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米国株連日大幅上昇

2020年5月のマーケット動向と投資戦略

本日の注目イベント&経済指標

  • ポーランド中央銀行・政策金利発表
  • 韓国中央銀行・政策金利発表
  • ユーロ圏5月経済信頼感指数
  • 独5月消費者物価指数
  • 米1-3月期実質GDP・改定値
  • 米4月耐久財受注
  • 米失業保険申請件数 
  • 米4月住宅販売保留指数

NYダウとS&P500

27日は、

  • 2020年5月27日、ウィリアムズNY連銀総裁は、国債利回りに上限を導入することの検討を始めると明らかにした。詳細や導入時期などについては言及しなかった。
  • 2020年5月27日、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、新型コロナ感染第2波を避けられる可能性を指摘。
  • 2020年5月26日、ツイッターは、トランプ大統領の郵便投票に関する投稿に誤解を招くおそれのある情報が含まれるとして閲覧者に事実確認を促す注記を加えた。トランプ氏はこれに反発しており、なんらかの対抗措置を取る考えを示した。
  • 2020年5月26日、ニューヨーク市のデブラシオ市長は、6月前半から段階的に経済を再開するる可能性を示唆。ロサンゼルス市のガルセッティ市長は、27日から市内のすべての小売店での営業再開を認める方針を示した。
  • 2020年5月27日、欧州委員会が経済復興計画案を公表。補助金と融資からなる7500億ユーロの基金を創設する。
  • 2020年5月27日、ラガルドECB総裁は、ユーロ圏20年実質成長率が-8%から-12%になるとの見通しを示した。これまで-5%から-12%としていた。市場では次回のECB理事会で追加緩和するとの観測も出ている。

が主な材料で、なんかトランプ氏vsツイッターとか出てきてますが、米国市場は連日の大幅上昇。

今日は、チャートにオレンジ色の200日移動平均線を表示してます。

NYダウは、昨日は下試して25000ドル割れはなしの展開で、ADXも上昇に転じましたので、筆者は25100ドルでヘッジをかけ直しました。前のヘッジ外し余計だったなぁと思いながら戦略通りのトレードです。ADX上昇し始めて株価が上に振れてますし、過去の傾向からADXが11とか12あたりから上昇に転じて株価が振れた方向にトレンド出やすいってのは書いてましたので、しっかりトレンド出る可能性が高い所です。と言ってもADXが初動ですのでここから下がってもおかしくはないですが。否定にならんかったらしっかりトレンド出やすいってことです。

上昇の懸念としては、

S&P500が前からブログで書いてるガンドラッグ氏ラインの3000を抜いてきた所です。ここはチャートで200日移動平均線がある所です。200日移動平均線は一旦抜いてもまた割ったりごにょごにょしやすい所です。これはチャーチストは皆知ってることでリンク先の解説にも書いてますので時間あれば参照して欲しいですが、3月の下落の時も材料明確でもごにょごにょする傾向丸出しでしたので、上昇の場合はここを抜けきるか抜けきらないかがポイントだと思います。あっさり抜いちゃうこともあるんですけどね。一方で、ごにょごにょして再度下抜けてそれが明確になれば売りのポイントになると思います。

さて、話はNYダウに戻りますが、NYダウはADXを見てるとしっかりトレンドが出る可能性が出てきてる所です。ただ、早期に26日の陽線を否定してくる展開になれば、一転して下試す展開になると思います。よって、基準は26日水準だと思います。ここを割ってくるなら筆者は一旦ヘッジを外して様子見した後にヘッジの掛け直しを探るなりの対応になると思います。その場合はブログで対応書きます。

さて、この上昇の展開ももう以前に戦略で書いてることですが、あさらいしておくと、ここから上昇が続くようならヘッジかけたまま様子見。そして、最高値更新しない間に短期トレンドの転換が出た場合は、これまでのポジションはヘッジかけたままで新規売りのタイミング。ここは新規です。そこから上手く下降トレンドが出れば、今の保有ポジションと併せていいポジション組めますからね。一方、以前から書いてる通り、超割高水準ですので買いで攻めることはないです。

今の所はこれらの見方でいいかなと思いますが、「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のトップページの”直近のテクニカル分析”の欄(PC版のみ)で前からずっと書いてますが、チャート的には長期の振れ幅の大きい超大型保ち合いになる可能性もある所です。進撃の巨人で言うと、超大型巨人、ベルトルトですよね。笑 知らんかな?ベルトルト相場(長期の振れ幅の大きい超大型保ち合い相場)になる可能性も十分ある所ですので、その場合はオシレーター系を使うのが基本です。ただ、ベルトルト相場になるかは現時点ではわかりませんので、オシレーター系を見ながら、例えばRSIなどを見ながら、短期トレンドの転換を仕掛けのタイミングにしておけばおそらくうまくいきます。

というわけで、ごちゃごちゃ色々書きましたが、どのパターンも相場の展開想定して前からずっと繰り返し書いてることばかりですので、概ねこれらで相場に対応できるんじゃないかなと思ってます。

トレードの話はそんなもんとして、余談ですが、イケドンでは考えない方がいいと思ってます。超絶緩和ですのでその見方も十分あるんですが、大幅下落からの結構な戻しは過去よくあることですので、楽観で見る所じゃないと思ってます。チャートもまだそんな否定出てないですしね。筆者はあまり波動の話しなくて、波動のカウントって都合よく解釈できますのであれですが、エリオット波動でいうと下降3波に入ってると思ってます。しかも超割高水準。買いで攻める理由がないです。これで買いで攻めて喰らったらアホ丸出しですので上昇はヘッジでカバーする。それが妥当だと思ってます。

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