本日の注目イベント&経済指標
- 日8月消費者物価指数(CPI) ※
- ラグビーワールドカップ開幕
- 独8月生産者物価指数(PPI)
- ユーロ圏9月消費者信頼感
- 国連の気候変動に関する政府間パネル総会
概況
「暑さ寒さも彼岸まで」ってよく言いますが、だいたいジャストでそうなりますね。ふむふむ。鬼暑の夏が終わる感じで清々してますが、気温下がってくるとぐっすり眠れて、夏どれだけ睡眠の質が悪かったのか、いつも痛感します。
19日は、
- 2019年9月19日、日本銀行は日銀金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定。公表文では、2%の物価安定目標の達成に向けたモメンタムが損なわれるおそれに「より注意が必要な情勢になりつつある」との文言を追加した。また、次回会合で経済・物価動向を改めて点検していくとした。会合後の記者会見で黒田日銀総裁は、必要があれば追加緩和に踏み切る姿勢を強調した。海外経済の減速が続いており、リスクが従来より高まっているということから、次回の決定会合ではより注意深く検討する必要があると述べた。追加緩和を検討する場合、長短金利操作を柱とする現行の金融政策の枠組みについて大きな変更が必要だとは思っていないとし、マイナス金利をさらに引き下げる深掘りについては従来から示している4つのオプションに入っている、と述べた。
- 2019年9月19日、BOEが政策金利据え置きを決定(年0.75%)。声明では、ブレグジットの不透明感がさらに長引けば、需要が抑制されて供給過剰が進み国内の物価上昇圧力が徐々に低下していくとの見通しを示した。合意なき離脱になった場合、ポンド安によるインフレ加速と景気悪化が起きるとして、政策対応は緩和と引き締めの両方があり得ると改めて明記した。ただ、円滑な離脱が実現し中長期的に需要超過に転じれば、インフレ抑制のために緩やかかつ限定的な利上げが必要になるともした。
- 2019年9月19日、ユンケル欧州委員長が、インタビューで「英国とRUは合意できると思う」と述べた。ただ、合意達成の可能性が50%以上あるかどうかは「わからない」とも述べた。合意なき離脱になれば双方とも壊滅的な結果になるとし、回避に向けて全力を尽くすとした。
- 2019年9月19日、ニューヨーク連邦準備銀行が3日連続となる短期金融市場への資金供給を実施した。金額は750億ドル。
ってことで、昨日の注目は日銀でしたが「円安進んだので何もやらんでいいだろうって所」って書いててそうなって、文言追加した形。相場もそんなに動いてないので別に何もないですが、そもそも人口減少の国の経済が発展するってことはないし、おじいちゃんおばあちゃんばっかの人口動態ですから金融政策だけでどうこうってのは違うので、日銀ばっかどうこういうのは違うと思いますが。
あと、引き続きNY連銀が資金供給実施。昨日ちょっと書いて、量的緩和再開も見てるなぁって書いてましたが、民間銀行が超過準備増やすって観測も出てきてますね。
んで、米中の次官級協議が始まってます。10月上旬の閣僚級協議に向けての地ならしですが、閣僚級協議が一旦注目で米中ともに歩み寄り姿勢になってますが、これが進展するか、また対立するかって所だと思います。
ビットコイン
さて、今週あまり書いてないテクニカル分析ですが、諸々トレンド転換ないので特に何もなくて様子見。強いて言えばビットコインかなぁと思います。
保ち合い長引くって書いててそうなって、それも収束してきたって書いてましたがそろそろかもって所です。チャート見たら一発ですが、モロ収束してきてます。今は完全にトレンドレスで、MACDもゼロラインベタづけ。このままベッタリ横ばい続くかもですが、監視は怠らないようにしたいです。戦略に変更はなくて、保ち合いを上にブレイクアウトしたらヘッジ外して、下ならヘッジかけたまま様子見です。上にブレイクアウトしたものの、いってこいで保ち合いに戻ってきたら再度ヘッジ。ビットコインはもう3倍は取ってますしね、慎重にいきましょう。
一応普通のテクニカル分析を書いておくと、保ち合いはそれまでのトレンドを継続しやすいので、通常は上に抜けやすいです。一方で、下に抜けた場合は、それまでのトレンドも終わる可能性が高まります。ただ、どちらに抜けてもいってこいでだましのパターンあります。筆者は下は攻めんでいいと思ってるので、下に抜けた場合はヘッジかけたまま様子見で、下降トレンドが発生したら利益確定でOKかなぁと思ってます。