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0.25%の利下げ

2019年8月のマーケット動向と投資戦略

本日の注目イベント&経済指標

  • 日臨時国会召集(-5日)
  • 中国7月財新製造業PMI  
  • トルコ7月製造業PMI
  • 英7月製造業PMI
  • BOE・政策金利・カーニー総裁会見 
  • インフレーション・レポート(英中銀インフレレポート) 
  • 米7月チャレンジャー人員削減数
  • 米失業保険申請件数
  • 米7月ISM製造業景況指数 
  • 米6月建設支出

FOMC

今日はFOMCから。

  • 2019年7月31日、FRBはFOMCでFFレートの誘導目標を0.25%引き下げ、2.00-2.25%にすることを決定。利下げは10年半ぶり。声明文では「景気拡大を維持するため適切に行動する」との文言が残り、以降のFOMCでも追加緩和を実施する可能性を示唆した。ただし、今回の利下げはカンザスシティー連銀総裁とボストン連銀総裁が反対した。声明文では、利下げの理由を「海外経済の動向とインフレ圧力の停滞」とした。また、利下げに加えてバランスシート縮小終了も決定された。従来は9月末に終了する予定だった。
  • 2019年7月31日、FOMC後の会見でパウエルFRB議長は、今回の利下げは世界経済の減速や貿易摩擦の不確実性からくる下方リスクに対応する措置とし、中期的な金融政策の調整であり、長期的な利下げ局面の始まりではないと述べた。雇用など米景気の見通しは望ましい状況と評価する一方、物価上昇圧力が弱まっていることを指摘した。

ってことでした。筆者は日足で10日移動平均線割れなら仕掛けるって書いてて、様子見で粘ってるのも書いてましたが、31日はFOMC控えて10日移動平均線抜きから割れましたのでトレードはその通り行いました。NYダウ27200ドルの売り。ずっと前から同じこと書いてましたので、そのトレードしてるだろうって感じだと思いますが、声明文出てきた時点で0.25%の利下げで、これは先週だったかな?先々週?の0.50%利下げの火消しの動きはブログで書いてて、0.25%確実って書いててその通りでしたが、「景気拡大を維持するため適切に行動する」って文言が残ったことで利下げ示唆してましたが、声明文出てからのマーケットの反応が鈍すぎでした。一方で、バランスシート縮小終了前倒し入れてきたので、これで勝負あったなぁと思って、そこで売りで入りました。バランスシート縮小で折れましたから、これまで継続的利下げは慎重姿勢でしたので、会見でその方向丸出しになって材料出尽くしの流れだなぁと思って。

って、そんな筆者のトレードはどうでもいいんですけど、チャート的には結構微妙で、NYダウは日足ではボリンジャーバンド-2σで綺麗に下ヒゲ。筆者が注目してて、ここ割って欲しいって書いてた18年10月高値は一旦割ってるものの終値は抜いてない所です。売りで入った筆者としては、ここはどうしても抜いてもらわないと具合悪い所です。今後抜いて欲しいけど・・・。利下げ示唆してますし、0.25%で予防的でもあったため、相場保つなって見方にもなって、このトレードは取れる気があまりしてないんですけどね。今回筆者はナスダックも同時に仕掛けたんです。本命はナスダックなのは書いてた通りなので、出尽くしは確信持てたので一旦NYダウと同時に仕掛けて、同じポジション持つのもイヤだし、下ヒゲつくのはわかりましたから、引け際どっちか外そと思って、ナスダックの方がモメンタムがショボかったのでナスダックを早々に利確しました。ナスダックはボリンジャーバンド-1σ抜けもダメだなって所でしたし。

今後は経済指標いいの出てきたら下がるだろうなとは思います。あと「インフレ圧力の停滞」を理由にしてますが、物価上がったら終わりですけどね。利下げもQEもできませんし。

と、話が逸れましたが、NYダウは短期トレンドは10日移動平均線がよく効きますので、今後のチャート次第ですが、筆者は10日移動平均線抜かれたらヘッジで様子見です。いってこいなら早々に外すと思います。一方、途転などで買いに転じるってのはないです。買い中心に考えるのはQEの時だけと思ってます。相場保つと思ってますので、オシレーター系指標だったり、下値切り上げ型になれば逆張りは効きそうですが、バフェット指標(バフェット指数)やCAPEレシオ(シラーPER)も割高な水準では、売り仕掛け時しか見ないです。チャート的に今回その時がきたのでそうしただけって感じです。

景気はよくならないです。「おそらく」ですが・・・。世界の貿易量が下がりまくってるのに景気がよくなる意味がわからないです。米中問題楽観的に見る向きもありますが全く楽観的に見るもんじゃないです。ブロック経済の流れは明らかですし。株価上がってるのは緩和してるからで、相場保たせてるだけ、バブらせてるだけで実態を反映する矢先に利下げ転換ですので、警戒しない方がおかしいと思ってます。QEは相場下がらないとやらないので、買い中心で考えるのはその時しかない、ってのが筆者の大まかな見方です。

いや、景気後退してない時の利下げは上がる傾向ありますから今回取れる気もしてないんですけどね。この先、上昇トレンド続くなら筆者の見方では取れないですが、短期トレンドの転換は売りで入るって単純なトレードしただけって感じです。

さて、他にもいろいろあって、

  • 2019年7月31日、米中閣僚級貿易協議で、農産品やファーウェイ問題について協議したが大きな進展はなかったとみられる。次回は9月に米国で開かれる予定となっている。
  • 2019年7月31日、日本の3メガバンクの投資信託の販売が苦戦。4-6月期の決算で販売不振が目立つ。
  • 2019年7月31日、主要証券19社の4-6月期の決算で16社が最終損益が減益または赤字となった。個人への依存度が強い中堅中小証券では大幅な減益や赤字となっている。個人向けの不振が深刻化している。
  • 2019年7月31日、4-6月期ユーロ圏域内実質GDPは前期比0.2%増。年率0.8%で1-3月期の1.8%から減速した。貿易縮小やブレグジットの先行き不透明感などからドイツの減速が目立つ。
  • 2019年7月31日、ドイツ連邦憲法裁判所がECBの量的緩和政策が違憲かの審査を開始する。財政ファイナンスにあたるかが最大の焦点。ECBは量的緩和政策の再開に向けた準備段階にあるため、金融政策に影響する可能性があるとFTが報じた。

米中協議は観光してきただけっぽいことになってて、ドイツ連邦憲法裁判所は今後注目ですし、あまりいいニュースなくて、こういうの続きやすいですから警戒なのと、あとは何だったかな・・・今日いっぱい他のことも書こうと思ってたのですが忘れた。眠いし暑いし、なんか35度とか当たり前みたいなことになってません?最近。8月入ったばっかで夏これからなんですけど・・・。セミうるさいし。こんな暑いのにセミもよく鳴きますね。血圧上がらないのかなぁ。熱中症とかないの?セミって。メスを呼ぶために鳴いてるんでしょ?メス早く行ってやって欲しい。暑いのに大変だから。やることやるために鳴いてるんでしょうけど、いざメスがオスの所に行った時に「オス熱っ!」ってなんないのかな。逆に燃えるとかあるんですかね。って、話がおかしな方向になってきたので、今日はこの辺で。

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