過ぎの水準なのでこれは警戒だと思います。一応昨日時点までなら日経平均もちょっと弱ってきてるとも見れるチャートですので、とりあえず今日の日本と米国の相場しっかり見ないとダメだと思います。円安で単純に入っていいのか?NYは?そんな相場の傾向しっかり見てから判断しても遅くはないと思います。

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