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イエレンFRB議長の議会証言

2017年7月のマーケット動向と投資戦略

img_k039本日の重要イベント&経済指標

  • イエレンFRB議長議会証言(12-13日)
  • 中国貿易収支
  • 失業保険申請件数
  • 生産者物価指数(PPI)

img_k039本日のチェックポイント!

色々
昨日は、21時30分からのイエレンFRB議長の議会証言が注目でした。昨今ブログで書いてる通り、ドル円の動向を見ていて、筆者は日足でトレードしている分のドル円の買い(ASKの方です)は、114.20円でヘッジをかけており、さてさてって感じでしたが大きく下落する展開となりました。
あ、そうそう、何度かブログで書いてると思いますが、筆者は日足でトレードしている分でもヘッジをかける場合は時間足でタイミングをはかることが多いです。もしくは、利益をいくら確保したいとか、価格の水準で考える場合や、まぁうーん・・・ケースバイケースですが、時間足使うことが比較的多いです。理由は日足で判断するより、当然シグナルが早く出てくれる点とテクニカルが比較的通用しやすいからです。テクニカルが通用しにくい相場になったら基準にする足を適宜変えるので一概に言えないんですけど。さて、そんなトレードですが、筆者は日足の分はまだヘッジかけたまま放置してます。筆者がブログを書いてる時間ではまだ日足の形は確定してませんのでどうこういえませんが、10日線キープするかしないかの瀬戸際になってます。瀬戸際というか割るだろうなぁって感じに見えますが、はてさて。このままいけば日足ではスパイクハイ系の形の陰線になりそうなので、形としてはよくないと思います。10日線キープしたとしてもそれは同じです。ただ、売りシグナルはまだほとんど出てませんので、とりあえずキープにしてます。ヘッジかけてるので別にどっちでもいいのですが、基本的には利益確定でもよかったと思ってます。ボリンジャーバンドをアテにするならバンドウォークで推移した後に1σ割ってますので、その観点でいうなら利益確定でOKだったと思います。まぁヘッジかけてますので、日足の形確認したいのと、次の一手を見てからでも別にいっかって感じです。

イエレン氏の議会証言では、前回の利上げサイクルの水準まで金利上昇は必要ないとか、バランスシート縮小のタイミングを示唆しなかったことや、インフレが目標を下回ってることを懸念してることなどからハト派寄りで、日米金利差拡大を期待してた感じからすると、ありゃりゃって感じで、利益確定も多かったんじゃないかなと思います。相場つきから途転した方もいるかもしれませんが、筆者は途転はなしだと思ってます。シグナル出たらそれも考えないといけませんし、今後の米国の物価の指標でインフレヤバイって感じなら途転も取れると思いますが、日本が緩和的で米国が引き締め局面なので、取りにくいんじゃないかなぁと思ってます。ただ、「前回の利上げサイクルの水準まで金利上昇は必要ない」って言ってますので、上も限定的かなぁって気がしてます。ふーむ。ドル円もちょっとおもしろくなくなるかもですね。

さて、ドル円の話ばかりでもあれなので、その他ではまずNYダウです。
NYダウは筆者はおもしろいなぁと思ってて、前に書いてた通り日足では天井圏でのフラッグ型。高値は更新したもののブレイクアウトとしてはまだかなぁって形なので、ブレイクアウトするか注目してます。早ければ明日上に確実に抜ければブレイクアウトかなぁって形になってます。筆者は買いはまだ3割残してますので、上にしっかり抜ければ買増し(薄く)、一方で下に抜ける展開がくれば前のように「だまし」でちゃぶつき喰らったらイヤなので、一旦ヘッジで様子を見て、下への勢いが強ければそのまま利益確定にしようと考えています。途転するかどうかはその時のモメンタムなどを見て判断と思ってます。

ナスダックに関しては、手掛けてなかったのであまり見てなかったのですが、短期の買いシグナルが2日前ぐらいに出てて、返してきてますね。今のところ揉み合いには復帰しているように見えますが、チャートが汚いので引き続き筆者は手掛けないかなぁと思います。

S&P500に関しては、これもボリンジャーバンド収束で揉み合い中です。6月高値を上抜ければトレンド出そうな感じもしますが、S&P500はトレンド出てもあまり幅が取れなさそうですし、チャートが結構汚い部類なので、筆者はあまりだと思ってます。

一方、日経平均ですが、揉み合いが長いですね。5月からの傾向では25日線で反発って感じもあり、長く見れば上昇トレンド中って感じもしますが、ボリンジャーバンドが収束してますので揉み合い中が妥当だと思います。基本的に筆者は揉み合いの時は仕掛けませんし、25日線近辺で買いや売りを仕掛けるのはいいトレードとは思ってません。
何度か書いてますが、揉み合いは今後が読めない形です。過去のチャートを見れば、揉み合い期間は容易に判別できますが、今後も揉み合いが続くかどうか今わかるわけないので、揉み合いで仕掛けるのは筆者はあまりよくないと思ってます。また、25日線近辺も仕掛けるタイミングではないと思っています。25日線近辺で株価がもたついてるということは、1カ月の平均線の所に株価があるということで、上にも下にも勝負がついてないということなので、仕掛けない方がいいと思ってます。いや、PERなど水準論でいくなら話は別ですが、海外投資家の売りが収まったとは言え、買い越しがまだ弱いので、今日公表の投資部門別売買状況を見るなどして判断すべきかなぁと思います。上で買う人がいないうちは、大きく下がる局面以外で手を出してもあまり取れないと思いますので需給見ながら判断するのがいいと思ってます。買い上がりがなければ時間もったいないですしね。
まぁただ、投資部門別売買状況は前週分のデータですから、実際のトレードでは上で積極的に買う向きが出てきた時に即座に乗ってみるとか、チャートで揉み合いを脱してトレンドが出た場合に乗るのが妥当だと思います。
一方で、揉み合いは長い方がいいです。長い揉み合いの後のブレイクアウトの動きはトレンド発生の可能性が高まりますので、その場合は仕掛けるタイミングだと思います。

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