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ECB早期のフォワードガイダンス変更示唆

2018年1月のマーケット動向と投資戦略
本日の注目イベント&経済指標
  • オプションSQ 
  • 日貿易収支・経常収支 
  • 景気ウォッチャー調査 
  • 中国貿易収支 
  • 米国消費者物価指数(CPI)  
  • 米小売売上高 
  • 米企業在庫
  • チェコ大統領選(-13日)

概況

昨日は12月のECB理事会の議事要旨が注目でした。早期の段階的なフォワードガイダンス変更が示唆され、10月のECB理事会で債券の買い入れは2018年9月に延長されてましたが、これによって債券の買い入れが9月で終了する観測が高まってユーロ高ユーロ買いが進んだことでドル売り圧力が強まる展開でドルインデックス下落。

前にブログで、メディアでドルの上昇の見方が一辺倒になってた時に、ドルインデックスのチャート付きでドルの下落はもう一発くると思うって筆者は書いてましたが、昨年末からその傾向になって、ほら!って展開になってます。筆者がブログを書いてる早朝5時現在、ドルインデックスは91ミドルあたりで推移してますが、今後このあたりで反発がなければ、もう一段の下落はあるかなぁって感じです。このあたりを割れると、あまりしっかりしたがありませんので。

さて、ドル円ですが、その流れも受けて、早朝5時現在では10日の日足の陰線を全然戻せてなくて、ボリンジャーバンドもエクスパンション気味で、下落の勢いは強めです。11月に111円割れで押しが効きましたので、このあたりで下げ止まれるか注目だと思います。下げ止まれなければもう一段の下落はありそうです。下げ止まれなかったら、MACDのシグナルもゼロライン割れると思うので、さらに下落濃厚で、その場合、基本戦略は戻り売りになると思います。ただ、週足ではトレンドありませんので、売りはそこまで攻めちゃダメだと思います。週足のボリンジャーバンドの-1σか-2σあたりで止まるのがオチっぽいので、日足で戻り売りの形が出ても、ドル円は時間足のトレンドに乗って、ちょろちょろやっておくのがいいと思います。それが一番やりやすく、とりやすいと思います。ドル円をしっかりやるのは、週足でトレンド出てからがいいです。

あ、そうそう、一昨日の中国の米国債の購入減額or停止の報道は、昨日否定されて米国の長期金利は小動きの展開になってます。

さて、日経平均は昨日、ほぼ5日線の位置で引けました。何も否定される形は出てませんので、戦略はそのままです。気にしておきたいのは、日経平均のPERが15.7倍ぐらいなのと、ドル円を気にした動きにはなりにくい傾向がありますが、昨日ブログで書いた想定為替レートを割ってくると具合悪いので、その辺は注意しながらがいいと思います。

NYダウのことは最近あまり書いてませんが、特に問題なく、5日線キープで強い展開が続いてますので、筆者の買いポジションはそのままで、買増すつもりもないので見てるだけって感じです。高値も取ってる展開になってますし。ただ、ここから高値取れない展開になってきたら筆者は逃げる気でいます。逃げると言っても、そういう時は、一旦ヘッジ入れて様子見て、ダメだこりゃって感じでチャートが崩れたら、そこで全決済って感じにしますが。てか、強過ぎるんですよね。いずれドスンとくれば、逃げなきゃならないってのはわかりやすいかもしれませんが、初動がわかりにくい下げになるかもしれないので、ヘッジは機敏に入れつつだなって思ってます。てか、指数はあれですが、個別の場合は、いざ逃げなきゃならない時も流動性が低下して逃げれなくなったりしますので、上がってるうちに逃げておくべきだと思います。いや、今逃げろって言ってるんじゃないんですけどね。いざという時は、いきなり来ますしね。今見えてないリスクが来た時がヤバいですし。市場って一瞬で態度変えますから。

さて、今日は米国の小売売上高と消費者物価指数は注目です。あと中国貿易収支も。

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