- 3月短観「企業の物価見通し」 ※
- 豪中央銀行政策金利理事会
概況
昨日、米国の鉄鋼・アルミの輸入制限の対抗措置として中国が米国産の豚肉やワインなど128品目に最大25%の関税を上乗せを実施。これが材料になってリスクオフの動きで米国株安って見方が多いです。これはどうってことないものですが、今後は中国の知的財産権侵害の方の制裁措置に対する対抗措置の方が注目度は高いと思います。発動判断が6月ごろってことなので、ちょっと時間ありますが。
ってことで、今日はまず為替から。
今、円安キャンペーンみたいなのが多いように思います。あっちこっちでドル円は下げ止まったって声が聞こえてます。昨日の日銀短観の想定為替レートも109.66円と結構上だなって感じで、ドル円の現在の水準は一時的と見てるような数字でしたが、テクニカル分析的には、ドル円は何も下げ止まった判定ができる形出てませんし、前から書いてますが、ドルインデックスも、2018年1月から下降トレンドの休止期間である揉み合いを形成している段階で、通常はこれは下にブレイクアウトする形です。すなわち、ドル安に行きやすい段階です。ゆえに、これらの形が否定されるまでは、ナメてかからない方がいいと思ってます。実際の価格の動きはまだ何もそんなこと示していないので、それが否定されない間はドル円は下げ止まったとか、変な円安キャンペーンはアテにしない方がいいと思ってます。まずは否定される形が出てからです。偉そうに言うつもりないですが、逆張り下手な人がそういうトレードをしがちなので、逆張りはそれまでのトレンドが否定される形が出てから仕掛けるようにすると、リスクは抑えられますし、逆張りして即効損切り喰らわされるってことも少なくなります。相場格言で「アタマとシッポはくれてやれ」ってありますが、それは意識すべきだと思います。
さて、NYダウです。
先週、筆者がヘッジかけたNYダウのポジションですが、自動売買にしてるつってましたので、昨日は寄りから少しして、勝手に外れました。結構いい所でヘッジかけてたなって感じで、24000ドルでのヘッジでしたから、そこから外れてトレンド出ましたしで、結果論ですが、いい所だったように思ってます。今は売りポジションがノーガードって感じです。先週の段階では、NYダウはもたついてたのでヘッジかけるより一旦逃げておこうかなぁって迷いましたけど、ボリンジャーバンド-1σや10日線基準にしたcharTradeの判断でOKだったねって感じです。筆者のトレードはテクニカル分析に基づいてるだけのことですけど、結果的にミスが少なくなります。だからチャート弱い方はcharTradeやってくださいね。必ず武器になりますから。って、このサイトのアクセスもどんどん増えてきてるので、やってくれてる方も増えてるのかなぁとか想像してますが。
一方、筆者の今の売りポジションが余裕ってことでもないです。
昨日のNYダウは日足で2018年2月9日の安値を昨日抜けれずに、引けに向けて上昇しました。筆者は相場見てましたが、結果的に日足で下ヒゲつけましたから、ちょっと具合悪い展開です。また、200日線が昨日はサポートになってて、ここは例えば一旦抜いたとしても普通にもたつく、割っても戻しやすいですし、材料的にもまだ厳しそう、さらにこの水準は前回PKO入りましたから、正直言うとあまり分が良くないと思ってます。一応、日足のボリンジャーバンド-1σや10日線で頭打たれた展開になってますので、短期的には弱いと見て、売りポジションはそのままですが、これは取りにくいだろうなって気はしてます。短期トレンドは崩れてませんので、上がればまたヘッジで対応になりますが、ここから反発の展開になってもおかしくはないと思ってます。
あと、ナスダックですが、こちらは、MACDのシグナルもちょろっとゼロライン割ってきましたので、日足では弱い形になってきてますが、こちらも2018年2月9日の安値を割らないうちは、調整で終わる可能性がありますので、同様に注目だと思います。
日経平均は昨日、ボリューム満点でブログ載せて見方変わってないです。同様の内容が「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のトップページ(PC版のみ)でありますので、そちらで。
あ、そうそう、「株初心者のための株式投資と相場分析方法」で、今雇用は注目されてないので今週の米雇用統計は、よほどの数字でなければ反応一時的みたいなこと書いたと思いますが、平均時給のことすっかり忘れてて、これは物価影響あるので大注目です。思いっきり忘れてたので、また書き足しておきます。