本日の注目イベント&経済指標
- トルコ6月鉱工業生産
- ユーロ圏6月貿易収支
- 米7月住宅着工件数 ※
- 米7月建設許可件数
- 米8月ミシガン大学消費者信頼感指数
長期金利と短期金利
15日は、
- 2019年8月15日、中国関税税則委員会が対中関税第4弾について、必要な対抗措置を取らざるをえないとする声明を発表。トランプ政権は一部商品の課税先送りを発表したが、中国は対抗措置を取る方針に変わりがない点を強調した。
- 2019年8月15日、ECB政策委員会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁が9月の定例理事会で量的緩和を含む大規模な景気刺激策を打ち出す必要性があるとインタビューで強調した。
の材料で金利低下の流れ。一時的にまた米国の2年債と10年債の利回り差が逆転して逆イールドも発生してました。言っても14日は0.01%で粘りましたし、15日は0.03%。まぁちょろっと逆イールド出たぐらいでどうこうでもないし、すぐどうこうってことでもないですが、昨日はめちゃくちゃアクセス多くて注目されてて、筆者はアクセス数に踊らされますので今日もチャートを載せておきます。
まず米10年債利回り。
長期金利は米10年債利回りを指標としていますので長期金利ってことです。これは書いてた通りの流れです。直近の保ち合いはトレンド休止の形なので、通常は保ち合いを下抜ける可能性が高いってことでその形が出ただけで、当ブログを読まれてる方はそのままだなって展開だったと思います。ちなみに、下抜けたつってもトレンドラインの引き直しになる可能性もまだありますが。
他方、この下抜けがいってこいになって保ち合い水準に戻れば下抜けの否定形になりますので、逆に上抜けしやすくなりますし、それでトレンド転換にもなりやすいのでしばらくウォッチだと思います。しっかりした下降トレンドでここまで来ましたので、トレンド転換する際は、しっかりしたチャートパターン作ってくれると思いますが、はてさて。
米2年債利回りも昨日に引き続き載せておきますが、こちらも似たようなもんです。ちなみに、こちらは短期金利ってことです。
さて、普通は短期金利より長期金利の方が高いのですが、それが14日、15日と一時的に逆転したつってわぁわぁなってる感じです。
ちなみに、英国(イギリス)は引き続き逆イールド出てます。英国債利回りの推移と利回り差は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」を参照してください。米国債利回りもドイツ国債利回りも日本国債利回りも載せてますので普段からご利用いただければと思います。
NYダウ
さて、NYダウですは日足で先週からの保ち合い水準ですね。この保ち合いを下抜けるか上抜けるかで見るのがいいってのは書いてた通りで、これは通常保ち合いを下抜けるパターンです。ただ、昨日書いてた通り、200日移動平均線水準ですし、PKOだったりトランプ氏やFRBの対策は気を付けてみておいた方がいいし(売りポジションは)、この保ち合いを上抜けた場合は下値切り上げ型で上行きやすくなるので、両面で見ておく必要がある所です。
紹介してるポジション的には何もしてません。保ち合いの上抜けか下抜けかが大事ですので様子見でした。14日の下落に対して反発弱すぎってのはありますが、保ち合い水準の中でのことですのでどうでもいいっちゃどうでもいいです。
ドル円
さてさて、ドル円。
トレードから先に書くと、106円で一旦ヘッジ入れました。106円挟んでもたもたしてたでしょ?うっとーしぃなぁと思いながらもヘッジ入れて様子見してて、5日移動平均線キープかなぁって感じだったので、上記のチャートの通常のトレンドライン(黄色の線)で5日移動平均線キープしそうってことで、微妙に入れてる方に分があるかなって感じでそのままにしました。ちょうどいい所でもたもたしますね。価格って。
ちなみに、日足で5日移動平均線と10日移動平均線がゴールデンクロスしかかってますが、下落になってゴールデンクロスせずに5日移動平均線が下向きになれば短期的に下降トレンド継続です。ただ、保ち合いだったらそのシグナルは通用しないと思いますが。
追記
ドルインデックスが98乗ってきましたね。確定値じゃないですけど。98あたりから叩かれやすくなる傾向があるので注意が必要です。ドルインデックスの推移は姉妹サイト「株式マーケットデータ」の「ドルインデックス(ドル指数) 」のページで確認できますのでご利用ください。