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トランプ氏の議会演説の日時と予算教書の発表日

2017年2月のマーケット動向と投資戦略

おはようございます。

先日リニューアルした「株式マーケットデータ」ですが、アクセスがグイッと増えてたので、早速見てくれたんだなぁと思って感無量の筆者です。指数や指標の掲載を増やしたことに気づいてくれたでしょうか。NYダウに加えて、S&P500やNASDAQ100のPERも新たに追加しましたし、売買代金も新興市場を増やし、JPX400の推移も増やしたしで、ガンガン行ってます。前に比べてページを小分けにしたのはウザがられるかなぁと思いましたが、スマホ対応にして表の横幅取りにくくなったので、その点はご理解いただければと思います。今後は筆者が抱えるサイトの記事のアクセス数を見ながら、この指標の推移見たい人多いんじゃないかなぁってのがあればバンバン掲載増やしていくつもりですし、改良も加えながらいい感じにしていくつもりですので、ご活用いただければと思います。

さて、相場です。

img_k039今日のチェックポイント!

色々
今週はトランプ氏の議会演説が28日にあります。日本時間で3月1日の午前11時からの予定となっており、日本市場の取引時間中となってます。まず、先週金曜のNYで気になったのは、金価格の上昇と米国の長期金利の低下です。金価格と長期金利の推移は「株式マーケットデータ」で確認できます。あ、米国の長期金利っていうのは、「米国債利回り」の「10年」って欄がそれにあたります。2月24日時点で2.31%です。推移を見てもらえれば下がってきてるのがわかると思います。現在、米国株が買われて上昇している一方で、安全資産の米国債が買われている状態です。金価格も上昇傾向ですので、リスク資産が買われている一方で安全資産も買われるって感じです。また、長期金利からすると低下傾向ですので債券市場はFRBが3月に利上げはしないと見ていそうです。てか、利上げを全然織り込んでなさそうなので、織り込ませ不足で利上げできないなぁと思えますし、FRBのバランスシート縮小も議論はこれからってことだったので、円安は難しそうです。また、3月15日にはオランダ議会選挙、4月5月はフランス大統領選もありますので、債券が買われやすい状況は続くかもって感じに見えます。まぁそれもトランプ氏の議会演説を受けての反応や、今後の米国の雇用や物価の指標見てって感じだとは思いますが。ちなみに、最近フランス大統領選はルペン氏が支持率集めており、英米に続いて反グローバリズムの流れが続くかって気になる所なので、ルペン氏に関する記事をアップしておきました。よかったらサッと読んでみてください。たぶん2分で読めます。

フランス大統領選ールペン氏の特徴と公約している主な政策

一方で、日本の長期金利も日銀がオペの実施を事前に公表する方向になって低下してます。上記の理由から日本の長期金利も上がりにくい状況は続きそうに思えます。が・・・とりあえず、まずはトランプ氏の議会演説だと思います。今どうこう考えるより、結果見て考えた方がよさそうですね。一応、今考えられることは、法人税の減税に期待して米国株はかなり強い相場となっていましたので、演説を受けてここからさらに上にいくより、結果が失望に繋がって売られた時のリスクの方がデカそうです。下のリスクの方が高いと思うので、まず買いのポジションは持っておきたくない所だと思います。

そして、さっき見ましたが、予算教書が3月中旬に発表予定との報道が出てます。
てことは、トランプ氏が前に言ってた「税に関する驚くべき発表」が議会演説では出ないかもしれないですね。その可能性が考えられるので、議会演説を通過したあとも今の相場が保つことも考えられますし、議会演説でそのまま失望的な反応をすることも考えられそうです。って、どっちだよ!って感じですね。笑 相場は保つように思います。基本的に今の米国市場は減税期待と金融規制の緩和期待で上がってますので、減税の内容が出てくるまでは相場は保つように思います。トランプ氏は「税に関する驚くべき発表」って言ってましたから、驚くべき内容を見るまでは期待は続きそうです。ただ、議会演説で相場は動くと思います。税制改革の内容が出て来なければ一旦押しそうにも思いますが、期待は続くので押した所が一旦短期的な買い場になりそうには思います。ま、想像ですからその時のチャートによって判断は変えないといけないと思いますが。逆に税制改革の内容が出てきた場合は、出尽くしや失望の動きが出てくる可能性は高そうに思います。

それらを踏まえて、日本時間では3月1日の午前11時に予定されているトランプ氏の議会演説は、NYがクローズの時間帯で日本市場がその影響を反映する形になりそうです。一応報道では午前11時予定となっていますが、はてさて。前引け近辺でもあるので、それらの時間帯の相場の乱高下についていって前引けでポジションまたぐのもかなり危ないと思いますので、やるなら割り切ったスキャルピング以外のトレードはしたくない所だと思います。また、これまでの例によって、1日は日本市場あるいはアジア市場は逆の動きするかもしれないですよね。例えば、1日は日本市場は大幅下落したけど日をまたいでNYは上昇で引けて、翌日は日本市場V字回復ってのもありますしね。例えばですが、トランプ氏の議会演説を受けて1日大幅下落したとしても、余程下がらない限りは逆張りするのは危なっかしいように思います。例えば1日、円高に振れたとしたら、今20日線が下向きなので、ここでボリンジャーバンドがエクスパンションする流れとなれば、円高へはいい形で逆張り食われる可能性が高いので、ボリンジャーバンドの-2σ突き抜けて、さらに勢いがある円高が来なければ、日経平均も逆張りで持ち越すのは危なっかしいように思います。って、まぁそれはただの一例で全部のパターン書けないのであれですけど、逆張りは余程突っ込んだ所でないと怖い所だと思います。基本的には、1日はスキャルピングでついていきながら、ポジション持ち越すのは経験豊富な方だけって感じだと思います。速いトレードしない方は様子見がいいと思います。今レンジ相場中でトレンドないですから、トレンドが出たのを見極めてから乗っても遅くないと思います。税制改革の内容が出て来なければレンジ相場継続を基本に見ておいてもいいかもですね。
まぁそんな感じで、相場に関してウザめのこと色々書きましたが、ドル円は波動的に次にくるのが三波目だとすれば円安の波ですので、その兆候が出た時に米国の株式と長期金利見ながら乗ればいいんじゃないかなと思ってます。三波目来てないうちは寝てていいんじゃないでしょうか。

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