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ECB理事会の結果と米国輸入制限

2018年3月のマーケット動向と投資戦略
本日の注目イベント&経済指標
  • メジャーSQ 
  • 消費動向指数
  • 毎月勤労統計調査
  • 日銀金融政策決定会合 
  • 中国消費者物価指数・卸売物価指数 
  • 独経常収支・貿易収支
  • 独鉱工業生産(IIP) 
  • 英貿易収支 
  • 英鉱工業生産
  • 英製造表生産
  • 英国立経済研究所GDP 
  • 米雇用統計 
  • 米平均時給 
  • 米卸売売上高
  • 卸売在庫(米国)
  • 平昌冬季パラリンピック開幕(-18日)

概況

2018年3月8日のECB理事会の声明文で、前回まで資産買い入れ計画の規模と継続期間は拡大する用意があるとしていたものを、景気回復から、量的金融緩和の拡大を示す文言を削除。一方、300億ユーロ/月の買い入れを2018年9月末まで必要であれば延長する方針は維持されました。そしてマイナス金利も維持する方針。利上げは早くても2019年と見られています。他方、2019年のインフレ率の見通しを1.5%から1.4%に引き下げ。今後は6月に量的緩和政策の終了の是非を判断する見通し。

ってことです。ユーロは一旦上昇したものの、ドラギ氏の記者会見で低インフレ気にしてて、貿易摩擦で揺らぐかもってことで、一転、ユーロ下落の展開でした。しっかりトレンド出たので、分足と時間足でちょろっと乗りましたが、焼き肉で体調不良だったため、やる気なくなって、どうでもいいわと思ってすぐ降りました。

まぁそれはいいのですが、今回に関しては、インフレ率の見通しを引き下げた所に反応したかなぁって感じで、利上げは資産買い入れ終えてから、十分時間空けてってことなので、まぁまぁ先になりそうって感じです。2020年も1.7%予想なので、まだまだかなぁって感じです。ユーロドルは、日足では今の所、上昇トレンドの休止の形の局面なので、通常、いずれ上に抜けるパターンですが、今後しっかり1月からの揉み合いを下抜けちゃう局面がきたら上昇トレンド否定の形になるので、その辺注意しながらだと思います。ただ、揉み合いとしても、すごい綺麗な形ですよね。笑 ちょっと関係ない話ですが、チャートは綺麗な形のものを選んだ方がいいです。トレードしやすくテクニカル分析も通用しやすいので。

さて、米国では関税の話でてます。トランプ氏会見中です。カナダ・メキシコは一定期間適用外で、同盟国も柔軟な対応をするって速報出てます。各国の今後の対応次第だと思いますが、一旦織り込んだような反応だと思います。

米国では、今日は米雇用統計平均時給が出てきます。前回、平均時給の上昇が材料にされましたが、今回おそらく下がると思いますし、平均時給がいい数字でなければ、雇用はあまり注目材料ではなく、今は物価と労働生産性が注目だと思いますので、反応があったとしても限定的かなと思ってます。

やはり物価絡みが注目で、イエレン氏は春から物価上がるよーって言ってますので、春の物価、だから、今月出てくるのは2月分ですので、来月からの物価系指標が注目なんだろうなぁって思います。

そう考えると、日経平均なんかは、最近下試して200日線サポートになってますので、今日の黒田氏の会見内容にもよると思いますが、一旦上方向に振れやすいかなと思えます。ただ、ドル円が弱いですからね。でも、空売り比率も高水準ですし、裁定買残も結構下がってきた、ドル円も105円ミドルの節で止まってるので、下というより、一旦上だろうなぁと思ってます。ただ、それはついていく所ではないと思いますが。上がった所で買いを入れる形ではないです。というのが筆者の見方です。諸々のテクニカル分析については、昨日書いたものと見方は変わってません。

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