- 日銀短観「企業物価見通し」 ※
- 6月トルコ消費者物価指数
- スウェーデン中銀政策金利発表
- 6月英建設業PMI
- 5月ユーロ圏小売売上高
- 5月米製造業新規受注
概況
さて、W杯の話はほどほどに、まずは昨日の日経平均から。
昨日は後場から来ましたね。まぁでもこのブログを読んでくれてる方やcharTrade読んでくれてる方で、昨日の下落を喰らってる方はいないと思います。100日移動平均線と200日移動平均線のデッドクロスも前から言ってたし、先週時点で押しの判定はできないってのも書いてたし、そもそも5日移動平均線抜けなど短期トレンドが転換しないうちは買いいれちゃダメってのは死ぬほど言ってたので問題がなかったと思います。
さて、ここからですが、昨日は空売り比率が47.6%でちょっとやり過ぎで一旦反発は考えられるものの、騰落レシオが81ぐらいなので、拾う所ではないと思います。まずは短期トレンドが転換しない限り、通常通り買いは入れちゃダメだと思います。売りに関しても、昨日のローソク足の実体の半分以上を戻す展開なら新規に入れちゃダメだと思います。100日移動平均線を早期に回復した場合も売りは入れちゃダメだと思います。ただ、100日移動平均線と200日移動平均線のデッドクロスしてますので、100日移動平均線を上回れない形での戻りを見ながら戻り売りが基本かなと思います。それも短期トレンドの転換を確認してからですが。MACDのシグナルもゼロライン付近で、これが明確に割れるともう一段下はあると思います。一方で、昨日は売買代金も平均的で出来高も伴ってないので、昨日の下落は信用に足るものではないと思います。貿易摩擦を気にして買いが入ってこなかったと思います。ゆえに、市況によって短期的にいってこいもあると思います。100日移動平均線と200日移動平均線のデッドクロスで、この後、下降トレンドが出るならビッグトレンドに移行する可能性が高まりますので基本戦略は戻り売りになってくると思いますが、日本の場合はちょっと難しいですよね。日銀のETF買いがありますので、例えば下降トレンドが出たとして売り持ってたとしても、ローソク足にちょっと変化がついてきたら、さっさと逃げた方がいいかもしれないですしね。たぶん日足のローソク足は支えられて、通常のローソク足の見方は通用しない確率が高いでしょうし。やりにくいと思います。まぁ、いずれ押しを拾う局面がくると思いますが、上記の理由から今はそんな所でもないと思います。
他方、週足では揉み合いの水準ですし。このまま下降するなら、月足でボリンジャーバンド+1σ割れが明確になってきますし、MACDはデッドクロスしてますので、買いは入ってきにくくなると思います。ただ、月足のモメンタムは変わってないですし、MACDがゼロラインより上ですので、基本はこの場合押し狙いになってきます。
さて、NYダウですが、売り方の筆者はちょっと具合悪いかなって思える日足のローソク足でした。明らかにローソク足レベルでは変化がついてきてる感じです。モメンタムも上向きに転じてきてて、昨日は5日線抜けてきてます。上見てて手の早い方は昨日買いで入ったと思います。ボリンジャーバンド-1σと10日移動平均線が似た水準になってきてて、ここ抜けられたら売り方の筆者はスキャルピングの段階でヘッジの対応になりますが、それをやられるとおそらくほぼとれないです。ただ、以後、下降してトレンドが出れば、週足でモメンタムが下に出てますので、売り目線はヘッジで回避しながら粘ってもいいかなと思ってます。NYダウは、23000ドル台の節抜いてきた方が面白いんですよね。上は、5月に1月から4月までのレジスタンスラインを上抜けて上を目指したものの、3月高値水準で抑えられて下の展開になったので、買いで攻めても面白くないと思ってます。下抜けの方が明らかに面白いと思います。だから、とりあえずこのまま下がられたやイヤなので、筆者は売り方になってる感じです。まぁ、以後、上行かれたらごめんなさいってことになりますが・・・。昨日公表のISM製造業景況指数もよかったですしね。貿易摩擦の動向次第では上に跳ねるかもって所だと思います。てか、ISMは強かったですよね。また60抜いてきましたし。でも、60抜けると以後たいがい下がりますけど。
あと、懸念してるのは、NYダウは月末に下がりやすいってだけって見方もあるんですよね。確かにその傾向が思いっきり出てると思います。
さて、時間がなくなってきましたが、ドル円は日足で長短の移動平均線が収束してきてますので、以後、ボリンジャーバンドがエクスパンションした方向についていくのが筋だと思います。上くさくなってきてますけどね。上の場合は高値抜けが欲しいと思います。それもモメンタム見ながらだと思いますが。