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逆イールド発生!米国の10年債と2年債の利回り差が一時逆転

2019年8月のマーケット動向と投資戦略

本日の注目イベント&経済指標

  • 日6月鉱工業生産指数 確報値
  • 日6月設備稼働率 
  • インド・韓国・シンガポール休場
  • 中国7月主要70都市新築住宅価格動向
  • トルコ5月失業率
  • 英7月小売売上高
  • 米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
  • 米7月小売売上高 
  • 米4-6月期四半期労働生産性指数 
  • 米4-6月期単位労働コスト 
  • 米失業保険申請件数
  • 米8月フィラデルフィア連銀景況指数
  • 米7月鉱工業生産
  • 米7月設備稼働率 
  • 米8月NAHB住宅市場指数 
  • 米8月卸売在庫 
  • 米6月対米証券投資

逆イールド発生

14日は、

  • 2019年8月14日、中国7月鉱工業生産は前年同月比4.8%増。伸び率は6月の6.3%増から鈍化。10年半ぶりの低水準。自動車や化学製品、非鉄金属の生産が振るわなかった。
  • 2019年8月14日、ドイツ4-6月期実質GDPは前期比0.1%減。マイナス成長は3四半期ぶり。米中貿易戦争により製造業の生産・輸出が落ち込んでいる。
  • 2019年8月13日、イタリア議会上院は、極右「同盟」が提出した内閣不信任案の採決をひとまず見送ることを決定。連立している左派の五つ星運動が野党と組んで総選挙につながる不信任案に反対する構えをみせたため。
  • 2019年8月14日、米商務省が中国や台湾で生産した鉄鋼製品の米国向けの迂回輸出に関わっているとして、UAE、コスタリカ、グアテマラ、マレーシア、南アフリカを調査すると発表。トランプ政権は米国の制裁関税を逃れるための迂回輸出を警戒している。
  • 2019年8月14日、米国の10年債と2年債の利回り差が一時逆転(逆イールド)。約12年ぶり。利回り差の逆転は景気後退の前兆とされている。世界景気の減速懸念が強まり、金融緩和が長引くとの見方から長期債が買われやすくなっている。

メインは中国とドイツだったと思いますが、メリルリンチも投資家調査を公表して「1年以内に世界経済が後退入りする」って回答が34%だったってのもありました。34%は結構高いみたいで8年ぶりの高さらしいです。これらを受けて米国の2年債と10年債の利回り差が一時逆転(逆イールド)。約12年ぶりの逆転。
このブログ書いてる時点では利回り差は0.01%あたりですので、書きながら、もしくはブログをアップする際の利回り差を見てブログのタイトルも変えないとなぁって所ですが、最近金利の話しまくってましたし、利回り差も昨日0.03%まで来てて、株も金利注目ってのは書いてたので、金利見てて間違いなかったと思います。

って、逆イールドが出て、早速「景気後退の可能性が高まった」って報道が多くなってますが、貿易量下がりまくっててリーマン並みになってるのに景気上がるわけないってのはこのブログや姉妹サイトで何回も書いてきましたので、今更って感じはします。

ちなみに英国(イギリス)も逆イールド出てます。英国債利回りの推移と利回り差は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」を参照してください。米国債利回りもドイツ国債利回りも日本国債利回りも載せてますので普段からご利用いただければと思います。全部タダで見れますし、姉妹サイト全部タダですので、あっちこっちいっぱい見てもらえたらと思います。

一応、最近継続的に載せてる米10年債利回りと、今日はせっかくなので米2年債利回りのチャートも載せておきます。

米10年債利回りは長期金利、米2年債利回りは短期金利。

NYダウ

NYダウですが、先週からの保ち合いの形で、これを基準に見た方がいいって書いてて、昨日しっかり下がりましたが、まだギリ保ち合い水準で引けてます。

さて、トレードですが、一昨日に5日移動平均線戦略でヘッジかけてたら昨日は寄りで150-200ドル幅ぐらい含み益ロスったかなぁって思ってました。ちょっと申し訳なかったですが、よく下がったのでそれで勘弁してください。出来るだけパーフェクトにいきたいんですけどね。5日移動平均線が10日移動平均線にかかりそうな所で昨日に5日移動平均線が下向きになりましたので、charTradeで書いてると思いますが、短期トレンドも継続の形になりました。また、ボリンジャーバンド-2σと-1σ内の推移であることや10日移動平均線で抑えられる形になっている点からも短期トレンドも継続の形です。

ただ、筆者は書いてたように今の所は先週からの保ち合い水準で見た方がいいと思ってます。14日も7日の安値水準は抜けてませんので、まだ先週からの保ち合い水準です。トレード判断はこの保ち合いを上抜けるか下抜けるか(ブレイクアウト)で見た方がいいと思ってます。これまで書いてたように、この保ち合いは通常は下抜けるパターンですが、200日移動平均線も絡んできてて、200日移動平均線は下抜けてもまた戻ってきたりしやすいですしね。明確な保ち合い水準の下抜けが欲しい所です。それでも戻ったりもしますけど。また、作業部会が動く動かないって話もチラホラ聞こえてきますからPKOも気を付けないといけないです。また、ナバロ氏もトランプ氏も逆イールドにコメント出してて、FRB含め対策打ってくるかもなので、それも要警戒です。

あとNYダウの筆者のトレードですが、25650ドルでヘッジかけてたのは紹介してましたが、昨日は何もしなかったです。ヘッジかけたまま。昨日の下落で保ち合い作るなぁと思って相場見てて、少々の幅は取り逃しても保ち合い割れでヘッジ外したいなぁってのがあって見てました。まぁまぁの位置でヘッジ入れてますしね。って、筆者のヘッジのポイント知ってるかのように25650ドルあたりでもたつきもしましたしね。ただ、引け際ちょっと焦りましたけど。あれ?このまま抜いちゃうかなぁって。

PKO注意

ちなみに、NYダウはもう一つ、日足で下値切り上げ型になるパターンも紹介してましたが、その可能性もまだあります。保ち合い下放れまではその可能性は見ておきたいし、繰り返しになりますがPKOも気にしておきたいです。ほら、昨年12月に大きな下落があった時にPKOでガツンと株価持ち上げたでしょ?あの動きです。おそらく十中八九くるので、それは警戒しておきたいです(売りポジションは)。

ドル円

さてドル円ですが、いってこいでしたね。昨日のブログの最後に書いたパターンが来た感じです。あんま思ってなかったんですけどね。笑 一旦短期トレンドの転換は維持するかなって思ってましたけど。

筆者は昨日のブログで109円の売りポジションに対して106.10円でヘッジかけて、別に106.10円の買いも入れたって書きましたが、結局落ちてきました。ストップロスを同水準で入れてて昨夜ゴルフの打ちっぱなし行ってたんですけど、打ちっぱなしの帰りに相場見たらストップ引っかかってて1円も儲かりませんでした。いや、日またいだので金利はあるんですけど、そんなのどうでもいいし、無駄な買いでした。同時にヘッジも外れましたが、まだブログ書いてる時点では日足も固まってないし、106円あたりでもたついてて、通常のトレンドライン(黄色の線)あたりですので、抜いてくるならヘッジ入れ直すし、このまま下がるならそのまま頑張って欲しい所です。いってこいになる前は105円で止まりましたし、こちらもGPIFが止めるかもですし、105円割れはちょっとやり過ぎと思ってるんですが、はてさて。戦略的には変わりなくて、トレンドライン基準のヘッジだけの対応でいいと思います。

はぁ、いっぱい書いた。最近ブログ書き過ぎで思いっきりバテてきました。疲れた・・・しかも、筆者はもしかしたら足の小指が折れてるかもしれないです。すごく痛くて腫れてる・・・折れてるっつーか、突き指と思うけど。ふーむ。また、余裕ある時にその話します。

リブラ

あと興味ないかもですが、リブラの報道も出ててます。

  • 2019年8月14日、SECのへスター・ピアース委員が、Facebookのリブラについて通貨でなく金融商品として取り扱われる可能性もありうるとの見方を示した。金融商品として取り扱うには、税法や金融商品規制をクリアする必要がある。通貨に代わる資産として利便性が低下する可能性もある。
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