本日の注目イベント＆経済指標
- 日7月外貨準備高
- 日銀金融政策決定会合の主な意見（7月分）
- 日米防衛相会談
- 中国7月外貨準備高 ※
- ニュージーランド準備銀行政策金利発表
- 独6月鉱工業生産(IIP) ※
- インド中央銀行・政策金利 ※
- 米MBA住宅ローン申請指数
- 米6月消費者信用残高
お知らせ
姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページのチャートにS&P500やNYダウのチャートを追加しました。5日に日経VIや空売り比率などに日経平均株価のチャートを追加しましたってお知らせしましたが、あのパターンです。見たらすぐわかると思いますので、パッと見てもらってそれぞれの指標と指数と比較しながら見てもらうのがいいんじゃないかなと思います。
材料
6日の主な材料は
- 2019年8月6日、ナバロ大統領補佐官が、FRBに年内に少なくとも0.75％か1％の利下げをする必要があると述べた。ドル高が米国経済に悪影響を及ぼしていると指摘した。
- 2019年8月6日、クドローNEC委員長は、トランプ米大統領は中国に対し柔軟に対応していると述べ、米中の交渉継続を示した。
- 2019年8月6日、ブラード・セントルイス連銀総裁は、追加利下げが必要か今すぐ決めるのは時期尚早だと述べた。ブラード総裁はハト派でだが利下げを急がない考えを示した。米国2年国債利回りが利下げ後に大幅低下しているので、これが金融緩和となっており、その影響を見極めたいとした。また、貿易摩擦激化のすべてに金融政策で反応していては逆に不確実性を高めるともした。ただし、利下げの必要性を否定するわけではないともし、必要に応じて追加利下げを支持するもよう。
- 2019年8月6日、米財務省が中国を為替操作国に指定したことに中国人民銀行は「為替レートを貿易戦争のツールとして使用していない」と否定。また、人民銀行は6日の対ドルの人民元を市場実勢より元高に設定した。
こんな感じでしたが、人民銀行の元高設定が大きかったですね。あと、ナバロ氏発言はいいといても、トランプ氏もドル安に持って行きたい姿勢ですので、ドル高進むような局面は叩きたいなぁ感じです。んで、ブラード総裁発言は意外と反応鈍かったですね。
ドル円
さて、ドル円ですが、
（このチャートは2日時点のものです）
昨日は106円割れは厳しかったですね。日足では前日の陰線のほぼほぼ否定の形も出ました。昨日は中国にらみで、上記のように人民銀行が元高設定しましたしね。ただ、昨日の上ヒゲも5日移動平均線あたりで抑えられてますので、まだどうこうないです。戦略的には書いてた通り、短期のトレンド転換の形が出た所でヘッジの対応でいいと思います。
NYダウ
NYダウは、日足で5日にボリンジャーバンド-3σ突き抜けでやりすぎでしたので、反発の流れで普通。それは昨日書きましたので省きますが、日足では前日の陰線の実体の半分以上つけましたし、ほぼほぼ大引け坊主、終値で26000ドル乗せてますので、反発強めだなって見るのが普通と思います。筆者は昨日書きましたがヘッジかけたまま放ったらかし。以後下がってきたらヘッジ外しますが、200日移動平均線が下にあって、これは一旦割る展開になったとしてもまた戻ってきたりしてもたつきやすいですし、一方でここから反発の流れになって下値切り上げ型になっても全くおかしくない所なので、下がったとしてもヘッジは慎重に対応しないとって思ってます。反発もショボイ、下落もショボイって感じになって保ち合い作ってもらって、その保ち合いを下にブレイクアウトする、みたいな展開がいいなぁって思ってますが、それは防がれるかなって気はしてます。株価下げたくないでしょうし。
日経平均株価
さて、日経平均株価ですが、日足で三空みたいな形は出ました。三空出た！つってる人もいますが、言っても保ち合い水準の中の窓ですのであまり意味はないです。いや、以後三空叩き込みみたいな展開になるかもしれませんが、それは保ち合いの中での推移だけの話で、日経平均株価の場合は、三尊天井を気にしてた方がいいと思いますし、それに準じたトレードで考えるのがいいと思います。これは月曜にお知らせした「株初心者のための株式投資と相場分析方法」の「直近のテクニカル分析」の欄（PC版のみ）で書いたので省きます。ちょっと前にNYダウが三尊天井になるかもって形が出た時に色々書きましたがそれと同じです。って、日本の場合は、今は上がって買う人いないですが、下がって買う人いますからそれもしんどいかもですが。
ビットコイン
ビットコインは昨日書いてた通りです。日足でフラッグ型丸出し。
