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貿易戦争懸念再燃

2018年4月のマーケット動向と投資戦略
本日の注目イベント&経済指標
  • 2月国際収支
  • 3月景気ウォッチャー調査
  • 参院決算委員会(安倍首相出席)
  • 黒田日銀総裁再任
  • 米国の上院再開

概況

マスターズですが、3日目のミケルソン選手の直ドラからのイーグルはシビれました。観てない方は何言ってんだ?って感じだと思いますが、あーゆーの観せられるとたまらんです。観ててよかったって気になります。

さて、先週金曜日は筆者がブログアップした後に中国の知的財産権侵害に対する追加制裁の報道。ブログ書いた後にそういうの出てくると、書いた意味なくなっちゃうのでやめてよって感じでしたが・・・・。規模的には株価が4%ぐらい下がる要因かなぁと思ってましたが、金曜のNYダウは2.3%ぐらいの下落で引けてます。ムニューシン氏が貿易戦争になる可能性はあるって発言したことで警戒って感じです。

結果的に、先週金曜のNYダウは日足でボリンジャーバンド-1σあたりで引けてます。現在、日足のチャートは揉んでてやりにくいですが、ボラはくれてますので、日計りのトレードはとてもやりやすい相場です。ゆえに、スキャルピングやデイトレード中心にするのがベターだなぁって思ってます。ただ、相場格言に「日計り商いするべからず」ってのがありますから、オススメはしないです。でも、あえて言うなら、スキャルピングデイトレードの日計りのトレードはちょこちょこやった方がいいと筆者は個人的に思ってます。
おそらく上手くやらないと、初心者の方は慣れてないうちは負けると思いますが、それを重ねると、どうトレンドに乗ればいいかとか、どこで逆張るかとか、どこで手控えるとか、シグナルは出てないけど利益確定してしまおうとか、そういう判断が、個人差あると思いますが徐々についてきます。トレードごとに仮定・実践・検証は当然やらないといけませんが。てか、勝ち方考えるっていうかね。それって日足のトレードとかでもとでも役立ってきますしね。

と、それはいいとして「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のトップページ(スマホの場合はメニュー「注目ページ」)で週末のこととか、今週のこと+テクニカルとしておきましたので、そのコピペをしておきます。

株初心者のための株式投資と相場分析方法より

先週は、米中貿易戦争懸念に対する火消しで一旦相場は戻したものの、週末に再燃。日本への飛び火も警戒しておきたい所です。

さて、今週は米国の生産者物価指数、消費者物価指数と輸入物価指数の物価系の指標とFOMC議事録が注目の週ですが、15日前後に「為替報告書(米国財務省)」が出てきます。現在、日本は監視リストに入っており、昨秋は円相場が割安と指摘されており、近々でトランプ大統領が日本批判をしたことから、円高ドル安要因が出てくる可能性があり、ドル円の相場つきは注意が必要だと思います。

日経平均株価 日足

[これまでの展開]
日経平均は、2017年9月からの上昇トレンド後に形成した2017年11月から12月末までの揉み合いの三角型レジスタンスライン(上側の緑線)を、通常のテクニカル分析通り、大発会に上へブレイクアウト。その後、2018年1月9日から揉み合いの形を作りましたが、その揉み合いを下にブレイクアウトし、2月初旬に米国株式市場が大幅下落したことから、2017年11月から12月末の三角型のサポートライン(下側の緑線)を下へブレイクアウト。

下へのブレイクアウトは、これまでの上昇トレンドの否定の形。下降する可能性が高い形です。価格が三角型にしっかり戻せない場合は、下降の力が強いことを示します。

2018年2月初旬に200日線(オレンジ線)まで下落し、その後、200日線をサポートとしつつ、割る局面もありましたが、200日線近辺というのは相場がもたつきやすく、また、一旦割っても、再度一旦戻しやすい傾向があることから傾向通り反発の展開。

[先週の展開]
先週は、200日線近辺からの反発継続の形で、5日線陽線で抜いてから、5日線をキープしつつ25日線を上抜き、横ばいのボリンジャーバンド+1σまで戻してそこで抑えられる展開。上記のチャートには記していませんが、1月・2月・3月の高値を結べばレジスタンスラインが描けます。このレジスタンスラインは25日線と似たような推移の線になりますのでチャートには記しませんでしたが、先週はそのレジスタンスラインも上抜く形になりました。

[今後の展開予想と戦略]
さて、そのレジスタンスラインの上抜けですが、レジスタンスラインなどトレンドラインというのは、引き直しが当たり前ようにあるもので、一旦上抜いたと言っても安心できるものではありません。上抜けがいってこいの展開となれば、トレンドラインの引き直しをする必要があります。

また、トレンドには遅行する特性がありますが、ボリンジャーバンドのバンドは横ばいであり、+1σで小さめのコマ(ローソク足)で抑えられる形ですので、一旦はバンド内で揉み合いそうにも見えます。

一方、5日線が25日線を上抜いてきており、5日線をキープしている間は短期的に強い形は継続と見れ、今後5日線を陰線で割る局面がくればそれが崩れることになります。

他方、先週末に米中貿易戦争懸念の再燃を受け、米国株が大きく下落しました。これを受けて9日月曜に日本市場は下落して寄ると思いますが、日経平均は1月・2月・3月の高値を結んだレジスタンスラインを終値で割ってくるか注目だと思います。ボリンジャーバンドは揉み合いを示唆していますので、ボリンジャーバンドがエクスパンションしない間は、トレンド発生は見にくいかなと思います。

ただし、ドル円が週足で、ボリンジャーバンドの-1σを陽線で抜いてきています。ドル円の売りポジションは持っておきにくい形になっています。今週はドル円がこの-1σの上をキープできるか、再度割ってくるかも見ておく必要があると思います。

今週は、米国で消費者物価指数をはじめとした物価系の指標が出てきます。また、FOMC議事録も出てくることから、それを受けた米国の金利動向をにらんだ展開になりそうです。

加えて、15日前後に「為替報告書(米国財務省)」が出てきます。現在、日本は監視リストに入っており、昨秋は円相場が割安と指摘されており、近々でトランプ大統領が日本批判をしたことから、円高ドル安要因が出てくる可能性があり、ドル円の相場つきは注意が必要だと思います。

これらを踏まえて投資戦略ですが、現在、米国株はローソク足の形で推測できにくい相場が継続しており、要人発言や政策のヘッドラインに一喜一憂しやすい相場になっています。ですが、それを受けてボラタイルな動きになりやすく、日計りではトレンドが一方通行になりやすい展開になりやすいため、スキャルピングデイトレードは取りやすい相場が多いです。ゆえに、現在は日計りのトレードがベターだと考えています。ただ、「日計り商いするべからず」という相場格言もありますので、日計りのトレードに慣れていない方は、明確にトレンドが出るまでは、様子見がいいのではないかなと思っています。

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