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Queen

2018年12月のマーケット動向と投資戦略
本日の注目イベント&経済指標
  • 日7-9月期実質GDP 改定値
  • 日10月国際収支 
  • 日11月景気ウォッチャー調査
  • 臨時国会会期末
  • トルコ7-9月期GDP
  • 独10月貿易収支・経常収支
  • 英10月月次GDP
  • 英10月鉱工業生産指数
  • 英10月貿易収支 

Queen

昨日、Queenの映画を観てきました。まぁまぁ話題になってますよね。最近。
感想としては、筆者は、あまり・・・でした。展開が雑な感じがしてちょっとキツかったです。ストーリーの落とし方と上げ方の振れ幅が浅くて、途中でつまんなくなっちゃって、ポップコーン食うことに集中してました。「ポップコーン」っていいネーミングだなぁ、誰がつけたんだろう?とか思ってました。映画はドキュメンタリーでもないので、もうちょっと振れ幅つけてくれないと、って感じでした。

概況など

先週末は米国株式市場は大幅下落でしたね。その前日の大幅反発で売りポジションを半分利益確定しちゃったのは、ノイズに振らされちゃったなぁって感じで、ありゃ!と思ってましたが、今回はNYダウとナスダックで両方売りで仕掛けてましたので、まぁいっかって感じで、それぞれまだ保ち合い水準でもありますので、特に何もせず、ポジションとしてはそのままです。

さて、今日は昨日いっぱい書いた「株初心者のための株式投資と相場分析方法」の各欄のコピペです。先んじて年末のアノマリーの話も軽く入れておきましたので、よかったら読んでください。

他方、今週は相場無視ってでも「1から学ぶテクニカル指標」の更新をどんどんしていきます。今日はしないですけどね。今年中に「1から学ぶテクニカル指標」をゴールしておかないと、年末年始は姉妹サイトの更新作業もいっぱいあるので、今週・・・来週もってことになりそうですが、どんどんいきますね。

ちなみに、「1から学ぶテクニカル指標」は、紹介するものは全部見てくれってことではないです。何でも揃うサイトにしていきたいので、色々紹介してますが、これは見た方がいいとか、これはわかっておかないと具合悪いとかは書いてきてるつもりですし、筆者の独断も入ってますが「オススメ」ってことで、ゴリ押しめの指標も紹介してますので、それを中心に見てもらえたらと思ってます。また、今年で「1から学ぶテクニカル指標」はゴールするって言っても、足りてないものは折に触れてちょろちょろ追加していくつもりですので、一旦ゴールするって感じです。

さて、余計な話が多くなりましたが、今日のメインは以下の「株初心者のための株式投資と相場分析方法」の各欄のコピペです。一応、昨日書いてアップした順にコピペしておきます。

「アクセスランキング」の欄

ランキング圏内に怒涛の勢いで「逆イールド」が食い込んできました。米国の2年債と5年債で逆イールドが起こって株価が急落したことから、注目を集めました。2年債と10年債も利回り差も0.13%程度とイールドカーブのフラット化が進んでいます。それらのことから「米国債利回りの推移」も2位に入ってきてます。パウエルFRB議長のハト派寄りの発言からの長期金利の低下の展開で、将来の景気減速を織り込む形との解説が多いですが、一方で、逆イールドが発生するのは相当前からマーケットでは熟知されていたことだと思いますし、2年債と5年債はタームプレミアムの影響も大きく、一概にそうであるとも言い辛い所です。むしろ、利回り差の縮小のペースの速さが意識された度合いが強いかなと思います。また、最近FOMCメンバーの見方もコロコロ変わっててそちらもドタバタ感ありますし、株価見ながら対応してる感も強い局面になってきてます。

そんな感じで、利回り差縮小のペースも意識しつつ、やっぱり逆イールドは気になる所だと思いますので、今年の半ばぐらいだったかな?に「投資戦略」のブログで紹介して、先週も紹介しましたが、逆イールドになった場合の株価と景気・経済への影響の解説を以下に載せておきます。

[動画で解説] 逆イールドになった場合の株価と景気・経済への影響

これは、過去、逆イールドになった場合の傾向を解説したものです。過去の傾向では、逆イールドで株価が下落するパターンと、株価が上昇するパターンの2パターンがあります。傾向ですので、それが当てはまるかどうかは別の話ですが。

11月のFOMC議事要旨では、利上げを一時停止する可能性を示唆してて、先週もリークだと思いますが、12月で利上げ一時停止を検討する?って報道も出てきました。株価見た対応か、ファーウェイ事件を知ってての対応って感じも大いにしましたが。まぁでも、前のパウエル氏のハト派寄りの発言も結構微妙な所で、中立金利予想ゾーンのどの位置からのことを言ってるのか不明ですし、FOMCメンバーのいうこともコロコロ変わるので、19日のFOMCが注目ですが、筆者の見方としてはそれはどっちでもよくて、大事なのは投資戦略です。その話は、上記の「直近のテクニカル分析」の欄(PC版のみ)で書きますので、よかったらみてください。

「今週の注目イベント&経済指標」の欄

今週の大注目は、11日のブレグジット案の採決です。現時点では英議会の反発が強く、承認の見通しが立っていないません。EU側は19年3月末の離脱時期を数カ月遅らせる案が浮上しており、合意なしの離脱を避ける狙いですが実現性は不明です。英国は19年3月29日にEUから離脱しますが、20年末までの移行期間導入には、ブレグジット案の議会承認が必要となっています。ただ、これは否決されると見込まれていますので、EUとの再交渉や離脱時期の数カ月先延ばしの行方が注目され、不安心理は働きやすくなると思います。合意なしの離脱は今回で決まるわけではないですが、以後そうなれば最悪でパニックになりかねませんので、今後の動きも含めて注目だと思います。

あとは、米国のCPIや小売売上高はビッグ指標ですし、13日はECB理事会もあります。量的緩和政策(QE)の最終決定と利上げの開始時期が焦点になっています。それを受けた欧州や米国の金利動向は注目だと思います。

「直近のテクニカル分析」の欄

日経平均株価 日足 (2018.12.9 更新)

[月足と週足(日経平均)]
日経平均の月足は、24カ月移動平均線がサポートとなっている形ではあるものの、ボリンジャーバンド+1σ割れは戻せていない状況。モメンタムも下向きなので、月足として早期にモメンタムを伴ってボリンジャーバンド+1σを明確に上抜ける展開にならなければ、上昇トレンドには至らない。通常はボリンジャーバンドの中心線を挟んだ保ち合いの展開か、下方向を警戒する所。また、RSIが50近辺で、少し割れている所、今の所はニュートラルの水準と見れます。

日経平均の週足は、ボリンジャーバンドの中心線を基準に狭いバンド幅の中での推移。±3σで行ったり来たりしているもののトレンドレス。スクイーズ中ですので、次のエクスパンション待ち。一方、保ち合いでは通用しにくいですが、MACDの「MACD」がゼロライン割れ。シグナルもゼロライン付近ですので、軟調な推移が続けば戻り売り相場になりそうな所です。

[先週の展開(日経平均)]
先週の日経平均は、ファーウェイ事件や米国債券市場で2年債と5年債で逆イールドが出たことや、FRBが12月利上げで一時停止検討?の報道などなどでいったりきたりで結果大幅下落し、それを受けて軟調。ただ、先週末時点では保ち合い水準で引けています。

[今後の展開予想と戦略]
今週は「今週の注目イベント&経済指標」でも書きましたが、英議会のブレグジット案の採決があって、これで合意なし離脱が決定ってことではないですが、最終的に合意なし離脱になれば影響がわからないのでパニック的になるかもしれず、大きなリスク要因として今後も見ておく必要があると思います。ゆえに、欧州の金利、さらにはそれを受けた米国の金利を中心に動向を見ておく必要があると思います。

さて、ブログでは先週の週初に書きましたが、日経平均は保ち合い水準での推移になりましたので、5日移動平均線割れの利益確定で妥当だったと思います。しょーもない展開になって申し訳なかったですが、しょーもない展開の中では、普通のトレードだったかなと思います。

一方、今年の展開としては、テクニカルどうこうより、騰落レシオで逆張りしてるのが一番取れてるって感じで見てます。騰落レシオの推移は姉妹サイト「株式マーケットデータ」で掲載してますので、またチェックしておいてください。

騰落レシオのトレンドの転換を見て仕掛けるのが一番効いてるって感じです。騰落レシオは、下では一致指数となりやすいですが、上では一致指数とならないのは注意が必要で、相場自体が今年は保ち合いなので、まぁそれが妥当かなって所ですが、チェックしておくのもいいと思います。

あと、年末になると米国ではクリスマスラリー(サンタクロースラリー)であったり、日本では掉尾の一振(とうびのいっしん)なんかのアノマリー(根拠はないが比較的当たりやすいとされている経験則)がよく知られていて、それを意識される方も多いと思いますが、アノマリーっていうのは、テクニカル分析の一つです、と筆者は思ってます。そう考えた方がトレードとしては負けにくいので、以下にその解説を載せておきます。

[動画で解説] アノマリーはテクニカル分析の一つ|charTrade(基礎編)

要するに、お目当てのアノマリーと、価格の動きが一致した場合に仕掛けるといったトレードが一番いいし、アノマリーをアテにしたトレードの負けは減らせる、というのが筆者の考え方です。よかったら参考にしてください。

さて、投資戦略としては米国の株式市場の方もチェックして書きたいので、以下にNYダウとナスダックのチャートを載せておきます。

NYダウ

ナスダック

ともに、先週末時点では保ち合い水準です。
展開としては、米中貿易摩擦であったり逆イールドであったりが意識されている所ですが、今後を考えた場合、OECDの経済成長率予想は、来年も再来年も世界的に鈍化です。米国は来年後半にも減税効果が剥げ落ちてきます。日本はオリンピック前ですのでちょこっと上がる程度です。

当サイトのトップページでも「投資戦略」のブログでもこれまで書いてきましたが、戦略的には比較的簡単で、筆者はどこで売りで入るかだと思ってます。米国に関しては、リーマンショック以降、景気拡大が続いて株価も上昇しっぱなしです。今後上がった所で買うといった戦略は筆者はなしだと思ってます。米中貿易摩擦の影響はあまり関係ないといった見方もできますし、景気拡大はまだ続くといった見方もできますので、個々の判断次第だと思いますが、上で買いで入って置いて行かれた場合はおそらく悲惨ですし、度々書いてますが、買いで入って上をどれだけ狙うのか?という気持ちが筆者は強いです。筆者は先週のトレードをブログで紹介して、NYダウで言えば、前回高値を抜けれず、短期トレンドが転換した所で、売りで入ったっていうのを紹介しましたが、そういう戦略が基本かなと思ってます。逆つかれた場合は、即損切ればいいので、トレードとしても簡単だと思います。

言っても、先週末時点では保ち合い水準で、NYダウで言えば200日移動平均線付近での保ち合いですので、まだ上行ったっておかしくはない所ですが、上があってもついていかない。それでトレンド発生してもついていかない。むしろそのトレンドの転換があった所で売りを狙うといった考え方をしています。NYダウで言えば、高値が切り下がってきてますので、上昇しても高値を抜かずに短期トレンドが転換した所で売りを仕掛けるといった先週の筆者のトレードなんかが妥当かなと、今の所考えてます。大きな局面変わらないうちそれかなと思ってます。それが失敗して逆つかれた場合は、即損切れば大した損失にもならないと思いますので、いいんじゃないかなと思ってます。

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