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ナスダックは揉み合い

2018年3月のマーケット動向と投資戦略
本日の注目イベント&経済指標
  • 日銀金融政策決定会合(-9日)
  • 日国際収支 
  • 10-12月 日GDP 改定値 
  • 景気ウォッチャー調査 
  • TPP11 署名式 
  • 中国貿易収支 
  • ECB理事会 
  • 独製造業受注
  • チャレンジャー人員削減数
  • 米失業保険申請件数

概況

コーン氏辞任などなんだかんだ色々ありますが、簡単に言ってしまうと、諸々の相場は揉んでるだけです。ナスダックは他指数に比べて調子いい感じですが、これも高値で揉んでるだけです。とにかく揉んでるだけです。

揉み合いでは仕掛ける所じゃないってのが筆者の基本的な考えですので、どうこうする所ではないと思います。NYダウを見てみると、ボリンジャーバンドのバンドが収縮してきています。これをスクイーズって言ったりしますが、いずれ価格はどちらかに振れて、ボリンジャーバンドのバンドが拡大する展開になると思います。これをエクスパンションといいますが、通常は、エクスパンションした場合に仕掛けるとトレンドに乗れやすいって感じです。順張りというか、トレンドフォロー型のトレードをする場合は、それはかなり普通のトレードです。その時までは待ちがいいと思います。

これまでブログではさんざん書いてますが、揉み合いは次にどちらに振れてトレンドが出るかわからない形です。揉み合いで逆張りで取っていくって手法もあると思いますが、すんごい長期で揉み合いの形が出ている場合にやる分にはいいと思いますが、日足以下のトレードのしょーもない揉み合いで逆張りでやっても、いざどちらかに振れた場合に、こまごま揉み合いで稼いだ分が全部パーになる可能性が高いので、筆者はそういうトレードはやらないです。いずれのエクスパンションで乗って取った方が分がいいと思ってます。まぁでもそれも、揉み合いの期間が短いのにエクスパンションした場合は、そのエクスパンションは信頼性が薄いとか色々あるので、多少経験とか見極めとかが必要ですが、筆者はそういう考え方です。

まぁNYダウの日足でいうと、今は25日線を挟んでボリンジャーバンド±1σで揉んでるだけの所ですしね。そもそも25日線近辺でどちらかに仕掛けるってのは、当てずっぽうになりますね。って、25日線が下向きになってて、最近それを短期間しか超えれてなかったりもしますので、弱い見方の方が優勢かもしれませんが、ボリンジャーバンドの-1σで反発してる展開でもありますので、どちらかに仕掛けるような所ではないと思います。モメンタムもしょぼいですしね。2月の急落後に書いた通り、揉み合いが続いている状態です。

一方、もし今後、価格が上に振れて、ボリンジャーバンドがエクスパンションした場合、筆者はそこは買いでは入らないと思います。そこは見送ります。見送りばっか言って申し訳ないですが、今年は筆者は警戒してまして、昨年、米国株は上昇しっぱなしのトレンドでしたので、普通に考えれば今年は下がりやすいと思ってます。ゆえに、上昇は見送って、上昇後に短期でトレンド転換のシグナルが出れば売りで入るってのが基本になるかなと考えてます。いや、上昇してる時に時間足など超短期で買いでやったりは十分すると思いますが、基本はそういう考えです。

さて、ドル円は前から書いてる105円ミドルの節意識の展開になってます。日足では下ヒゲがつきがちになってますので、売りポジションを引き続き保有中の筆者はヘッジ入れたり外したりです。自動でやってますからいいのですが、週足でトレンド出てますので、週足のボリンジャーバンドの-1σを明確に上抜けるまではドル円は下降トレンド継続だと思います。

日経平均はこれまでの見方と変わってません。

さて、それより、今日はECB理事会です。2018年2月22日公表(1月分)のECB理事会の議事要旨で、フォワードガイダンス変更は時期尚早で、まだ正当化できないとの結論でしたが、今年の序盤に再検討するとしていました。今回の理事会で変更されるかどうかは明言されてませんでしたので、注目だと思います。現状維持で変更なしって見方が強そうですが、んなこと一言も言ってませんので内容とユーロ動向注目です。そして、明日は日銀金融政策決定会合と、米雇用統計。今日のECBの結果次第で明日の寄りは動くと思いますが、おそらく明日は様子見相場になるかなぁって思います。

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