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FRBのPOMOとSOMAの解説・FFレートの誘導目標の欄を設置について

2019年10月のマーケット動向と投資戦略

本日の注目イベント&経済指標

  • 臨時国会召集、安倍首相が所信表明演説
  • 中国休場 国慶節(-7日)
  • 豪8月小売売上高
  • インド中央銀行・政策金利 
  • 米9月雇用統計・平均時給 
  • 米9月失業率 
  • 米8月貿易収支 
  • パウエルFRB議長発言 

お知らせ

姉妹サイト「株式マーケットデータ」の「Fedウォッチ」のページに、FFレート(政策金利)の誘導目標の欄を追加しました。

大したお知らせでもなく、「Fedウォッチ」のページの表の上部に一行増やして、今のFFレートの誘導目標は何%だよって欄を設けただけで、10秒でできる作業をやっただけですが、利下げ利下げって言うけど、今の誘導目標って何%だったっけ?って忘れることもあるかなぁって思って、あった方がいいだろうってことで設置してみました。背景色を赤色にして目立つようにしておきましたので、それを見ながら利下げ予想高まってるなぁとか見てください。予想確率は70%が目安です。その解説は「Fedウォッチ」のページに解説記事のリンク載せてますし、YouTubeの動画の解説のリンクも載せてますので、ご利用いただければと思います。

POMOやSOMAの解説

さて、そんなFedウォッチですが、2日時点で10月30日の利下げ予想は60%程度でした。まだ10月の利下げ予想は70%に達してないなって筆者は見てましたが、昨日の3日のISM非製造業景況指数を受けて、90%まで急上昇してきました。

  • 2019年10月3日、9月ISM非製造業景況指数は52.6と前月から3.8ポイント悪化。市場予想は55.3だった。受注や生産の落ち込みが目立った。製造業の減速が非製造業にも及んでいるとの見方が多い。

10月の利下げ見てきましたね。
これまではQEやって利下げやらないんじゃないかってことで10月利下げ予想も高まってない見方だったと思いますが、それを見出した形です。10月は資金供給策は出てくるでしょうけど。

資金供給策って、今NY連銀が連日で短期金融市場に資金供給してて、これはレポ金利が跳ね上がったから資金供給して金利抑えてるわけですが、そもそもですが、何でNY連銀がそんなことしてるのかってのを簡単に言うと、FRBの公開市場操作はFOMCの指示を受けてNY連銀が実施してます。つまり、FFレートの誘導目標に添うようにNY連銀がやってるってことです。

今回、9月中旬にレポ金利が跳ねて、NY連銀がダッシュで資金供給したわけですが、9月中旬っていう時期が意味不明な点があって、筆者はブログでそれが闇って書いてたわけですが、12月はさらにこの問題が起こりやすいので何らかの資金供給策で出てくるだろうってことです。

で、QEくるかなってことで市場は見てましたが、そもそもFRBはQEをQEとは言わないのでQEって名前では出てこないと思いますが、POMOやってくるんじゃないかって見方は出てきてます。

POMOってなんだ?って解説は姉妹サイト「株式投資大百科」の以下のページでしてますので参考にしてください。ついてにSOMAもいりますので、SOMAの解説も見ておいてください。

そもそもですが「バランスシート縮小」とか言ってたことあったでしょ?マーケット見てたら絶対出てきてて、筆者のサイトもたくさんアクセスいただいてましたが、バランスシート縮小ってのは、そもそもSOMAを減少させることです。今後拡大させていく流れになると思います。POMOもSOMAも認知度低くてアクセス全然ないんですけど、また注目されると思いますのでサラッと読んでおいてください。

ってことで、POMOやってくるんじゃないかとか、もしくは新しい資金供給策が10月に出てくるんじゃないかってのが今のマーケットの見方だと思います。

そんな資金供給策を横にらみに、指標悪化を受けて利下げもくるかな、そうなったら日銀も緩和策打ってくるかなって見方になってきてると思います。

NYダウ

さて、話が逸れ過ぎて何の話しようとしてたのか忘れてしまったので、いつも通りテクニカルも見ていきます。

NYダウは、昨日書いた通り、ボリンジャーバンド3σ突き抜けでやり過ぎでしたので通常の反発が出ただけです。前日の陰線の実体の半分にギリ満たない水準ですけど、長い下ヒゲの大引け坊主ですし、8月保ち合いの中心も割ってないので、まだ8月保ち合いの上へのブレイクアウトの否定形は出てないって所です。戦略に変更はないです。

ナスダック

ナスダックは、前日の陰線は全否定の形。目測ですが、8月保ち合い水準の中心もうちょっとぐらいって所です。まずはこの中心を早期に戻せなければ8月保ち合いを下抜ける可能性が高い所です。逆に早期に戻せば一旦下は厳しいってことになると思います。一方、8月保ち合いの中心あたりでもたついて、10日移動平均線下がってくるの待ってドスンとくればそこが売りのポイントになるかなって思います。ただ、こちらも大引け坊主の陽線になってますので、ローソク足的にはいい形になってます。

ドル円

ブログ書く時間がなくなってきましたが、ドル円。
日足で綺麗にボリンジャーバンド-3σの反発。-2σや昨日書いてた50日移動平均線あたりの水準になってて、8月保ち合い水準の上へのブレイクアウトの否定形も出てないので、保ち合いかなって所で、日足であんまやることない所で、時間足トレードがワークしまくってるので、引き続き時間足メインだと思います。

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