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大発会
昨日、大発会で日本は年明け最初の取引でしたが、日経平均株価は741円高と大幅上昇でした。先物が23160円で返ってきてて、日経平均株価の寄付きはその近辺でしたので、あまりパッとしない寄りだなぁと思ってましたが、その後、分足含めてトレンド出っ放しで、日足でも丸坊主の陽線の形で引けました。寄付きで買いが入って、寄り天になりやすい傾向がある大発会ですが、昨日はめちゃ強かったですね。その辺の話を中心に今日は時間の限り色々書きます。
大発会の大幅上昇で、指数も個別も大幅上昇で、日経平均株価でいうと+3.26%。筆者が運営しているサイトのアクセス数も大幅上昇で、1日分のアクセス数だけでいうと、2017年超えをいきなり果たしました。なんじゃこれ!?と思って、日銀が動いたのかな?ぐらいのアクセスでした。笑 741円高ぐらいの幅で考えるなら、株式市場に注目集まってるなぁって思いました。
と、それはいいとして、大発会のこの大幅上昇をどう見るかを書いてみます。
んーと、大発会のご祝儀相場はお約束ですので、これだけで一概にどうこう言えないのですが、テクニカル分析的に言うと、ボリンジャーバンドの+3σを抜けてますので、単純に言うとやり過ぎです。一旦の戻しは十分考えられる抜け方です。一方、丸坊主の陽線で引けてますので強い形です。高値も抜けてますし、先月にブログに書きましたが、9月からの上昇トレンドの後、11月からフラッグ型を形成して揉み合いに入ってて、これは普通ならフラッグ型を上に抜ける形ですって書きましたが、それが出た形になってます。
ゆえに、筆者が日経平均株価をやってるなら、昨日は一旦買いで乗ってたと思います。ただ、筆者はNYやってますので、NYが崩れたら日本も崩れるってことで、両方はやらないので、筆者は日経平均株価はやってないんですけどね。やってるならってことで一応話をしておきます。
えっと、テクニカル分析的にはフラッグ型を上抜けた形になりましたので、一旦乗る所なのですが、大発会で抜けてるのがちょっとイマイチです。お約束のご祝儀相場で抜けられても信頼度的にいかがなものかと勘ぐってしまいます。先物で動いてたってことでもないので、実需でガッと上がった後、さらに買いが入ってくるかわからないです。大発会で大幅上昇した後、翌日から下降トレンド入りしたってこともありましたしね。信頼度としては、テクニカル分析的に見るより今の所はまだ薄い気がしてます。
また、1月は基本的には年末の株高の利益確定の月になることが傾向としてあります。日本は10月の上昇の後に揉み合ってましたのであれですが、NYダウが上昇しっぱなしでしたから、NYダウの利益確定の動きは注意して見ておいた方がいいと思います。
投資戦略
そんな感じで、テクニカル分析的には強い形が出てて、他のことも考えるなら危ない要素もあるって感じで、両面で色々考えられるわけですが、投資戦略は筆者なら比較的組みやすいです。
昨日、日経平均株価を買いで乗ったとして話を進めますが、チャート的には単純な形なので、11月から12月の「フラッグ型に価格が戻ってくる」か、昨日の丸坊主の陽線を「陰線で否定する形」が出たら、買いは手仕舞うってことでいいと思います。
「陰線で否定する形」っていうのは、昨日の丸坊主の陽線の実体の半分以下まで陰線の終値で下回った場合か、丸坊主の陽線を陰線の終値で全部飲み込んじゃった場合がそれにあたります。
「フラッグ型に価格が戻ってくる」ってのは、11月から12月に日経平均株価の日足で形成したフラッグ型のレジスタンスラインを陰線で割ってくるか、フラッグ型の中心の価格まで価格が戻ってきた場合です。まぁフラッグ型の上へのブレイクアウトが「だまし」と判定できるのは、フラッグ型のサポートラインに価格が戻ってきた時とするのが一般的ですが、それはもう1500円ぐらい下になっちゃうので、それでは遅すぎると思います。
こういったフラッグ型に関するトレードは、charTradeのフラッグ型について書いてある記事で全部紹介してますので、興味がある方はcharTradeの記事を見てみてください。
一方、この後、ボリンジャーバンドがエクスパンションして、上昇トレンド発生するなら、ボリンジャーバンド+1σか5日線、もしくは10日線を陰線で明確に割った時に利益確定するのが通常だと思います。
はぁ・・・いっぱい書いた・・・とりあえずそんな感じです。昨日の一手を見ただけで確信が持てることを言えるってわけではないですが、一応今はそんな感じです。って、たぶん書き忘れてることあると思うけど・・・。まぁいきなり全部は書けんね。また何か書き忘れを思い出したらブログ書きます。あ、一応米国債のことを上記にちょろっと紹介してますけど、今日はこの話する時間ないなってのは、データでちょろっと紹介したりして終わらせてますので、そういうのも見ておいてください。
基本的には初動を押さえるのが筋です。確信があろうとなかろうと。昨日の大幅上昇は、フラッグ型の上へのブレイクアウトの初動になる可能性があるので、ここは一旦試しに乗っておく所です。普通は、初動というより、フラッグ型はトレンドの休止の形ですので、それまでに乗っていた方は上へのブレイクアウトで買増しって感じですけどね。一応筆者は、ここから乗る場合を基準にしてブログ書いてます。PERも15.4倍で高いんですけど、トレンドに乗るトレードをするなら、初動だと思う所では一旦乗るのが筋です。
初動だと思う所で乗るのは、大してリスクはないです。その初動が否定されたら、その場所で損切れば損失は限定的ですし、損切りラインも明確でやりやすいです。って、突発的な急落があれば別ですけどね。一方、初動を逃した後にトレンドが出ちゃった場合、押しを待って買いを入れるなどのトレードもありますが、トレンドが強ければ押しはきませんので、どんどん買いで入るリスクが高まるので、とにかく初動狙いがいいです。
まぁ初動狙いは、損切りがかさむこともありますが、強いトレンドが出れば、全部乗れて返せますしね。まぁ損切りが苦手な方は高値で買ったりしなきゃいけない場合が多かったり、損切った後で上昇とかも多々ありますので、考え方を割り切れるかどうかとか、トレード経験の個人差もありますので、一概に初動狙いがいいとも言えないんですけどね。
ま、そんな感じです。とりあえず、昨日はボリンジャーバンド+3σを抜いてますので、これは普通に見ればやりすぎです。一旦戻しがあるのは見ておいていいと思います。大発会の大幅上昇の後に下降トレンド入りした過去もあるってのも念頭に、ビビりながら動向見ておくのがいいと思います。PERも高い水準ですしね。万が一に備えて、ストップロスは必ずです。