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英国6月8日総選挙表明

2017年4月のマーケット動向と投資戦略

img_k039本日の重要イベント&経済指標

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img_k039本日のチェックポイント!

概況(海外)
昨日、ヘッドラインを見て一番筆者が「おっ!」と思ったのは、”英国総選挙前倒し”でした。筆者がここ半年から1年の間で、強烈だなと思ってるのが、ブレグジット(英国EU離脱)への関心の高さです。筆者は、姉妹サイトの「株初心者のための株式投資と相場分析方法」や「株式投資大百科」、「株式マーケットデータ」で山ほど記事を書いてるのは察していただけてると思います。日々のアクセス数からして、市場関係者の方なら一度は筆者のサイトの何かしらの記事はお読みになったことがあるのではないかと思ってます。まだ注目されていないであろう記事も、密かにアップしたりしてますので、突発的な出来事が起こった際などに筆者の何かしらの記事に行きあたったことがあるのではないかと思ってます。そんな山ほどある記事の中で、ここ半年から1年の間でアクセスが止まない筆頭が「ブレグジット」に関する記事です。
何かしら突発的なことが起こった場合、筆者の運営するサイトの記事にアクセスが一手に集中することがあるのですが、その場合でもアクセス数の賞味期限は1週間程度なんです。仕手株みたいなもので、1記事で1日に何万とアクセスがあるものの、その後はアクセスが慣らされていく感じなのですが、「ブレグジット」は止まないんです。昨年からトランプ氏関連の記事やトランプ氏の政策関連の記事もアクセス多いのですが、それと比にならんぐらいアクセスが継続して多いのが「ブレグジット」です。歴史的なことですので関心高くて当たり前ですが、アクセス数からして異常な関心の高さだと感じてますので、今後もブレグジット関連のヘッドラインが出た場合は、絶対注意深く見ておいた方がいいと思ってます。とりあえず、それは伝えておきたかったので、冒頭に書いてみました。

さて、続いて日米経済対話です。ほぼ何も出なかった内容で、思ってた通り為替に関する言及もなかったですね。米国側の体制が整ってないってことで、日米経済対話は今後がより注目されるように思います。直近では、20-21日にG20財務相・中央銀行総裁会議があり、為替に関して何かしら言及がある可能性がありますので注意して見ておく必要があると思います。

そして、FRBでは次期副議長にクオールズ氏が任命される予定のようです。銀行規制緩和を進めるトランプ氏の意向に沿う人事のよう。日銀は審議委員に緩和積極派の片岡氏とUFJの鈴木氏が木内氏と佐藤氏の後任ってことで、よりハト派色が強まりそうです。批判多いかもしれませんが、筆者は日銀はよくやってるなって思ってる派なんですが、木内氏と佐藤氏の野党色の強い方も頼もしく思ってて、日銀の資料を見る度に木内氏と佐藤氏の反対票の動向も逐一チェックしてたのですが、よりハト派色強まっていく流れになりそうなので、ちょっとうーん・・・って思ってます。

さて、NY株式市場ですが、ゴールドマンサックスとJ&Jの市場予想以下の決算や住宅着工件数↓を受けて反落してます。米国の長期金利(米10年債利回り)も2.17%まで下がってきてますし、2年債と10年債の金利差縮小もジワジワきてます。近々では長期金利の下げ止まりを確認したい所です。

日本
それらを踏まえて投資戦略です。
サクッと行きまずが、昨日「下降トレンド中ですので、上がっても10日線が一旦のメド」とブログで書いてましたが、ちょうどそのあたりで反落し、ズルズル下がって5日線割れで、弱ーって感じの展開でした。10日線を陽線で抜いてくるなりすれば、買いをとも思ってましたが、弱かったので様子見をしておきました。チャート的にはまだ下げ止まったと言える形ではないですし、NY株式市場も気迷いの形をしてますので、一段安の展開は十分考えられます。戻り売りが基本戦略となりそうですが、ここから売りでどうこうはしない方がいいかなと思ってます。もしかしたら騰落レシオがボトム打った可能性がありますので、ここからは下がった所では買い目線でもいいかもしれません。直近安値を割るなどの局面では様子見をして、ガッと下がった所や反発の動きが出てきたときには押し目買いなど考えておきたい所だと思います。NYが下降トレンド入りしたら買いはダメですけどね。まぁでも、とりあえずまだ下げ止まったって形ではないので、投資判断は慎重に、って感じかなぁと思います。
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