- 中央最低賃金審議会
- 4月米S&Pケースシラー住宅価格指数 ※
- 6月米リッチモンド連銀製造業指数
- 6月米消費者信頼感指数(CCI) ※
対米投資制限
昨日はトランプ政権が策定中の中国企業の対米投資制限で、中国投資家が25%以上出資するが重要な技術(ITや電気自動車など先端技術)を持つ米国企業を買うことを規制する検討に入ったとの報道に対して、ムニューシン財務長官は中国だけというのは誤報で、すべての国に適用されるとツイートし、米国株式市場は大幅下落。その後、対中強硬派のナバロ国家通商会議(NTC)委員長が、投資制限をすぐに実行する計画はない、と否定したことで相場は一旦戻す展開でした。
テクニカル分析
まずブログで書いてたナスダックですが、先週に日足でボリンジャーバンド+1σや10日線の陰線割れで利益確定かヘッジって書いてて、金曜にその形が出て、昨日大幅下落でしたから、タイミングとしてはジャストだったと思います。今年はこの手のトレードの切れ味、筆者いいですね。2月の急落の時も、2,3日前のヘッジでジャストでしたしね。まぁ今回は、包み線も警戒してましたしMACDのデッドクロスも警戒してましたから、普通って言われたら普通ですけど、charTrade通りやってたらOKだったと思います。あと、ナスダックは今週注目で、週足でボリンジャーバンド+1σをキープできるか見ておきたい所です。ナスダックの場合は100日線あたりまでの下落は普通にありますし、週足・月足ともにまだ崩れてないので売り仕掛けをする所ではないと思います。
一方、NYダウですが、日足で1月高値から4月高値を結んだレジスタンスラインを5月に上抜いてきて、そこから安値結んだサポートラインがあるのは書いてた通りですが、それは先週割ってきて、これがトレンドラインの引き直しになるか、このブレイクアウトが確実になるかって書いてたと思いますが、これは明確に割ってます。ただ、根本的なことをいうと、トレンドは傾向ですので、1月高値から4月高値を結んだレジスタンスラインを5月に上抜いてきた後のトレンドは短いので信頼度には欠け、これをそこまでアテにしていい線かと言えばそうではありません。トレンド系の話は今準備段階でこれから記事をどんどんアップしていきますのでお楽しみに。
さて、話が逸れましたが、NYダウはそのサポートラインを割って下落の展開になってます。昨日(25日)、日足では200日線割れの展開で、24000ドル接近まで下がりましたが、その後200日線ちょい下あたりまで戻して引けてます。長めの下ヒゲついて陰線の形です。まぁNYダウはローソク足の形やその組み合わせのパターンはアテにならない相場続いてますから、この下ヒゲ陰線の形はあまりアテにはできないと思います。ここからまたすぐに200日線回復できるか、さらに下がるか注目所です。
ここから下の23000ドル台は節が多いので、昨日辺りは押しか?って話もあると思いますが、いつも通り、まずは5日線を上抜けてからでないと買いを入れたい方がいても入れちゃダメです。モメンタムはゼロライン割ってますし、MACDの「MACD」もゼロライン割れで、これを早期に戻せなかったら具合悪くなります。あと、基本的には、21日に陰線でボリンジャーバンド-1σ割ってさらに下落でしょ?でもまだ揉みの水準と言えばそれまでですが、ボリンジャーバンド-1σを陽線で抜くまではトレンド発生の可能性がある所ですので、その観点からも買いを入れる所では昨日までの形ではないと思います。
筆者は金利面からもまだ崩れるとは思ってないです。まぁ展開次第でそんな思いはすぐ撤回しますけど。NYダウは週足では揉み合いでトレンドはなく、月足でボリンジャーバンド+1σ近辺です。日足も23000ドル台の節抜けないと下はキツく、上はここから上がってもとりにくい相場継続しそうで明確なトレードチャンスはまだないのでやんなくていいと思います。デイトレ以下もなんだかんだちょっとやりにくいです。今ヘッドラインで振らされやすいので、やってもちゃぶつきやすいと思いますし。ドル円は揉みやすいと思いますし、日経平均については、昨日のブログと特に何も見方は変わってません。