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NYダウ大幅下落を受けた投資戦略の補足

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NYダウの補足

さて、土曜日は米国株式市場の大幅下落を受けて、急遽ブログを投稿しました。そこでも書きましたが、「幅」ではなくて「率」で見た方がいいです。株価水準が高いので、「幅」で見ると大きく出やすいですしね。

土曜日はNYダウについて書きましたが、もうちょっと補足しておくと、V字回復の展開にならなければ、基本的には、相場は下値を探りに行く展開になると思います。大きな下落があった場合は、「これ以上下がらないなぁ」ってポイントがくるまでは、下値模索しやすいです。そのポイントってどこなんだって話ですが、筆者はNYダウに関しては、今回は押し目買いはリスクの方が高いと思ってて、1月26日の高値を抜く上昇がくるかだけを注目してて、その上昇が来た場合や、その高値に届かずに再度下落した場合などについての投資戦略を土曜日に書いたのですが、チャート上では、これまでの長い上昇トレンドが崩れたって形はまだ出ておらず、押し目買いが上手くいく可能性も十分あって、そのポイントを見つける方法を知りたい方もおられると思いますので、今日はそれについて、いくつか書いてみます。

ちなみに、押し目買いって、これまでの上昇トレンドがまだ継続している場合に有効な手法です。2月2日金曜日のNYダウの大幅下落だけでは、まだ9年か10年続いた上昇トレンドが崩れた形にはなってないので、上昇トレンド継続として、押し目を狙うのも手ですが、モメンタムを伴った下落でもありますし、これが相場転換の初動であれば、押し目買いは失敗になると思いますので、その点は、理解した上で参考にしてください。投資は自己責任です。押し目買いが失敗して、そこから下がった場合は、容赦なく損切りしないといけませんし、ナンピンは絶対ダメです。金曜日に大きめに下落したとは言え、9年か10年続いた上昇トレンドのまだ高値圏ですから、これまでの米国株式市場の循環で考えれば、相場転換してもおかしくない所です。警戒して当然の所ですので、それも理解してもらった上で、押し目買いのやり方を書きます。

ちょっとくどい?笑 いや、意外と投資は自己責任って、ちゃんと理解というか自覚されてない場合もありますので一応。アナリストとかストラテジストの言うことを「信じて」とかで投資の判断しちゃうっていう。お買い物してる感覚で、店員が勧めたものを買ったって感覚で、投資しちゃうケースです。お買い物と投資は違います。アテにならん世界なので、そもそもアテになるものはないです。筆者の話も然りです。欲で動く世界ですし。その中で自分で実力つけて、仕掛けや損切り、利益確定を判断できるようにならないとダメです。確かな判断なんて常にできませんが、その実力をつけていかないと、トレードは上達しないし、まず損切りの技術がつかないと思いますので、コテンパンにやられやすいです。筆者の各サイトはその実力をつけてもらうためのサイトです。欲で動く世界で、欲は価格の動きに現れますので、価格の動きを重視した方がいいって感じです。偉そうなこと言ってますが、それが筆者の考え方です。

さて、話が逸れまくりましたが、押し目買いのやり方です。

1つは、過去のチャートを見て、どの位置で下げ止まったかを見つける方法。

2つは、フィボナッチで価格水準から判断する方法です。フィボナッチは「フィボナッチリトレースメント」を使うのが一般的です。使い方はリンク先を参照してください。

これと併用でMACDを使って精度を上げた方がいいと思います。

これらは、charTradeで詳しく解説してますので「押し目買い・戻り売りを仕掛けるタイミング」を参照してください。これらを使いつつも、それでも仕掛けちゃダメな条件も解説してますので参考に。

あと、ちょっと雑な言い方になってあれですが、結構大事なポイントがあって「力強い反発」があるかどうかです。アバウトですが、これがかなり大事です。

土曜日のブログで、例えば、金曜日のNYダウの下落をV字で回復してボリンジャーバンド+1σを上抜いたら、これは一旦ヘッジ外す所って書いたと思いますけど、V字の回復はかなり強い反発です。例えば、トランプ大統領誕生の時に、日経平均が日足で思いっきり下がった後、V字で回復したでしょ?V字はあまりない形で強い反発なので、一旦その方向に仕掛けるタイミングです。筆者は、最近日経平均やってないので残骸って感じになってますけど、あの時仕掛けた買いまだ持ってます。このサイトでもブログで紹介した後、サイドバーでずっと載せてますが、これの利益確定も追々考えないとダメだなぁ。

V字が出たらわかりやすいですけど、そんなに都合よく出てくれるもんでもないです。下値模索をしながら、下値が切り上がって行って、力強い反発が出たり、2,3回押したけど、押し切れずに反発って流れもあって、ケースバイケースです。

この他にも押しを狙うポイントがあって、「悪材料が出たのに、株価が下がらなくなった」って時です。そこは一旦逆張りのポイントとして考えられます。

一方、例えばもし、NYダウが今後、高値から20%以上下落する展開になった場合は、押し目買いは全面的にダメです。ベアマーケット入りの可能性が高いので、そこからは戻り売りが基本戦略になります。

だから、20%以上の下落にならないうちは、押し目買いでトレードを行うのは手だと思います。てか、普通の手だと思います。ただ、筆者は今回はやらないです。紹介してますが、筆者は買いポジションにはボリンジャーバンド+1σ割れでヘッジかけてますので様子見スタンスです。

というのも、9年か10年の上昇トレンドの高値圏で押し目買いっていうのは、妥当な策と思ってないです。上昇トレンドが崩れた場合のリスクが高すぎるでしょ?こういう場合にトレードをしようと思ったら、以後、トレンド発生のシグナルが出た時に、初動でトレンドフォローするのがリスクとしては比較的少ないと思ってます。トレンドに乗れたら、トレンドが出ている間に利益確定して、逆に、トレンド発生のシグナルがだましになったら、そこで容赦なく損切りすればいいだけですので、トレードとしても簡単というか明確で判断しやすいです。判断しやすいっていうのは大事で、迷いがなくなるので、自身のトレードのルール通りに行動できます。それで利益が出せなくなったら、ルールいじればいいだけですし。

今って、米国株の下落は一旦の調整で終わって、上昇トレンドが今後も続いていくか、もしくは、今後下がっていくか?でも金曜時点で25日線割れたぐらいの所で、2.5%ぐらいの下げかぁって所で、普通だったらトレンド崩れた形はまだ出てないので、ヘッジで様子見する所です。筆者は普通のことしてるだけです。今後バカスカ下がって下降トレンド発生なら、そこで乗れるし、戻り売りでもいけますし、そっちの方が簡単だと思います。

今日はそんな感じかなぁ。一応、今日は押し目買いのポイントをちょこっと書きましたが、これで全部ってことでは到底なく、ごく一部です。上げ出したらキリないですから、あとはchartradeを参考にしてもらうとありがたいです。今日はざっくりしたものだけ書いておきました。

筆者は未来のことはわかりませんけど、直近のことを一つ書いておくと、NYダウは2日の金曜日に大きめの陰線つきましたけど、この陰線の実体の半分以上を終値でぬく陽線がつかなければ反発が弱いので、まだ下行きそうだなぁって見方をするのが一般的だと思います。あと、米国債利回りの動向は注目したいです。3%の節目前ですし。

って、他の話何もできなかった・・・日経平均のテクニカルは昨日「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のトップページ(PC版のみ)でしたので、よかったら見てください。トップページの「Infomation」の欄は他も色々更新してますので、合わせて参考にしてください。色々他の話もしたいんですけど、今日はこの辺で。

ドル円は、筆者はヘッジかかったポジションそのままです。ヘッジかけてたら益が1円も増えませんが、書いてたみたいにちょっと粘るつもりです。下めで見てますので・・・。上行かれても3円幅取れてるので、これはこれでしょーがないかって感じです。

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