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トランプ政権運営不安でNY市場大幅下落。投資戦略は?

2017年5月のマーケット動向と投資戦略

昨日のブログで、筆者は日経平均の上で買った分は手仕舞いますって書いて、タイミングいいブログになったなぁと思いましたが、昨日は当ブログのアクセスがイマイチだったんです。あれ、と思って・・・。ブログ始めてから買い時と逃げ時でミスったことあまり書いてないと思うので、昨日アクセス減ってたのは残念でしたが、今日はたぶん多いかな?相場かなり動いてるので、今日もしっかり書きますね。めちゃ書きますよ!

さて、相場です。

img_k039本日の重要イベント&経済指標

  • 1-3月日本GDP
  • 米失業保険申請件数
  • フィラデルフィア連銀景況指数

img_k039本日のチェックポイント!

NY大幅下落を受けた投資戦略

昨日はトランプ政権のロシアとの不透明な関係への疑惑から政権運営不安が高まり、リスクオフの動きが大きく出ました。弾劾の懸念って話も出てますし。Fedウォッチの6月利上げ予想も70%割ってきてます。

NYダウは、先月後半か今月上旬に筆者がブログで指摘していた高値圏でのフラッグ型をとうとう下へブレイクアウトした形となっています。

筆者、今日は時間的にキツイので、新しくチャートは書かず、これまで使ってきたチャート図を流用します。一緒ですから問題ないです。

NYダウは昨日、高値圏でのフラッグ型を緑線の方向に下にブレイクアウトしました。

おさらいで書いておくと、高値圏でのフラッグ型は通常であれば上へブレイクアウトするのが基本です。フラッグ型はトレンドの小休止を意味する形ですので、下にブレイクアウトしたということは、それが「だまし」となったことを示しています。「だまし」は悪いように言われることもありますが、筆者は信頼度の高いシグナルとして、むしろいいように捉えています。まぁこの辺の話は前々から何度もブログで書いてますので驚くことでもないと思いますが、早い話、筆者はNYダウに関しては、昨日途転売りです。試し売り程度ですけどね。筆者は昨日がNYダウの一旦売りシグナルと捉えています。NYダウは安値引けですし、まだ明日も下にいく可能性が高いと見れます。

ただ、前々から下にブレイクアウトして「だまし」になっても、それ自体が「だまし」になるってパターンもブログで書いてます。

その話については「NYダウとドル円のテクニカル分析」で前にブログで書いてますのでよかったら読んでみてください。あと、この高値圏でのフラッグ型の話は「フラッグ型のまとめ(NYダウのテクニカル分析)」で書いてますのでよかったらどうぞ。

上記のページで詳しく書いてますが、朝からダラダラ読んでる時間もないと思いますので、要点だけサラッと書きます。
筆者は昨日、NYダウを途転売りで仕掛けてますが、これは「だまし」になった場合は売ってやられ買ってやられで、ちゃぶつきになる可能性があるので、ストップロスしっかり入れてトレードしてる方以外は慌ててどうこうしない方がいいと思ってます。トレンド発生を確認してから動いても遅くないですしね。一応、単純なテクニカル分析で言うと、フラッグ型の下へのブレイクアウトは相場転換を示唆する形で、下降トレンド入りすると見るのが一般的です。ゆえに、日本株に関しても、筆者は買いポジションを持っておられる方は損切ってでも一旦逃げる所だと考えています。このNYダウのフラッグ型の下へのブレイクアウトが「だまし」になった場合は相場は反転するのですが、今それを期待するのは間違いで、それは「だまし」が確定してから考えることです。

さて、昨日NYダウはフラッグ型を下へブレイクアウトしたわけですが、この下へのブレイクアウトが今後反転して「だまし」になったと確定できる条件を示しておきます。前にブログで書いてますけど、おさらいです。

完全に確定と判断できるのは、一昨日までNYダウが形成していたフラッグ型のレジスタンスライン(上限ライン)に株価が戻ってきた時です。上と同じ図ですが、下の図で言うと上側の黄色の線です。

ゆえに、昨日NYダウで途転売りをした方は、ストップロスをフラッグ型のレジスタンスラインあたりに入れておくのが基本戦略です。ただ、筆者は個人的な考えで、フラッグ型のレジスタンスラインとサポートライン(下限ライン)の中間あたりに株価が戻ってきたら「だまし」と確定しますので、ストップロスは、20850ドルで入れてます。20850ドルがフラッグ型の中間か見方は違うと思いますが、パッと目視でその辺かなと思いましたのでちょっとアバウトですがそこで入れてます。

って、ちょっと色々書き過ぎてわかりにくいかもしれませんので簡単に言うと、テクニカル分析的に今後の下降トレンド入りを示唆する形が昨日NYダウで出たって感じです。だから、日本株も逃げた方がいいと思ってるって感じです。昨日の動きが「だまし」だったら、その時また買い向かえばいいので、一旦逃げるのがいいと思ってます。

まぁ、昨日の下落の要因がトランプ政権運営の不透明感で筆者はどれほど深刻かよくわかりませんが、どんな理由であろうが価格の動きが全てですので、価格が下降トレンド入りを示唆していますので、買いポジションは単純に逃げた方がいいと思ってます。まぁこのトランプ氏の問題がどう転ぶかわかりませんけど、弾劾とかなったら前提が全部崩れますし、とにかくNYは高い位置で推移してましたので、逃げ遅れは厳禁だと思います。悪材料が今後続いた場合は取返しつかないかもしれませんしね。

一方、じゃあ日本株も途転売りかと言われれば、筆者はどうかなって思ってます。昨今の決算で日経平均のEPSが上昇し、PERが14倍台前半になってます。東芝を抜いたら、EPSはもうちょっと上昇してPERは下がりそうですので、ここから途転売りは筆者はキツイかなぁと思ってます。PER13倍台あたりで売りを仕掛けるのはたぶんキツイ、いや、まぁドル円は円高に転じてますし今後どこで止まるかわからないしで、今途転売りをするより、下降トレンド入り濃厚となれば戻り売りで戦略も立てれますので、売りは仕掛けず一旦様子見だと思います。あ、でも試し売りぐらいは筆者は入れるかもしれんです。適宜相場見て判断します。

ただ、これまで買いポジションを仕込んでいた方は、一旦逃げる所だと思います。日経平均は昨今、年初来高値を窓(ギャップ)で抜いてきてギャップを埋めずに高値で推移しており強い形を示していましたが、その形が今日下向きのギャップで崩れると思いますので、どう見ても一旦逃げる所だと思ってます。その辺の話も「高値抜け後の揉み合い」で、事前にブログで書いてますので、当ブログを読まれている方は冷静な対応ができるんじゃないかなと思ってます。

えっと、もう少し言わせてもらうと、損切りを伴うポジションを持っておられる方は、損切りはためらわない方がいいです。バリューのきいた投資をしている方で、バリューを確信している場合は筆者は言うことはないんですが、損切りは引き延ばしちゃダメだと考えています。下手なトレーダーがやることですので、とにかく毎回ストップロスを確実に入れる投資をして、ストップロスはイジらない投資を心掛けてもらいたいと思ってます。今後、下降トレンド入りしなくて、損切らなければよかったってパターンも十分考えられますが、NYダウが高値圏で推移していたものが崩れたかもって形が出ている時に、損切ってでも逃げないような投資は筆者はどうかと思ってます。まぁ、大局で見ておられる方は、確実に下降トレンド入りを確認してからって感じもあると思いますが。

さて、筆者は昨日FXのやり過ぎで疲れちゃったので、一旦トレード休むって書いてましたが、昨日の動きは乗らないわけにはいかなかったので、またガンガンやっちゃいました。果てた・・・。トレンド出っぱなしでわかりやすかったので、FXやっておられる方はサンキュー相場だったと思います。負けようがない相場でしたね。

ってことで、昨今ブログで紹介してて今後当サイトで展開していくとしている「トレード手法」ですが、そんなこんなで記事は全然書けてませんでした。ただ、結構方向性が決まってきて、「トレード手法①」のページで、どんな感じの記事書くのか項目だけは上げておきました。

って、項目多すぎてビビるでしょ?笑 今筆者の頭にあるものだけ上げた段階ですので、思い出すものがあれば今後さらに増えると思います。まぁでもご安心ください。項目多いですが、いざという時ピンポイントで探せるように小分けにしてるだけなんです。各記事のポイントとなる内容の数はしれてるので、各記事2,3分で読めるようにしようと思ってます・・・ふーむ。わからんですけどね。長い記事もあるかも・・・。まぁ完成したらお知らせしますのでお楽しみに。

あ、そうそう、「トレード手法①」でチラホラとリンクついてるものがありますが、これは関係ないです。当サイトは文字に反応して自動的に解説記事のリンクを貼る設定にしてますのでその関係です。無視してください。解説記事を見たい場合は、見てもらっても全然大丈夫ですけどね。

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