乖離率

おはようございます。
今日はですねぇ、今筆者はちょっと頭を抱えて悩んでるんです。その話はブログ中盤で。

昨日は日中の相場見れなかったんですが、筆者の運営するサイトのアクセス数が爆上げしておりました。なんだこれは！と思ってヘッドライン見たら、日銀が指値オペやったんですね。指値オペについて記事書いてる方、おそらくほとんどいなかったので、これかぁって感じでした。ただ、アクセスもらえたのは嬉しかったのですが、これはいかんなぁと筆者は思いました。日中のアクセスが多かったので、おそらく専業のトレーダーの方がたくさん見てくれたと察しているのですが、専業の方がよく知ってないぐらい伝わってないことに問題あるなぁと思いました。指値オペは、9月の金融政策の大幅転換時に日銀が出してきた3枚看板の1つです。イールドカーブコントロール、オーバーシュート型コミットメント、指値オペのたった3つです。それが伝わってないって日銀のアナウンスにかなり問題があるなぁって思いました。日銀の政策に関してこれまで肯定的に見ている筆者ですが、これは絶対力入れてちゃんとやった方がいいって思いました。

と、まぁそれはそれでいいんですが・・・それより相場です。ちょっと上昇が早過ぎて筆者的にマズイ水準まで来てます。夜間の日経平均先物が18100円つけてます。米国株はあまり上がってませんが、米国長期金利とドル指数が止まらないですね。ドル指数100超えてるのになぁ。危なっかしい水準ですよねこれ。イエレン氏発言で12月利上げするっぽいですからその影響もあるんでしょうけど、そろそろ米国株影響出てきてもいい水準だと思います・・・。ふーむ。NYダウは高値で陰線パパッと出て高止まりしてますので、勢いは弱まった感はありますが。

さて、筆者は大きな相場の流れで投資を考える場合、「200日移動平均乖離率戦略」を用いるようにしてます。この戦略は知ってる人は知ってる戦略で、特にベテランの方が用いることが多い？って戦略です。筆者は受け売りなんですが大枠ではこの戦略を使うようにしてます。

この戦略では、買い場は2つあります。200日移動平均乖離率の-40％近辺の所と、株価が上昇してきて200日移動平均乖離率の+10％を上回ってきた所です。筆者が今マズイな・・・と思ってるのが、現在株価（日経平均株価）が後者の+10％近辺にかなり接近してきているという点です。通常であれば、200日移動平均乖離率の-10％から+10％で株価はおさまりやすい傾向があることから、ここで買いを入れて失敗してしまうと、思いっきり高値掴みになる可能性があり、今全く手をだしたくない所です。筆者はファンダメンタルズ的には日本株は悲観的に見ていますし今回上昇が急ピッチ過ぎる点を考えると、ここでの買いは危な過ぎると考えています。ただ、ファンダメンタルズ的に筆者の予想がめちゃ間違えてたら・・・また、ダブルボトムのネックラインも上回ってきた点を考えると上昇相場に違いはないって考えると、どうしよっかなぁって思ってます。いやね、そんなことで悩まなくても+10％をしっかり上回ってきたら、そこで売りと買いの両建てすればいいだけの話なので、なーんも問題ないんですけどね。たぶん上に行けばさらに行くと思いますので。ただ、売りをしない人もたくさんブログ読んでくれてるでしょうし、売りをしない人にこんな戦略読んでもらっていいのかな、吊られたりしないかなとか色々考えてたんです。それで頭抱えて悩んでたんです。ふーむ。悩んだと言っても1分ぐらいですけどね。

おそらく、上昇が急ピッチ過ぎる点と一服ほぼなしできてる点を考えると、両建てしない方はこの戦略はなしだと思います。たぶん通常の相場内で+10％が天井になるんじゃないかなぁとも思えます。急に上がったものは下げも急になりやすいですし、PER的にも高い所ですしね。米国株もちょっともたついてる。投資は安い所で仕込むものですから高い所で買いを入れるのは投資として最悪だと思います。急な展開に瞬時に対応できる方や、建玉操作の腕に覚えのある方は+10％超えてきたら両建てで入って試してみるのも一つあるのかなと考えています。ただ、何度もいいますが、今は買いだけでは絶対ダメな水準だと思います。今の相場、見方によっては上昇の最終局面とも見れますので、最悪、高値掴みになってしまったらおそらく取返しはつかないです。トランプ氏、何するかわからないですしね。まぁ、まだ+10％はもう少し上ですけどね。一応事前にこういう戦略もあるんです、ってことを紹介しただけなので、この戦略には乗らないでくださいね。この戦略の本当の買い場は、-40％水準ですしね。できれば今日か来週、相場の流れが変わって下落して、いい頃合いに+10％にトライする局面が来てこの戦略を自信を持ってオススメできる時がくればなと思っています。

一応、筆者はトレードツールは色々使ってまして、このブログを書くにあたって移動平均乖離率が一番見やすくてオススメできるツールはどれだろうと思って主要なツールで一通り見てみたんですけど、マーケットスピードかなぁと思いました。ただ、マーケットスピードは移動平均乖離率が100％が基準になってるので、ちょっと見にくいっちゃ見にくいですけどね。てか、色々なテクニカル指標が使いやすくて思い通りに操作しやすいトレードツールってなかなかないですよね。複数のトレードツールを使い回さなきゃならないのが筆者的には面倒で仕方ないです。

さて、そろそろ安倍氏・トランプ氏会談の時間かな？

あ！安倍氏、髪の毛切り立てですね！ピシッとなってます。