今日は権利落ち日

米国市場は、消費者信頼感指数（CCI）やS&Pケースシラー住宅価格指数、また原油価格の上昇を受けて反発。米国長期金利（米国債利回り）も上昇し、ドル円は円安に振れてます。昨日まで、まだ下落トレンド出てるとは見えずボリンジャーバンドのレンジの範囲内とも見えるなぁ書いてたと思いますが、そのレンジ内での反発だったように思います。5日線も陽線で抜いた形で引けており、形としては悪くないかなぁとも見えますが、一方で、動機の一つとなった原油は200日線を返してない状況ですので、引き続き注視する必要があると思います。さらに、明日は原油在庫統計が出てきますので、振らされやすい展開も見ておきたいです。また、NYの株式市場に関しても、10日線を上回ってきてる水準でもありませんし、ここから反発が続くぜって感じで見るのもどうかなぁとは思ってます。相場的にはもたつくか戻り売りの展開等を軸に、ボリンジャーバンドを基準にレンジかなぁって見ておく所だと思います。25日線も横ばいですしね。加えて、一段安の展開も頭に入れておかないととは思ってます。

ドル円は、米国の長期金利の上昇を受けて111円台前半まで円安に振れてます。先に言っておくというか、当ブログ全般に言えることなのですが、筆者がチャート見てる早朝はデータが更新されてない状況なので、米国市場の日足の形とかは分足等を見て想像で書いてます。テクニカル指標等も更新されてませんので、細かな数値等は誤差があるかもしれません。ご了承ください。まぁめちゃミスるってことはないですし、寄付き前に為替や株も先物で動くので少々の誤差はどうでもいいと思いますけど、その辺は上手く理解してもらえたらと思います。まぁ、移動平均線の水準なんかは昨日時点の数値で書いたりしてます。その場合は「昨日時点」とか書きますけどね。当日のしっかりした数値が気になる方は当日分のデータが更新されたトレードツールなどで確認してもらえたらと思います。さて、余計な話が多くなりましたが、ドル円に関しては円安に返してきてますが、「昨日時点」の5日線の水準近辺での推移です。ボリンジャーバンドがエクスパンションっぽい形にも見えますので、円高のトレンドがこれで終わったって所でもないと思います。一応、ドル円のトランプラリーからの半値水準が109円台だったかな？その辺は意識しておきたいのと、ドル円は10日線も結構効きますので、10日線も陽線でしっかり抜いてこない間は円高基調と見ておくのが筋だと思います。一旦、円高基調出てますので、ここからV字で回復するってのは確率的には低いです。110円台で下げ止まったのなら、ここからは横ばいで推移するか、これまでのレンジが切り下がったと見るのが通常ですので、そんな感じで見ておく所だと思います。もしくは110円台で下げ止まってないのなら、一段の円高も考えておきたいですが、筆者は半値水準の109円台より下は今は考えにくいんじゃないかなぁとは思ってます。

それらを踏まえて投資戦略です。
米国市場の反発を受けて先物で19190円ぐらいまで日経平均は返してきてます。もうちょっと下で、昨日水準ぐらいで粘っててくれたら考えやすかったですが、ふーむ。と言いつつも、筆者はここから買いかなと思ってます。今日権利落ちで今日買いが入るか陽線で引けるかが重要だと思ってますが、今日は需給で振らされやすいと思うのでトレードには注意が必要だと思います。75日線が19250円あたりと25日線が19350円あたりで、22日に空いた窓も25日線近辺なので、抵抗は多い所かなぁとは思いますが、前からブログで書いてる通り、4月の日本株の好需給に期待して、4月上旬まで筆者は売りより買いだと思ってます。投資部門別売買状況で海外投資家は今年ずっと売ってますが、4月は買いを入れてきやすい傾向があるので、それも狙ってと思ってます。ただ、ヒンデンブルグオーメンの点灯で1カ月間は警戒した方がいいので、薄めにしなきゃならないのと、4月が株価の天井になりやすいので、逆方向に動かれた場合を考えてすぐ逃げる用意は必要だと思います。また、天井になりやすいってだけで、もしかしたら3月の高値が天井だったとも考えとかないといけないと思います。色んなことは常に考えとかないとです。ゆえに、ストップロスを置いた投資を常にしてくださいね。どんなに勝ってる方でもストップロスを置いてない投資をしてる人は筆者は下手だと判断してます。
あ、ぞうそう。あと細かいこと言うと、今日日経平均が陰線だったらもう一日様子みた方がいいかもしれません。その場合、ちょっと微妙なので。今日は売りと買いでごちゃごちゃしそうに思いますが、どこで入るか入らないかは適宜判断だと思います。