ゴールデンウィーク中なので、昨日は当ブログのアクセス数減るかなぁと思いましたが、全く減らずにしっかり読んでくれてたみたいなので、投資家の方は「休む気なし」ってのを感じました。で、昨日のブログはテクニカル分析中心に書きましたが、さらに続けて今予測できるパターンをいくつか紹介してみます。予測と言ってもFOMCや米雇用統計をはじめとした重要な経済指標がゴールデンウィーク中に出てきますし、7日はフランス大統領選ですから、まず予測は不可能ですが、今回に限らずテクニカル分析は知っておいて悪いことはないと思いますので、今後の参考がてら読んでください。
さて、相場です。
本日の重要イベント&経済指標
- 日銀金融政策決定会合議事要旨
- 黒田日銀総裁講演
- 中国PMI
- FOMC(ー3日)
本日のチェックポイント!
今の所、4月24日と25日で空いた窓を埋めない間だけの話として聞いてもらいたいですが、
現在のNYダウはこんな感じです(日足)。
フラッグ型は、通常はそれまでのトレンドの休止ですので、普通に考えると赤線の上方向にブレイクアウトする確率が高く、そのまま上昇トレンド入りするのが普通の見方です。一方で、緑線の下方向へブレイクアウトする可能性も十分あります。その場合は一転して下降トレンド入りする可能性が高いので注意が必要です。
ただ、そんな単純な見方だけでもダメですから、ブレイクアウトした後の動きもいくつかパターンありますので一部紹介してみます。
ごちゃごちゃしててわからん?笑
本当はもっと書きたいのですが、主要なものだけ書いておきました。黄色の実線はフラッグ型のサポートラインとレジスタンスラインで、赤線と緑線の実線は上記の単純な見方の動きですが、大事なのは点線です。
赤の点線だけに絞って説明しますが、赤の点線はフラッグ型を上にブレイクアウトしたものの、上昇トレンドに乗らず反落した形を書いています。ただ、反落したからと言って、反落した段階では上へのブレイクアウトが「だまし」になったと判断するのは早計です。上へのブレイクアウトは、フラッグ型のサポートラインを割れるまではだましとはなりません。一方、フラッグ型のサポートラインを割れれば上へのブレイクアウトはだましだったとなり、下落の圧力は強まると考えられます。ゆえに、下の青丸の所を割れるかどうかがポイントとなります(緑の点線の場合は、赤の点線の真逆の解釈となります)。
って、うーん・・・上手く説明できてる気がしない・・・。
まぁ、大丈夫です。今よくわからなくても相場見ながら追って繰り返し書きますし、筆者の説明も追々上手くなっていく?と思います。たぶんもっと絞って書かないといけないんですけど、予測の段階で何手も考えますし、今の所は絞りまくってこれですので、まぁまぁなんとか単純化できるよう考えていきます。わかりやすくしていきますね。
昨日は「窓」についても少し振れましたので、窓の見方とか、窓埋めしたらどうだとか、窓のだましはどんなことが考えられるとか、その辺も追々書いていきたいと思います。
今日の早朝5時時点の日足のチャートはこんな感じになってます。
4月からの日足の動きを紫色の線で示しており、直近のローソク足6本分を書いてます。図の文字はわかりにくいですが、
①ラウンド(位置×)
②スパイク
③スパイク否定。期間短いので信頼度低い
って書いてます。
まず、①はチャートのパターンとして「ラウンドボトム」って形が出ているようなチャートになってます。ラウンドボトムは底形成を示すチャートのパターンですが、出現している位置水準で考えるとどうでもいいとも考えられますので「位置×」としてます。そう見えるねって感じだけで書いてます。
注目は②と③です。
②は、テクニカル分析でいう「スパイクハイ」って形になってます。これも位置的にショボいので信頼に足るものではありませんが、一旦の高値を示す形です。ただ、③でそのスパイクハイを否定する形が出てきてます。③が終値でスパイクハイを抜いてくると「スパイクハイの否定」になりますので、その後のローソク足の形はチェックしてもらいたいですが、③が終値でスパイクハイを抜いた場合、②のスパイクハイは「だまし」確定となります。その場合は、まだ上(円安)を目指す可能性が高まりますので、今後の動向をウォッチしておきたいです。ま、それも「だまし」になるかもしれませんけどね。
もう少し詳しく説明すると、③の「スパイクハイの否定」ですが、ここ3日ぐらいで否定しちゃってるので、基本的には期間が短過ぎます。週単位の後で否定してくれれば信頼度は格段に上がるのですが、数日で否定するとなると、「スパイクハイの否定」そのものが「だまし」になる確率も高まりますので、それも疑いを持って見る必要があると思います。
ま、今の所そんな見方も出来るなぁって感じで書いてみました。
さて、「ラウンドボトム」とか「スパイクハイ」とか馴染みが薄いかもしれないので、今日のブログはうっとうしかったかもしれませんが、相場つきによって似たような話を筆者は当ブログで何回もしていくと思いますので、いずれ馴染んで自分の武器にしてくれたらなと思います。「こいつチャート見てこんな見方してるのかぁ」って他人の見方を色々読んでると、実際チャート見る場合に投資判断のパターンが増えていいと思ってます。相場がどう動いても動いた所で落ち着いて投資判断できると思いますので、これからもこんな感じのブログは書いていきますね。
ちなみに、こういうテクニカル分析は、流動性のあるものなら使えます。新興銘柄など流動性のないものは通用しませんので、その点は注意してくださいね。