- 8月日マネタリーベース ※
- 8月英建設業PMI
- カーニーBOE(イングランド銀行)総裁発言 ※
- 7月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
- 8月米製造業PMI 改定値
- 7月米建設支出
- 8月米ISM製造業景況指数 ※
- 8月米新車販売台数 ※
- 国連気候変動に関する作業部会(-9日)
概況
昨日も色々出てきましたが、アルゼンチンとトルコかなぁと思います。
アルゼンチンは、
- 2018年9月3日、アルゼンチンのマクリ大統領は、通貨ペソ暴落の緊急対応として、輸出税の増税や省庁再編を含む財政再建策を発表。IMFにも追加融資を求める。これを受けてペソは対ドルで4%以上暴落。マクリ大統領は演説で足元の通貨安が、我々のコントロールを超えているとし、財政の持続性を示して増税や支出削減に取り組む考えを示した。政府支出を抑えるため政府機関の半減や輸出税の一時的な引き上げなど。ただ、輸出増税は緊急措置で経済が安定すればとりやめるとしている。
んな感じですが、アルゼンチンはもう政策金利が60%になってて終わってる感じですが、アルゼンチンペソって、誰も取引してないと思いますのでスルーします。取扱いしてるFX会社ないですよね。投資信託とかETFもないに等しいと思いますし。てか、政策金利60%です。60%かかるつったら債務返済のための借り入れができないので破産状態です。やっぱ金利は怖いです。今まで色々とメッセージいただいてますが、金利の魅力というか、金利に惑わされてというか、誰かの勧めで金利高い所に投資してやられちゃってるっていう話を受けましたが、金利は絶対ナメちゃいかんです。走ったら止まらないですしね。
トルコは、
- 2018年9月3日、トルコの8月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比17.9%上昇。通貨リラの急落を受け、7月の同15.95%から2ポイント悪化。中央銀行はこれを受け、インフレ見通しは物価安定への重大なリスクを示していると述べ、「必要な措置を講じる」と表明。13日の金融政策決定会合で大胆な利上げに踏み切るかが焦点。ただ、通貨防衛と物価の安定には5%以上の大幅な利上げが不可欠とみられており、エルドアン大統領がこれを受け入れるか注目されている。
んな感じで、トルコも17.75%だったかな?政策金利ですが、エルドアン大統領は自国産業育てたいのに、金利高かったら債務返済のための借り入れができないので企業が操業できなくなるって感じで、それはもう出てきてるし、これからもっと酷くなってくるっていうのでエルドアン大統領は利上げヤダって感じで、次の13日に大幅な利上げできるのかってとこに注目が集まっています。一方、先週にトルコ中銀の副総裁が辞任の意向って話が出てて、その後は出たのかな?わからないですが、やめるなら、その次の副総裁の任命はエルドアン大統領だと思いますので、利上げヤダ路線で金利動向はしばらく目が離せないと思います。
そんな中、トルコリラ円ですが、先月中旬から戻りの展開があったものの、弱すぎる展開です。安値抜けから日足から月足までトレンド揃ってて、週足でボリンジャーバンド-3σ水準で-2σも抜けれない形になってますので弱すぎる展開だと思います。普通に逆張り入れる所ではないです。日足だと8月17日の高値抜けないとダメですし、週足もボリンジャーバンド-1σ遠いなぁって感じです。って、前にも書きましたが、基本的にはチャートパターン見た方がよくて、ダブルボトムや逆三尊、Vボトムなど、ボトム打ちの形が出るまでは逆張りはダメです。綺麗に出ないかもですが、MACDでいうとまだ下あっても全然おかしくない所ですし、安値抜けの未体験ゾーンですので、テクニカル指標でなくチャートパターンで見るべき所だと思います。それぐらいしかアテにはならんと思います。でも、Vボトムだと出るとしたら月足でないともうないかなぁ。でもその場合もVボトムは判断難しいので、その場合はやめといたらいいんじゃないかなと思ってます。って、この話はちょっと長めの話なので、今すぐその形が出るとかの話ではないです。