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長期金利の動向

2016年9月のマーケット動向と投資戦略

おはようございます。
突然の雨に降られて、突然ダッシュしなければならない日がありますが、もう全然走れなくなってます。めっちゃ遅い。体が重い。雨ごときでダッシュしない人生にする!と腹をくくるか、なにか運動を始める選択肢になりますが、とりあえずウォーキング始めました筆者です。

昨日は押しで買いでよかったですね。時間的に米国の討論会を材料に使われた印象ですが、権利付き最終日の配当取りと相まって取りやすい相場つきでした。ただ、29日はモンテパスキのストレステストですし、ドイツ銀行経営不安問題も出てますから、今後は欧州銀行の動向に要注目だと思います。

さて、まずは米国のお話。討論会の結果、クリントン氏が優勢って見方が大勢で米国株式市場は昨日堅調でした。ただ、世論調査を材料視してますが、調査対象が民主党支持派が多いものが多いのであまりアテにならないなって印象です。討論会はまだあと2回ありますから、また注意して見ておかなくちゃならないですね。米国株式市場は、筆者は戻り売りの展開になるんじゃないかなと思ってます。ナスダックは高値更新してますが、NYダウとS&P500は、戻り売りじゃないかなぁって今の所思ってます。利上げ後退で長期金利も低下、クリントン氏も優勢ってことで高値更新も全然あり得るんですが、昨日書いた通り、大統領選1カ月前で、支持率も大差ない時に積極的に買いが入るとは思えませんので、戻り売りがもたつくか、どちらかじゃないかなぁと思ってます。また、米国の住宅関連の指標も弱ってきてる印象ですし、欧州銀行問題もありますしね。

日本に関しては、今長期金利が気になる所ですね。長期金利が上がれば日銀が国債買うんでしょうけど、下がった場合はどうするの?ってことで、今債券市場は試しにかかってます。日本の長期金利は、姉妹サイトの「株式マーケットデータ」の「日10年債利回り」の欄がそれにあたるので、動向を見てもらいたいですが、昨日で「-0.080」と下を試しに入ってる状態です。これがどうおさまるのか、近々の注目点だと思います。

ただ、日本の長期金利がおさまってきたら、筆者はいずれヘリコプターマネーが意識される展開になるように思います。9月の日銀の政策転換は筆者はとても重要な転換だと思ってまして、日銀が長期金利をうまくコントロールできるのであれば、長期金利にキャップがかかったことを意味しますので、今後、政府が国債をいくら発行しても長期金利が上がらないことになります。ヘリマネの下準備は出来てると思いますし、思い返してみたら黒田氏が異次元緩和に打って出た時から金利を操作する方向だったんじゃないかなって思えます。マイナス金利導入時期やバーナンキ氏を呼び寄せた時期、前々から金利操作して今度遠回しにヘリマネするための準備整えてたようにも思えます。ま、憶測ですけどね。ってことで、筆者は今後は基本的に売りで入る戦略は立てたくないなぁと思ってます。欧州銀行問題やトランプ氏のリスクで急落ってことになれば入ってもいいんですが、日銀のこの政策では下はそこまで見れない印象だと思います。むしろ、どこで押し目買いするかって方向なんじゃないかなって今思ってます。大局はそんな感じで見てます。

近々の投資戦略としては、29日にモンテパスキのストレステストあるので持ち越し厳禁。大統領選までは乱高下しやすそうなので短期以外やらない。できれば急落きてほしい。日経に関しては16500円あたりが居心地良さそうな印象。このあたりで買ってもあまり儲からない、そんな印象です。ただ、移動平均線の13週線と26週線のゴールデンクロスは気になります。上行くのかな?

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