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トランプ氏優勢。トランプ氏が大統領になったらどうなる?

2016年11月のマーケット動向と投資戦略

おはようございます。
高脂血症で食べれるものが限られているので、大豆中心の食事を摂っているのですが、それによって肌がスベスベになってきた筆者です。大豆ってそういう効果あるのかな?知らないんですけどなんかすごいスベスベになってきてます。イソフラボンってスゴイ・・・。

今回の日銀総裁会見の注目点は筆者としては一つでした。それはテ〇東のO江さんの質問。O江さんは日銀総裁会見では毎度お馴染みです。他の記者の方とは違って、いつも質問内容の毛色が違ってて「いいですねぇー」と個人的に思ってます。他の記者の方はどう記事書こうかって感じの質問に終始し、展望レポートに書いてる内容を何度も聞くような似た質問を繰り返すことが多いです。話聞いてのかなぁと思うことも多く、それが戦略なのかはわかりませんが、制限時間のある会見で同じことを繰り返しても同じ答えが出てくるだけで効率が悪いのでやめて欲しいなぁと思うのですが、O江さんは違います。担当している番組の色が出てる感じしますが、消費者目線とか企業目線での質問をすることが多く、今回いい質問されてました。O江さんが今回質問した内容はこうです。

Q:企業が値下げに動いている。デフレは悪いことばかりでないとの経営者の声もある。企業や消費者のデフレマインドに中央銀行はどう働きかける?

これはほぼ核心の質問じゃないかと筆者は思ってます。デフレマインドの中心となってるのは、政府じゃないし消費者も日銀のデータによれば物価上昇を見込んでますので、企業です。そこにどう働きかけるか。1時間の会見の中でこれしかいい質問がなかったのが残念でしたが、その質問に総裁は答えてますので、「2016年11月1日 日銀総裁会見 ノート」で確認してみてください。ここでは長いので割愛します。

さて、それよりも米国です。とうとうワシントン・ポストとABCテレビの世論調査でトランプ氏がクリントン氏を上回ってきました。昨日かな?ブログで書きましたが、ブレグジット時の傾向から世論調査が実際の選挙結果に近い数字が出やすい面がありますので、トランプリスクは考えておかなければなりません。トランプ氏が大統領になった場合、ブレグジットも踏まえグローバリゼーションはほぼ終わった感が出てきそうです。今年はその転機になると考えられるため、米国のみならずEUも大丈夫か?ってことにもなると思いますので完全に流れが変わって、ショック的な動きに繋がりやすいと考えます。とりあえず輸出関連は外しておいた方がいいと思います。また、米国の大統領が変わると人事も変わりますので、イエレンFRB議長も大丈夫?ってことも考えておかなくてはなりません。FRBは独立していますが、交代ってことも十分考えられると思います。金融政策の流れも変わるかもしれないので、まず円高には振れるのかなと予想できます。米国の利上げは12月で織り込んでますが、それも怪しくなる。ただ、だからと言って株は売り仕掛けがいいのかと言えば、筆者はそうは思いません。一旦ドカッと下がるかもしれませんが、トランプ氏は財政出動推してますから、一旦下がった所で売っても返される可能性も高いと考えられます。公共事業増やすと思いますので逆に米国の景気がよくなる可能性もあります。むしろ、米国株は大きく下がった後、徐々に上げていくようにも思います。ただ、これまでトランプリスクはほぼ織り込んでいませんし、米国株は割高でもあることから、トランプ氏が大統領になった場合は手控えで様子みなくちゃならないと思います。そもそもトランプ氏の政策はよく見えませんからどうなるかわからず、リスク資産である株を持つのは多少見通せてからでないとダメだと思います。また大統領選と同時に行われる上下院の議員選挙も共和党と民主党どちらがとるかも政策に影響しますので、それも結果を見なきゃダメだと思います(上下院に関する内容は「上院はどちらがとる?」を参照してください)。

先週書きましたが、筆者は戦略的に先週でポジションほぼ落としましたので余裕を持ってみれますが、まだポジションのある方は、日経はCMEや大阪の日経先物の夜間の水準から5日線、さらに10日線割ってきましたし、大統領選前なのでここでポジションは落とした方がいいんじゃないかと思います。終値でどうなるかってとこだと思いますが、ここでリスク取らんでいいでしょう。博打でやるなら別ですけど、株は安い時に買うものですしEPSも下がってますしね。今日上がったとしても手控えがいいと思います。

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