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下院・オバマケア代替法案採決日

2017年3月のマーケット動向と投資戦略

おはようございます。

WBC、日本負けちゃいましたね。優勝したらパッと盛り上がりそうで面白そうだなぁと思ってたんですけど、ちょっと寂しいですね。

さて、相場です。

img_k039今日のチェックポイント!

概況
まずは米国ですが、株式市場はまちまちの展開でした。昨日のしっかりした下落の戻りとしては全然弱い展開でしたが、トレンド出てるかと言えば、まだそういった水準ではないと思います。今日はオバマケア代替法案の下院採決がありますので、それに向けた警戒は強いようです。昨日の日経新聞の朝刊か一昨日の夕刊あたりでトランプ氏がそれに向けて根回しに走ってるって記事が書かれていたように思いますが、見通しが全く立ってない状況のようですので要警戒だと思います。下院で採決されても次上院ありますから、これで修正だなんだってなると、これまでの相場や経済の前提が崩れて税制改革やインフラ投資など経済政策が遅れる可能性が高く、それは相場は全然織り込んでいませんから要警戒だと思います。一方で、昨今書かせてもらってるスキュー指数が一昨日と昨日でまぁまぁ下がってきてますし、今の所NYダウは収束しているボリンジャーバンドの範囲内の動きですので、どうも揉み合いくさい展開も予想できます。今日の下院の採決にらみでしょうけど、チャート的には戻りが弱いのでまだ下のリスクは考えとかないといけないと思います。

為替
ドル円は、米国の長期金利の低下やドルインデックス下落、英国のテロの影響などを受けて円高。近々のサポートライン割ってますので、ここから一段と円高が進んで、ボリンジャーバンドのエクスパンションが完成すればもう一段の円高で105円あたりはあるかもしれない展開は予想できます。逆に早期に112円台を回復してくれば、112-115円あたりのレンジ相場が続きそうに思います。
日本
それらを踏まえて投資戦略です。
日経平均に関しては、1月あたりから続いている下値切り上げ型のサポートラインを昨日割ってしまいましたし、トランプラリーが始まってから下回ることがなかった75日線も割ってきてます。一方で、ボリンジャーバンドの±2σでのレンジが継続するのであれば、昨日時点でもまだ-2σでは踏みとどまっていると見れます。また、1月の安値もまだ割ってないです。下落のトレンドが出てる状態でもないです。ってことを考えると、ここらあたりがいい押目かもしれないなぁとは見れます。3月末や4月からの上昇を見込むのであれば、ここから買い下がりでも悪くない気もしてます。
ただですね、オバマケアの代替法案がもたついた場合は、キツイ下げがくると思ってます。また、ヒンデンブルグオーメンがしっかり効いてるか効いてないかは今の所では判断できませんが、効いてるぜって仮定した場合は米国の下げはまだまだ緩すぎると見てます。逆に、この懸念が払しょくされたとしても日経平均は再度レンジ相場回復程度かなとは見れます。日経平均が今後20000円を目指す展開になったとしても、これまでのレンジを上抜けてきた時点での買いのチャンスはあります。また、筆者は基本的にイベントで相場は張らないし、ここで押し目買いをするリスクとリターンを考えれば、分がいいとは考えていないので、どう見ても近々はスキャルピングの対応だと思ってます。昨日は個別は結構値幅くれる銘柄多かったですし、配当いい銘柄への買いは入ってましたので、その辺の銘柄で短い分足でトレードするのがケガはないと思ってます。一方で、一応筆者は昨今書いてます通り、まだ上はありそうと思ってますので、例えばさらに大きめの下落がきたとして、日足で押目のいい形が出てきた場合は、そこは押し目買いを入れたい所かと思ってます。って、昨日今日あたりが押目買いの絶好のチャンスになっちゃった場合はゴメンなさいですけど。
他方、日経平均は下値切り上げ型のサポートライン割ったりなんだしてますけど、売り主体で攻めるような投資は今は違うんじゃないかと思ってます。イベントの結果とその後の相場で適宜判断する必要がありますが、その兆候はまだ出てないように思いますし、今後の好需給になりやすい時期を考えると、安易な売り仕掛けはケガしやすいだろうなぁとは考えています。ふーむ。って、それもこれも米国が崩れ出したら好需給もくそもないですけどね。
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