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FRBが個別企業の社債も買う

2020年6月のマーケット動向と投資戦略

本日の注目イベント&経済指標

  • 日銀金融政策決定会合・黒田日銀総裁会見 
  • 豪準備銀行・金融政策会合議事要旨
  • 豪1-3月期四半期住宅価格指数
  • ポーランド中央銀行・政策金利発表
  • 南アフリカ休場
  • 英5月失業保険申請件数
  • 英5月失業率
  • 独6月ZEW景気期待指数
  • ユーロ圏6月ZEW景況感調査
  • ブラジル4月小売売上高指数
  • カナダ4月対カナダ証券投資額
  • 米5月小売売上高 
  • 米5月鉱工業生産
  • 米5月設備稼働率
  • 米4月卸売在庫
  • 米6月NAHB住宅市場指数
  • パウエルFRB議長発言 

個別企業の社債も買う

  • 2020年6月15日、FRBは個別企業の社債を購入すると発表。流通市場で社債を購入する制度「SMCCF(セカンダリーマーケット・コーポレートクレジットファシリティー)」を通じて、償還期間が5年以下の米社債を買い取る。5月から開始したSMCCFは社債のETFを買い取っていたが、個別企業の社債も買う。
  • 2020年6月15日、FRBは中小・中堅企業向け融資制度「MSLP(メインストリート融資制度)」を開始。対象は従業員1万5000人以下の中堅・中小企業。MSLPはボストン連銀が実務を担う。融資期間は5年間。当初の2年間は元金返済も不要で企業は当面の運転資金を確保できる。

ということでまんまですが、個別の社債も買うつって出してきましたね。なんか、FRBはチャーチスト?って思うポイントで対策出してきますね。

筆者もチャーチスト丸出しの戦略で仕掛けてますし、どの投資家もチャート見ながらトレードしてますので、チャーチストVSチャーチストみたいな感じの構図に見えなくもないです。

昨日のブログだったと思いますが、NYダウは3月と5月の安値を結んだサポートライン割ったら一旦OKだなぁってこと書いてて、ここは一つポイントですし、トリプルウィッチングも控えてますからなかなかよさげだなぁって感じでしたが、FRBというチャーチストが手打ってきたみたいな感じで、邪魔するなぁと思って相場見てました。言っても、暴落からの戻りの上昇は、金もらった米国の個人投資家の買いが入ってきたのが大きいと思いますので。その反省相場で下がっても全然いいと思うんですけどね。ただ、ちょこちょこ下落抑えていかんと危ないポイントでもあって、昨日も書きましたが、先週のFOMC後からの急落は、トリプルウィッチングに向けた解消かなと思いますし、7月に入ってくるとこれまで上昇のけん引役だった個人の買いなくなって普通は下げだなって見れますので、材料出すならこの辺のポイントはアリだと思いますが、売り仕掛けた筆者からすればウザイの一言ですけど。

って、そういう細かい話はいいんですけど、やっぱ筆者はドル見ておかないとダメだと思ってます。今は全くそんな所ではありませんし、近々起こるとは思ってませんが、ドルの価値が低下の一途をたどるようなことがあれば、米国は衰退しますし。イギリスもオランダも債務膨張と相まってそうやって衰退していったのは歴史の通りですし。

さて、チャート的には、3月と5月の安値を結んだサポートライン意識されてる形で、と言っても大して形変わってませんので筆者はそのまま様子見でした。ここ数営業日の動きですので、今は5日移動平均線基準でトレンド見ればいいと思いますが、次の大きな動きがポイントになるかなと思います。RSIが50近辺で横ばいですし、モメンタムも横ばってますから。ただ、下ヒゲで陽線ついて、大引け坊主に近い形で11日の陰線の実体の半分以上戻してますので、筆者の紹介しているトレード的には分が悪いって感じになってきてます。ゆえに、近々は日足以下のチャートでトレンド見ながら損失出ないようにせんといかんなって所です。今は5日移動平均線が26100ドルちょい上で、筆者が仕掛けた価格ですから。

あと、もう一つ書いておきたいことがあって、今は3月と5月の安値を結んだサポートライン意識されてるなぁって形で見てますが、8日の高値から現在の水準あたりで保ち合い作る場合もあります。その場合は、これまでの上昇トレンドの休止の保ち合いですので、その保ち合いはいずれ上抜ける可能性が高くなります。ですので、どの道売りポジションは、ここから下がらず短期トレンドの転換が出た所で一旦ポジション落とさないとダメです。その保ち合いは下抜ける可能性もありますが、その可能性の方が低いですし、下抜けたらその時に売り入れればいいので、短期トレンドの転換が出た所は一旦売りは逃げる所です。

というわけですが、とりあえず次はパウエルFRB議長の議会証言が注目ですね。あと日銀金融政策決定会合も。現状維持予測ですが、中小企業の資金供給を増やしてくるかもしれませんから。

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