本日の注目イベント&経済指標
- 失業率(日本)
- 消費者物価指数(CPI)
- GDP(米国)
- PCEコア
- 米ミシガン大学消費者信頼感指数
本日のチェックポイント!
3月中旬あたりからのNYダウのチャートを書いてますが、charTradeでフラッグ型の解説をしている通りの展開です。
上昇トレンドや下降トレンドでもどちらでも出るパターンで、フラッグ型を挟みながらトレンドが続いていくパターンです。天井圏で出るフラッグ型はトレンドの小休止を意味しますので、上昇トレンドが続いている間は、フラッグ型を上にブレイクアウトするのが典型的な形となります。5月に一旦下にブレイクアウトして、それは「だまし」となりましたが、綺麗な形でのチャートパターンが継続しており、かなり勝ちやすい展開が続いています。
図では、一応緑色でストップロスの位置を記しています。基本的にこのチャートパターンの場合は、フラッグ型が出る度にストップロスの位置を切り上げるのが通常です。すなわち、下のフラッグ型で入れたストップロスの位置を切り上げる時というのは、次に上でフラッグ型が出た時です。ただ、株は急落がつきものですので、利益を確実に得るために、フラッグ型とフラッグ型の合間の上昇トレンド中にトレールに切り替えることも筆者は推奨しています。筆者はフラッグ型の中間あたりにストップロスを入れますが、これは筆者のオリジナルの位置で、基本的にはフラッグ型の下限あたりで入れるのが通常です。フラッグ型の下限を価格が割れば、フラッグ型の意味が否定される形となり、上昇トレンドの終了を示唆するからです。
そして、現在NYダウは綺麗にフラッグ型が続いていますが、ここは別にフラッグ型でなくてもかまわないんです。トレンドの小休止を示すパターンであれば何でもよくて、他の型が出る場合もあります。ペナント型であったり、ただの揉み合いであったりがその例となります。
今後について書いておくと、上昇トレンドが続くのであればこのパターンが続くのが通常です。現在NYダウはフラッグ型を上へブレイクアウトする形となってますが、まだ「だまし」になる可能性が十分あり、NYダウが上昇した一方でナスダックが利確と思いますが下がってますので、要警戒で見ておく必要があると思います。
ドル円に関しては、日足がまだ確定してませんので、なんとも言えませんが、5日線で抑えられている形になりそうなので、円高圧力は強めの展開が続いてると見れます。ただ、円高どこまで押せるか疑問もありますので、もみ合いの展開になるんじゃないかと思ってます。日足はやりにくい展開になりそうにも思いますので、日足にらみで時間足でトレンド出ている方についていくトレードが妥当だと思ってます。
そして、今日は日本の消費者物価指数(CPI)、米国GDP、PCEコアなど、大注目の経済指標もバシバシ出てきますので、今日はプレミアムフライデーですが遊んでる暇はないです。