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テスラ

2018年9月のマーケット動向と投資戦略
本日の注目イベント&経済指標
  • 自民党総裁選候補者所見発表演説会・記者会見 
  • 日露首脳会談 
  • 日4-6月期四半期実質GDP 改定値
  • 日7月国際収支 
  • 日8月景気ウォッチャー調査
  • 中国8月生産者物価指数
  • 中国8月消費者物価指数
  • トルコ4-6月期四半期GDP 
  • 英7月貿易収支 
  • 英7月鉱工業生産指数
  • 英7月月次GDP 
  • 米7月消費者信用残高

概況

先週末は色々ありましたね。後述しますが、トランプ大統領が、対中追加関税第3弾は近く発動されるかもつって、第3弾発動後にも、私が望めばさらに2670億ドル相当のモノに関税をすぐに課す用意があるつったり、追加関税でアップル製品も対象になるってことでアップル株急落したり、対日も強硬姿勢示したり、あと、テスラですよね。先月頭ぐらいに株式非公開化の話でCEOがキレたりなんかしてゴタゴタしてた所で、先週末に葉巻事件出てきて、何やってんの?ってことで急落してます。

それらを受けて、先週は米国株は軟調の展開でした。小幅にちょろちょろ下がってるだけなので、どうでもいい感じですが、S&P500がギリっギリ高値抜け割れの展開。引け間際で粘りそうだなぁと思って放っておいたんですけど、引けでギリで割って、あら!と思って。今日次第ですが、展開次第でヘッジ入れるなりで様子みて、戻せなかったら切らないとって感じです。って、高値抜けしてからすぐ落ちてくるような相場は弱いので、戻す展開になっても付き合ってられないなぁとも思ってます。

さて、月曜は恒例の「株初心者のための株式投資と相場分析方法」の「直近のテクニカル分析」の欄のコピペですが、「今週の注目イベント&経済指標」にもごちゃごちゃ書いておいたので、そちらもコピペしておきます。

「今週の注目イベント&経済指標」の欄

先週末、トランプ大統領は貿易赤字削減をめぐり日本に強硬姿勢で臨む構えを示し、11月の中間選挙に向けて政治的成果を誇示するために通商問題で圧力をかけていきそうです。今後、ロクな結果にはなっていかないと思いますので注意しておきたいのと、日銀の金融政策に対してごちゃごちゃ言ってくると、日銀は緩和のアンカーですのでかなり危ないと思います。それは言ってこないとは思いますが警戒はしておきたいです。
対中も追加関税第3弾について、近く発動する可能性を示し、第3弾発動後にも、私が望めばさらに2670億ドル相当のモノに関税をすぐ課す用意があるとし、これまでの追加関税と合わせると中国からの輸入品の全てが対象になりうるとの考えを示しています。先週末、インテルやアップル製品も追加関税が対象になる見込みであることが明らかになり、それぞれ株は急落し懸念されています。一方、第3弾の発動は中国の対応次第ともしており、今後の協議次第で見送る可能性も残し、どのような結論を出すのかが焦点です。
また、新興国通貨安が進む中、今週はアルゼンチ中央銀行が政策金利を発表します。そして、トルコ中央銀行も政策金利を発表し、大胆な利上げに踏み切れるかが焦点です。ただ、通貨防衛と物価の安定には5%以上の大幅な利上げが不可欠とみられており、エルドアン大統領がこれを受け入れるか注目されています。
加えて、13日はECB理事会。現状維持となりそうで、先行の見通しが焦点です。

これまで米国一強の展開でしたが、先週末から米国株のけん引役だったハイテク株が下がってきており、ナスダックは軟調の展開でした。高値更新からストンと下がるのはこれまでのパターンですが、景気拡大の継続と見られている中、一旦の調整で済むのか注目です。そんな中、今週は米国CPIや小売売上高のビッグ指標が出てきますので注目です。

「直近のテクニカル分析」の欄

日経平均株価 日足 (2018.9.9 更新)

[これまでの展開]
日経平均は、2017年9月からの上昇トレンド後に形成した2017年11月から12月末までの揉み合いの三角型のレジスタンスライン(上側の緑線)を、通常のテクニカル分析通り、大発会に上へブレイクアウト。その後、2018年1月9日から揉み合いの形を作りましたが、その揉み合いを下にブレイクアウトし、2月初旬に米国株式市場が大幅下落したことから、2017年11月から12月末の三角型のサポートライン(下側の緑線)を下へブレイクアウト。

下へのブレイクアウトは、これまでの上昇トレンドの否定の形。下降する可能性が高い形です。価格が三角型にしっかり戻せない場合は、下降の力が強いことを示します。

2018年2月初旬に200日移動平均線(オレンジ線)まで下落し、その後、200日移動平均線をサポートとしつつ、割る局面もありましたが、200日移動平均線近辺というのは相場がもたつきやすく、また、一旦割っても、再度一旦戻しやすい傾向があることから傾向通り反発の展開。

そして、4月5日に1月・2月・3月の高値を結んだレジスタンスラインを上にブレイクアウトしてから5日移動平均線や10日移動平均線をキープしながらジリ高で75日移動平均線や100日移動平均線を上抜ける展開。しかし、その後揉み合いながら23000円の出来高の多い価格帯を明確に上抜けることが出来ずに下落。100日移動平均線と上向きの200日移動平均線がデッドクロスしましたが、200日移動平均線以下で価格がもたついた後、円安を好感し、再度200日移動平均線を上抜ける展開。
週足では、ボリンジャーバンドの中心線を基準に揉み合いの中での推移。スクイーズしてきており、エクスパンション待ち。52週移動平均線がサポートの展開。
月足では、ボリンジャーバンド+2σから+1σでの推移中で強い形は継続中(割れれば弱くなる)。8月も1σキープとなりました。

[先週の展開]
先週の日経平均は、保ち合い水準の中で下降する展開。23000円を試すも、出来高が多い価格帯であるため、薄商いで抜けれなかった展開。

[今後の展開予想と戦略]
日経平均は、日足では下降の展開でしたが、三角保ち合いでの水準でトレンドレスが続いています。繰り返しになりますが、保ち合いの期間も十分ですので、上下どちらにしてもいずれ出る三角持ち合いのブレイクアウトは一旦仕掛けるタイミングになると思います。また、200日移動平均線以下の移動平均線が収束してきています。横ばいで方向感ない所です。いずれこれは短期線から乖離していくと思いますが、まずは短期線が乖離した時にその方向についていくのが通常です。それでしっかりトレンドが出れば、週足でもボリンジャーバンドがエクスパンションする可能性が高まると思いますし、そこで日足と週足のトレンドが揃う形になれば強めのトレンドになりやすいのではないかと思います。

一方、見ておきたいのは、上海総合指数で今年1月の安値水準に接近してます。ここを下にブレイクアウトすると、下は見やすくなります。早ければ先週出てくるとしていたトランプ政権の対中追加関税第3弾ですが、まだ発動されてはおらず、第3弾発動後にも、トランプ大統領が望めばさらに2670億ドル相当のモノに関税をすぐ課す用意があるとし、これまでの追加関税と合わせると中国からの輸入品の全てが対象になりうるとの考えを示しています。一方、第3弾の発動は中国の対応次第ともしており、今後の協議次第で見送る可能性も残しているため、この動向によって、この正念場の水準をキープできるか見ておきたいです。

加えて、今週のECBは現状維持だと思いますが、新興国通貨安が進む中で、今週はアルゼンチ中央銀行とトルコ中央銀行がが政策金利を発表します。通貨安不安は何も状況変わってませんので注目だと思います。

他方、やはり米国株を見ておきたくて、これまで米国一強の相場展開でしたが、ナスダックが高値抜けからストンと下がってます。高値抜けからストンと下がるのはこれまで通りのパターンですが、これがこれまで同様に調整で終わるのか見ておきたいです。ハイテクはこれまでのけん引役だったので、ここが崩れると具合悪いと思います。反トラスト法の適用検討の報道も出てますし、インテル・アップル製品が対中追加関税の対象になることも明らかになってきましたので、対中動向は要警戒だと思います。

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