本日の注目イベント&経済指標
- 日9月消費者物価指数(CPI) ※
- 中国9月小売売上高 ※
- 中国9月鉱工業生産 ※
- 中国7-9月期GDP ※
- カーニーBOE総裁発言 ※
- ユーロ圏8月経常収支
- 米9月景気先行指数
- 対EU報復関税発動予定 ※
概況
17日は、
- 2019年10月17日、英国とEUはブレグジットを巡る修正離脱協定案で合意。焦点の北アイルランド国境問題では、英国がEUの関税同盟に残留する安全策は削除され、20年末までの移行期間が終了すれば、EUの関税同盟から北アイルランドを含めた英全土が離脱する方針が盛り込まれた。ただアイルランド島の国境付近での税関業務を省略できるように北アイルランドに限り関税手続きをEU基準に合わせる方向となった。この離脱案をEU首脳会議で承認する流れとなれば、次は英議会の承認が必要となる。今後の焦点は英議会が新協定案を承認するかどうか。英議会下院は19日に離脱案を審議する見通しだが、ジョンソン政権に閣外協力する北アイルランドの地域政党、民主統一党は支持しない声明を出しており、最大野党・労働党のコービン党首もメイ前首相の離脱案より悪いと反対意見が出ている。19日の英議会で承認されなければ、ジョンソン政権は法律に基づき10月末の離脱延期をEUに申請することになる。
- 2019年10月17日、EU首脳会議で、同日に英国と合意したブレグジットを巡る修正離脱協定案を承認した。
- 2019年10月18日、トランプ政権は、日本時間同日午後1時1分EUから輸入する航空機やワインなどに追加関税を発動する。関税をかける製品の輸入額は年4900億ドルに上る対EU輸入全体の2%程度。
- 2019年10月17日、ドイツ政府は20年の実質GDPを春時点の1.5%から1%に下方修正。19年は0.5%のまま据え置き。アルトマイヤー経済相は「経済危機の恐れはない」としたが、政府の財政出動を求める声が強まっている。
- 2019年10月17日、中国商務省報道官が、米中の貿易協議について「段階的な合意に早く達して追加関税の取り消しで進展があることを希望する」と述べた。トランプ大統領は「第1段階の合意に達した」としたが、中国は「農業などで実質的な進展があった」とだけ繰り返している。合意の詳しい内容は詰まっていないとみられる。
- 2019年10月17日、エルドアン大統領はペンス米副大統領と会談し、シリア北部のトルコ軍の作戦を120時間停止することで合意。トルコ軍が作戦を停止している120時間に米軍はクルド兵の撤退を支援する。
が主な材料。
英政府とEUの合意が大きく、EU首脳会議でも修正離脱協定案が承認されました。
筆者は姉妹サイト「株初心者のための株式投資と相場分析方法」の方で、ここで交渉決裂で延期の流れって書いてましたので、外しました。筆者はオリンピック・パラリンピックのチケット当たってから、予測が結構外れ気味。ジョンソン氏最近ゆるゆるなので、外してしまいました。すみません。といっても、基本は予測でポジション取りませんのであんま関係ないですが、焦点は英議会に移ります。内容は上記で書いてる通りで、承認なければ離脱延期の流れです。ちなみに離脱延期の申請の期限は19日になっています。離脱延期を申請してそれが認められれば31日の離脱は関係なくなりますので、総選挙・国民投票で民意を問う流れ。EU側もそれは見越してると思いますが、それで英国内の民意がしっかりわかるので以後の交渉がやりやすいって所まで見てるかなと思います。とりあえずは英議会が注目です。
ポンドもいってこいでしたし、諸々あまり動いてないので戦略も変わらず色々省きますが、今日は日経平均を。
日経平均株価
現在、12月高値水準あたりです。
あんま大した動きでもありませんが、ボリンジャーバンド+2σのバンドウォークになる可能性がある所です。
ただ、日経平均の場合は、18年10月高値がポイントで、ここから上昇したとしても18年10月高値を抜かずに下落する流れとなれば、日足では三尊天井になる可能性がある所です。
月足で見れば、
60カ月移動平均線をサポートに上昇トレンド中ですが、トレンドの転換は短期から来ますので、日足の三尊天井くささは意識しておいた方がいいと思います。
ですので、ここから上昇する流れとなっても、18年10月高値を抜かずに短期トレンドが転換した所は売りのポイントになると思います。筆者はそこ狙いでいいんじゃないかなと思ってます。RSIが効いてますので、RSIが高水準をつけてチャートで短期トレンドの転換が起こった所は売りかなと思います。一方、今後短期トレンドの転換がなく18年10月高値を抜く展開になれば仕掛けなければいいと思います。
景気のピークはとっくについてますし、米中のミニミニ合意も一旦の貿易戦争激化を回避しただけで長く続きますから高値どんどん攻めていくようなトレードはなしだと思ってます。ただ、緩和もありますので、上で売りで入るか下で拾うかだけだと思ってます。だから、日足以上のトレードは逆張り中心かなと思ってます。逆張りもいつも通り、短期トレンドの転換を見てから仕掛ければそんなにミスらないし、損切りラインも明確になってトレードしやすいので、それでいいんじゃないかなと思ってます。環境変わらない限りはその方向で考えてて、筆者は「上で売りで入る」ってので今の所は絞ってます。