- 日貿易収支
- 米失業保険申請件数
- フィラデルフィア連銀景況指数
- 設備稼働率(米国)
- 米鉱工業生産
今回のFOMC議事録の内容をヘッドラインでパパッと拾ったので載せておきます。
- この会合でバランスシート縮小開始時期を公表する準備はできていると、参加者の複数が言及したものの、大半が9月の会合まで判断を見送ることを支持。
- バランスシート縮小は比較的早期に着手する点を明らかにするのが適切という点で一致。
- バランスシート縮小の引き締め効果は緩やかになるだろうと複数の参加者が予測。
- 多くの参加者は、足元のインフレ鈍化は一時的要因による、としているが、物価は想定より長く2%以下になる可能性があるとしている。
- 幾人かの参加者は、インフレリスクは下向きとしている。
- インフレ期待が抑制されているかどうか判断が分かれている、と一部参加者。
- 弱いインフレを懸念、忍耐強い姿勢に賛成、と一部参加者。
バランスシート縮小は、インフレに関わらず判断するってことは前にFRB高官が発言してましたし、ブログでもそれを紹介してました。声明文の内容とほぼ変わらずそのままの内容に思います。9月濃厚ってのは変わらなさそうですが、一方でインフレの見通しがえらく慎重な内容で、これを受けてFedウォッチの年内の利上げ観測が前日からちょろっと後退、米国の長期金利は低下、ドル売りの展開となりました。長期金利に関してはここ3日ぐらいで行って来いのような形になってます。んで円高の流れになってます。このインフレの見通しの内容じゃそうなるわって感じの展開でした。
→米国の長期金利は、上記「米国債利回り」の10年債の欄がそれにあたります。
てか、インフレがなぜ鈍化してるのか明記されておらず、よくわかってないって感じなので、これは根が深いかもしれないですね。これはじわりじわり米国の長期金利は上昇しない要因になるように思えますが・・・。一時的な鈍化と言いながら、2%以下長期化かもって内容で、その要因がわからんってことに捉えられますので、これではドル円は上は重たいなって感じがしてます。ふーむ。
って、それもそうですが、NY市場は、どちらかというとトランプ氏が戦略・政策評議会と米製造業評議会の2つの助言機関の解散をツイッターでつぶやいたことに反応してじわじわ下げていった感じに見えました。これはトランプ氏の助言機関2つで、トランプ氏大統領就任当初に集まってるのは報道されてましたが、その後、トランプ氏は政策をほぼ何もやってませんので、特に影響があった機関とも思えませんが、主要企業にそっぽ向かれた形ですので、トランプ氏の発言でなんだかんだごたつきが多くなってます。
現在、上記の理由から円高に振れて、ドル円の日足はボリンジャーバンドの-1σ、10日線、5日線が集まっており、価格もそのあたりで攻防してます。結構要注目の水準だと思ってて、5日線の上で推移しているうちはいいですが、5日線割れになると、もう一発押しのような展開になりそうな気もします。5日線と10日線がゴールデンクロスしてませんから、5日線が10日線に押し返される形になると、7月から続いている円高トレンドに復帰の形になるように思います。逆に価格が上昇して5日線の上で推移するなら、揉み合って5日線と20日線の攻防となって、5日線が20日線を抜くか押し返されるかの展開に注目だと思います。
てか、今日は5分足の話したかったんです。ドル円の5分足見てる方がどれほどいるかわかりませんが、ここ数日、5分足で綺麗なチャートパターン出まくっており、charTradeが最強に役立つ展開となってました。気付いてる方いたかなぁ。charTradeに準じていればサンキュー相場でした。時間ないので、その話は明日できたらしますね!この話めっちゃしたい!笑