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NYダウ暴落。一時1500ドル以上下落

2018年2月のマーケット動向と投資戦略
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概況

NYダウは、一時1500ドル安と大幅下落。あれは唸りました。1分足でV字回復の形が出た後、ポーンと戻しましたけどね。これまで、NYダウのヘッジかけるポイント、日経平均の利益確定のポイントを当ブログで促して、ほぼ完璧で良かったと思いますが、ミスってたらヤバかったなぁと思ってました。あっぶねぇと思って・・・。まぁやられないですね。筆者は。本当は途転促してたら完璧だったんでしょうけどね。でも、あそこで途転促すようなマインドなら、昨年の上昇トレンドで、踏み上げられまくってると思うので、それはちょっとね。

米国は、長期金利(米国10年国債利回り)が一旦2.88%まで上昇し、また、原油の下落に反応。スタンピード現象出たなぁと思って急落見てました。その後、米国の長期金利は戻して、株も戻したものの、結果1175ドル安。NYダウの日足では、一旦ボリンジャーバンド-1σで粘る局面もあったものの、そこから下落が続き、やり過ぎの水準のボリンジャーバンド-3σで反発して下ヒゲつけた形で引けてます。今長期金利は2.72%ぐらいなので、長期金利は結構戻してます。

さて、NYダウはモメンタム伴った下落で、かなりの下げになりました。ただ、ボリンジャーバンドのバンド内での推移で、-3σで綺麗に反発してます。ただ、これで押したかどうかの判定はできない所です。下向きの5日線からかなり乖離しており、5日線を陽線で明確に抜くまでは、弱いと見た方がいいと思います。MACDの「MACD」も急角度でゼロライン割ってきましたので、早めに戻せなかったら弱いですし、MACDのシグナルもゼロラインを割ってくると、もう一段の下落は見ておいた方がいいと思います。加えて、明日のローソク足がどうなるかも注目で、今日の大陰線の実体の半分以上上で引けるような陽線がつかなければ、弱い展開継続って形で見ておくのがいいと思います。どれだけ戻せるか、または、さらに下がるか注目だと思います。

ドル円は、筆者はポジションそのままです。下めに見てるってのは書いてましたので、下めに見てるんですが、108円90銭でヘッジかけたポジションはそのまま。金利動向見たら、上昇するだろって感じだと思いますし、そういう解説が圧倒的だと思いますが、戻しの動きが弱いと思ってます。まぁ、これまでの117-114円のレンジで終わるかなぁって気も十分してるんですが、IMM投機筋ポジションネットポジションが-11万枚ぐらいで、レンジ下抜けたら絶対おもしろいなぁと思ってて、112円台からの売り仕掛けで、多少有利なポジション持ってるので、ヘッジで益を確保しながら、下抜け期待しててもいいかなと思ってます。ドルインデックスの下降トレンドも終わってませんしね。ダメだったら、全決済で利益確定しますけど、様子見ながらです。まぁ押しも戻しも弱い所なので、今からは、どっちだっていうのは明確に言えないんですけどね。金利見てたら上なんですけどね。筆者と似たポジション持ってないなら、真似しないでくださいね。

さて、日経平均ですが、シカゴの先物が21470円で帰ってきてます。この水準でまともに寄るなら、昨年11月から12月末までの揉み合いのサポートラインを一気に割るので、下降トレンドが濃厚になってきます。ふーむ。

一応、21470円で計算してみますが、昨日のEPSから計算すると、PER13.7倍ぐらいです。水準から買いも入りそうな気がします。ただ、昨年11月から12月末までの揉み合いを下抜けるということは、これまでの上昇トレンド否定の形になります。早期に昨年11月から12月末までの揉み合いの水準まで回復すれば、話は別ですけど。

ってことを踏まえて、投資戦略ですが、5日線を陽線で明確に上抜くなり、明確なシグナルが出ない間は筆者は買いはなしだと思います。テクニカル分析的に、早期に昨年11月から12月末までの揉み合いの水準が回復されれば、一旦買いは考えられますが、そのパターンが出ないなら買いはなしだと思います。むしろ、その場合は戻り売りを考えていく所かもしれません。それもNY動向見ながら。NYダウは下げ止まり確認できてない所ですしね。あと、騰落レシオも見ておいた方が良さそうです。上では効きにくいですけど、下では結構機能しますので。あとは、ボリンジャーバンド-1σを明確に回復できない間は買いは厳しいと思います。

って、最近空売り比率が高かったので、売り仕掛けてた方はイケてますね。ただ、おそらく空売りで仕掛けてた方は、9月からの上昇でかなり踏まれまくってた方が多そうだなぁと思ってて、ここでしっかり利益確保してもらいたいです。

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