PR

FRBバランスシート拡大と米中部分合意

2019年10月のマーケット動向と投資戦略

本日の注目イベント&経済指標

  • 日8月第3次産業活動指数
  • 日8月鉱工業生産指数・確報値
  • 日8月設備稼働率
  • 黒田日銀総裁発言(日銀支店長会議) 
  • 豪準備銀行金融政策会合議事要旨
  • 中国9月生産者物価指数
  • 中国9月消費者物価指数 
  • トルコ7月失業率
  • 英9月失業保険申請件数
  • 英9月失業率ZEW景況感調査
  • EU総務理事会
  • 米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
  • IMF世界経済見通し 

台風19号

台風19号の影響が徐々に報道されてますが、まだ把握されていない所もたくさんありそうなので、天気だけでも晴れてくれたらいいんですけど・・・。

お知らせ

13日に、姉妹サイト「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のトップページの

  • 直近のテクニカル分析(PC版のみ)
  • 今週の注目イベント&経済指標

を更新しました。先週末の米中貿易協議の部分合意やFRBのバランスシート拡大、ブレグジットなど諸々いっぱい書きましたので、よかったら読んでください。

米中部分合意とFRBのバランスシート拡大

先週末と14日の主な材料は以下です。

  • 2019年10月11日、米中両政府は閣僚級貿易協議で農産品や為替など特定分野で部分的に合意した。中国が米農産品の輸入を400億-500億ドル増やすほか、通貨政策の透明性を高める。金融市場を開放したり、技術移転の強要をなくしたりする施策も含めたとしている。これに対しトランプ政権は15日予定の中国製品への制裁関税引き上げ先送りを表明。一団の貿易戦争激化は回避された。トランプ氏はこれを「重大な第1段階の合意に達した」と述べ、「第2段階をすぐ始める」とも述べた。比較的歩み寄りやすい分野に限って部分合意し、中国の過剰な産業補助金や国有企業の優遇など解決が難しい問題は先送りした。一方、トランプ政権が12月15日に予定している対中関税第4弾のうち、スマホやノートPCなど計1600億ドル分に15%の関税を上乗せすることに関しては先送りせずに今後検討するとした。
  • 2019年10月11日、FRBが短期金融市場の安定に向け資産購入を再開すると発表。15日から短期国債を月600億ドル購入するとしている。少なくとも20年4-6月期まで継続し、バランスシートの再拡大に踏み切る。単純計算で資産量は20年春時点で4兆2000億-4兆3000億ドル規模になる。FRBが債券を購入すれば市場に出回る資金量が増えるため、金利には下落圧力がかかる。また、NY連銀も9月から行っている短期金融市場への臨時の資金供給を少なくとも20年1月まで維持すると発表した。
  • 2019年10月14日、ブルームバーグが「中国は米中の合意文書にサインする前に一段の協議を望んでいる」と報じた。12月予定の対中追加関税の発動停止を求めているとしている。
  • 2019年10月14日、中国9月新車販売台数は前年同月比5.2%減の227万台だった。前年実績を15カ月連続で下回った。貿易戦争長期化と景気減速が影響している。
  • 2019年10月14日、トランプ大統領が「トルコに対する大規模制裁が近づいている」とツイート。
  • 2019年10月14日、WTOは臨時会合を開き、仏航空機大手エアバスへの補助金を巡る通商紛争で米国が年75億ドル相当のEUからの輸入品に報復関税を課すことを正式承認。米国は18日にも報復関税を発動する見通し。米欧の関税のかけ合いによる貿易摩擦が一段と激しくなる恐れがある。

日曜日に上記の更新の欄でたいがい書きましたので、もういいかなぁと思いますが、もうちょっと付け加えながら書いてみます。
トランプ氏もペンス氏も部分合意しないつってましたけど部分合意。筆者はミニミニ合意って書きましたが、米中問題は何十年単位ですし、景気見てしょーもない合意しただけで、中国は構造問題折れるわけないので、今後も吹っ掛けてミニミニ合意しての繰り返しかなと思ってます。

筆者は先週末、部分合意もないって思いました。部分合意するだろうって書いてましたが、パウエルFRB議長が近日中に資金供給策公表するつって、短期国債購入を検討してるって。米中の様子見るなぁと思って、米中交渉次第で対応変えるんだろうなぁって勘繰ってました。部分合意なしの方向も大分見てる、交渉決裂あるなって。それもよぎってました。

で、結果は・・・思いっきり外しました。ブログで紹介してたナスダックのトレードは明らかにやらかしました。上記の更新の欄で書きましたが、2.5%ぐらいやられました。2%だったかな、腹立って忘れたんですけど、そんぐらいでした。

予想外すわ、テクニカル通りにやらんかったトレードはあほみたいだったわで、みっともないトレードをしてしまいました。大した損切りでもないのでどうでもいいんですが、ただただ情けなかったです。すみません。しょーもないトレード紹介してしまって。

部分合意は一旦貿易摩擦激化回避。長い米中問題の中のしょーもない部分合意なだけで見てますが、他方、FRBは今回は短期国債購入だけで、これは景気刺激の効果は限定的、短期金利抑える狙い。月600億ドルでしたね。市場は100億ドルぐらいで見てたと思いますが。バランスシート縮小から拡大へ、また戻す。つまり前に当ブログで書いてたSOMAの拡大です。短期金利が急上昇した9月中旬からNY連銀が資金供給してますので、拡大はもうしてますが。

今回FRBは長期国債買ってないのでQEじゃないつってますけど、実質QEです。今後短期国債を長期国債に切り替える方法もありますし、景気悪化したり株価下がったりすれば長期国債買うってのも残ってる所です。緩和カードはある状態です。これが出てきたので、筆者は売りは一旦持ってたくないと思って上記のように即損切りしました。

でも、うーん。
戦略は今の所変えなくていいかなぁと思ってます。
上を積極的に買うってことでもないので、織り込んだ後は保ち合いって見てます。おそらく押せば買いになると思いますが上もしんどい。ミニミニ合意どうでもいいので、株価上昇した後の短期トレンドの転換は売りで入るってのは変えんでいいなぁって思ってます。買い基準で考えるのはFRBが上記緩和カード切ってきた時と思ってます。

でも難しい。ウォーレン氏も優勢になってますしね。
ふーむ。本当は株やらんでいいと思ってます。やるなら薄くって。でも筆者はやりますけど。トレードは継続的にやります。少々損切りかましても継続的にやるんです。

”アメリ”って映画がありますが、あの映画の中のセリフが筆者は気に入ってまして、それを理由に継続的にやるんです。

「チャンスは待ってる時間は長いけど、たちまち来て、たちまち過ぎ去る、だからチャンスが来たらすぐ飛び込まなければならない」

ってのがあるんです。
トレードどうこうではなく人生全部当てはまるなぁと思ってますが、これを出来るだけ意識してます。って、意識しててもチャンス逃しますけど。
「あ!今のチャンスだった。待ってたのに気づかんかった・・・」ってことが多いです。チャンスが来た一瞬で判断できなかったっていう。それでチャンスを逃すってことが多いですが、トレンドの初動を捉えるのもちょっとそれに似てる部分があって、継続的にやっておかないと一瞬の判断ができないし、そもそも見逃しやすいってのがあってイヤなんです。だから、少々喰らっても継続的にトレードはやることにしてます。って、休むのも相場ですから、休んだ方がキレ味良くなったりするんでしょうけど。

そんな感じで、何書いてるのかわからなくなってきましたので今日はこの辺で終わりますが、ラグビーW杯のスコットランド戦はすごい試合でしたね。すごい攻防だった。もう一度観たい試合だと思いました。

タイトルとURLをコピーしました