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GEの不正会計?問題について

2019年10月のマーケット動向と投資戦略

本日の注目イベント&経済指標

  • 日9月マネタリーベース 
  • 日9月消費者態度指数
  • 中国休場 国慶節(-7日)
  • 英9月建設業PMI
  • 米MBA住宅ローン申請指数
  • 米9月ADP雇用統計 

お知らせ

姉妹サイト「株式マーケットデータ」の「ISM製造業景況指数」のページにチャートを追加しました。

ISM製造業景況指数

1日は、

  • 2019年10月1日、9月ISM製造業景況指数は47.8と前月比1.3ポイント低下。10年ぶりの低水準。市場予想は50.1だった。貿易戦争や海外景気の減速を受け、米製造業の景況感が急速に悪化した。
  • 2019年10月1日、トランプ大統領は「パウエルとFRBはドルをすべての他通貨に対してあまりに強くし、製造業は悪影響を被っている」とツイート。ISM製造業景況指数が低水準だったことを受けて、FRBを批判した。
  • 2019年10月1日、ナバロ大統領補佐官が10日から米中閣僚級協議がワシントンで始まると明らかにした。7月以来。会合は2日間開かれる見通し。

ISM製造業でしたね。市場予想50.1でしたし。ISM製造業景況指数と米国株の相関関係は0.7程度あって、相関しないこともありますが相関性高いので反応しやすいです。ISM製造業景況指数は米国株云々だけでなく、輸出企業も多く含んでいるので、米国だけでなくグローバル景気も反映しやすい指標です。

で、これを受けてトランプ氏が即効反応。
くるのかなぁと思ってたら、ツイートしたので筆者は「きたきた」と思ってにやついてました。トランプ氏は製造業上げたい人ですしね。当然反応する。景気減速してて米国だけ一人勝ちってのはないって以前書きましたが、そうなってきてる感じですね。トランプ氏はドルも強いって改めて言ってます。製造業上げたい人ですからドル安にしたいってことで、前にドルインデックスが98あたりは口先介入入りやすいって書きましたが、そんな感じでしたね。でも、ドル下がりにくいですね。米国は相対的に金利いいですし。

そんなこんなで上記のお知らせの通り、ISM製造業景況指数のチャートもあった方がいいなと思ったので「ISM製造業景況指数」のページにを追加しました。よかったらご利用ください。

ってことで相場はまぁまぁの下げになりました。NYダウは10日移動平均線がやっぱよく効きますね。昨日ブログで、10日移動平均線横ばってきたからあんまアテにせん方が・・・とか言わなかったらよかったと思って。笑 おまえが推してる移動平均線じゃねぇか!って話ですしね。ちょっとブレた。まぁでも8月保ち合いの上へのブレイクアウトの否定形も出てませんし、ナスダックも先週から書いてるポイントにも達していませんし、ドル円も押し効いた後保ち合ってる水準でやりにくいですから、筆者はスキャルピング以外やらなかった相場でした。

GE

さて、今日は前にちょっと触れたGEの話します。まぁ別に今日しなくてもいい話ですが、GEの株価チェックしてたので、ついでに。

GEの2013年からのチャートですが、19年8月もストーンときて残念なチャートになってます。8月にGEが不正会計指摘されてて、これは下手したらヤバイので気にしてた方がいいって書いてましたが、その内容について概要を書いてみます。

GEの不正会計問題を指摘したのは、ハリー・マルコポロス氏です。
ハリー・マルコポロス氏は、GEの不正会計はエンロン事件よりヤバイつってます。エンロン事件ってなんだってのは概要しか書いてないですが以下の記事を参考にしてください。

  • SOX法(ソックス法・サーベンスオックスレー法)とは(エンロン事件の解説)

ポイントは簿外損失ですが、ハリー・マルコポロス氏はマドフ事件を告発した人ですので、GEは徹底的にやる可能性が高いです。

で、何がヤバイってことですが、万が一、エグい簿外損失が出てきた場合、社債がクラッシュする可能性があります。社債市場バブってますし、債券システム大丈夫かってことにもなると思います。低金利で社債発行して自社株買いして株価上げてるって流れ続いてますので、横目で意識しておいた方がいいと思います。

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