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連休前、そして来週FOMC

2017年9月のマーケット動向と投資戦略
本日の注目イベント&経済指標
  • 会社四季報
  • 米小売売上高
  • 米鉱工業生産
  • 設備稼働率(米国)
  • ニューヨーク連銀製造業景気指数
  • ミシガン大学消費者信頼感指数

昨日は米国の消費者物価指数が伸びてました。ハービーって8月末だったんですね。9月だと思ってたのでうっかりしてました。ドル円はいったんそれに反応しましたが、例のあの物騒な地政学リスクの話もヘッドラインで出てきてましたので結局は揉み合い。米国の長期金利もまちまちでしたしね。

昨日公表された投資部門別売買状況では、海外投資家が引き続き売り越しでしたね。個人投資家はちょろっと買ってて、押目買いの個人と年金はうまく拾ったって感じに見えました。

って、こういうのを見ると、個人投資家はみんな売買が上手いですねーつって、メディアで言う方が多いですが、筆者は個人投資家が売買が上手いなんて思ってないです。ヨイショされてるだけで真に受けてたらダメだと思います。偉そうに言うつもりないんですが、9割以上の個人投資家は売買が下手だと思ってます。上手いやつしか生き残ってないだけです。自分が売買上手いって過信したら成長なくなりますから、乗せられないように気を付けるべきだと思います。相場は未来に向けて移り変わりますし、今上手くいってても、そのパターンが通用しなくなれば生き残るやつはまた変わりますから、常に自分のトレードは適合しているか、変えるべきか適宜判断すべきだと思ってます。予測はアテになりませんので相場が変われば自分も変われるように、武器はしこたま蓄えてながらの方がいいですし、成長し続けないと負けるぜってことは意識しておきたいです。逆に言えば、みんな売買が上手いのに自分は負けてる・・・ってことで落ち込む必要もないと思います。投資家で生き残れるのはほんの数%って言われてますけど、数%って言えば、大学で言えば東大、京大クラスです。それぐらいの努力をし続けなければ継続的に勝てないのは当たり前とも考えられますので、落ち込む時間があるのなら頑張る時間に使った方がいいです。って、ちょっと簡単に言い過ぎですし、例えがイマイチですが、そんな感じで考えた方がいいんじゃないかなと筆者は思ってます。アベノミクス相場で簡単に勝った人がたくさんいるかもしれませんが、簡単に勝った人は簡単に負けます。80年に一度って言われてる相場で勝ってたとしても基準にならないです。何もないのは見え見えですしね。どんな相場でも利益出せないと生き残りは難しいですから。とにかくまずはリスク管理です。そしてトレード手法。その辺おさえてるのが「charTrade」ですのでよかったら。

って、筆者のブログ読んでくれてる方は、またcharTradeに繋げた!って思うかな?そんな筆者をお許しください。笑 いや、頑張って書いたし、役立たんことはないと思いますのでご利用いただければと思ってます。無料だしね。別にこれで筆者の懐が温まるとかないんで。ただ、もうちょっとしっかり書いて書籍化とかも面白いかなぁとかは薄ら思ったりもしてます。電子書籍とかさ。今やる気ないんですけど、やることあったらご贔屓にしてくれたら嬉しいです。

余計な話はさておき、ドル円いきます。
早朝5時現在、日足でボリンジャーバンドの+2σ近辺で上ヒゲついた形になりそうですが、押しが今の段階では弱い印象です。時間足でも上昇トレンド後のフラッグ型の形で推移中で、上下どちらにブレイクアウトするか見極める所です。一方、日足のMACDでモメンタムを見ると角度的にまだ収まってませんし(MACDの使い方①(モメンタムの転換を見る)参照)、今後ボリンジャーバンドの+1σから+2σの間で推移することも考えられそうな感じです。ただ、8月からのレンジ内での推移であることは変わりありませんし、来週はFOMCです。おそらくバランスシート縮小で、バランスシート縮小はこれまでやったことがありませんので、その後の展開の予測はできないです。グレートアンワインドの影響が懸念されている中、こんなもんリスク取る所ではないので、現在の上昇はポジション調整も入った動きとも考えられます。ゆえに、ここからは分足や時間足で出たトレンドでパパッと取っておくしかないと思います。日足単位でトレードはしない方がいいと思います。むしろ、週末で連休前、来週はFOMCでそんな超短期のトレードもやりにくい相場になるかもしれませんので、基本的には手控えだと思います。

NYダウですが、高値更新後に上昇が続いています。筆者は最近書いてる戦略通り、12日時点でヘッジをはずしてますが、来週の展開次第では、ここでこれまで持ってた買いポジションの完全撤退も考えてます。FOMC後の反応で下がるようなら一旦ヘッジで対応してその後の様子見てどうするか考える感じにしようと思ってますが、場合によってはそこで完全撤退かなぁとも考えてます。ただ、25日の週に税制改革の草案出すって言ってますので、それも見たいはずですし、バランスシート縮小も規模がしょーもないので、保つんじゃないかなとは思ってます。まぁ見越して動くようにも思いますが。
うーんでもね、少々早計でも逃げ時ミスったら下で拾ってるポジションもやられる時はやられますので、完全撤退はそろそろでもいいかなぁと思ってるのと、相場崩れたら売りで攻めたいので、その辺の途転的な意識も準備しつつと思ってます。

って、そんなことを言ってるうちに、ドル円の時間足でフラッグ型が下にブレイクアウトしました。ゆえに、売りが基本で、フラッグ型の下へのブレイクアウトがだましになる展開となるまでは戻り売りが基本です。注意点としては、MACDがゼロライン付近でそこを割れるかどうかって所と、下ヒゲついた形になってて、ボリンジャーバンドでもまたトレンド発生が確認できない所である点は注意って感じです。

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