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中国がトランプ政権との長期的貿易交渉での包括合意到達を疑問視

2019年11月のマーケット動向と投資戦略

本日の注目イベント&経済指標

  • 日9月有効求人倍率
  • 日9月失業率
  • 豪7-9月期四半期生産者物価指数(PPI)
  • 中国10月財新製造業PMI 
  • トルコ10月製造業PMI
  • 英10月製造業PMI
  • 米10月雇用統計・平均時給 
  • 米10月失業率 
  • 米10月ISM製造業景況指数 
  • 米9月建設支出

お知らせ

Fedウォッチについて少し解説不足な面があったと思いますので、以下のページの解説文を追記して更新しておきました。

  • Fedウォッチとは

また、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の「Fedウォッチ」のページにも同様の内容ですが解説文を入れておきましたので、Fedウォッチを見る際はそちらを確認して見てもらえたらと思います。

概況

31日は

  • 2019年10月31日、米議会下院は、トランプ大統領に対する弾劾調査の手続きを定めた決議案を賛成多数で可決。ウクライナ疑惑について公開証言を行う権限を下院情報特別委員会に付与すると明記されており、これまでの非公開証言も一部を除き公開する。
  • 2019年10月31日、トランプ大統領はAPEC首脳会議の中止を受け、米中協議の代替地をまもなく発表すると明かした。
  • 2019年10月31日、中国がトランプ政権との長期的な貿易交渉での包括合意到達を疑問視している、とブルームバーグが報じた。
  • 2019年10月31日、エリザベス女王は、総選挙を12月12日に行う特例法案を裁可し同日の総選挙が正式に確定した。11月6日に下院が解散し選挙戦が本格化する。
  • 2019年10月31日、4中全会(第19期中央委員会第4回全体会議)が閉幕。コミュニケに抗議活動が続く香港情勢の管理強化に向け、新たな法律制度と執行の仕組みを整備する方針を明記した。法整備を進めて共産党や中国政府の香港への関与を強めていくとみられる。
  • 2019年10月31日、中国10月製造業PMIは49.3と前月比0.5ポイント低下。拡大・縮小の節目となる50を6カ月連続で下回った。
  • 2019年10月31日、日本銀行は日銀金融政策決定会合でマイナス金利の深掘りなど追加緩和の見送りを決定。一方、フォワード・ガイダンスは修正し、政策金利について「現在の長短金利の水準、またはそれを下回る水準で推移することを想定している」と明記して将来の利下げの可能性を示した。「少なくとも2020年春ごろまで」としていた現在の金利政策を「物価安定の目標に向けたモメンタムが損なわれるおそれに注意が必要な間」続ける姿勢を明確にした。成長率予測は19-21年度の各年度で0.1-0.2ポイントずつ下方修正。物価予測は19年度が0.3ポイント低下の0.7%。20-21年度も下方修正。黒田日銀総裁は記者会見で「緩和方向をより意識して政策運営をするというスタンスを明確に示した」と述べた。また、「モメンタムが損なわれるおそれが一段と高まる状況ではないものの、引き続き注意が必要な情勢にあると判断した」と語った。金利政策について「少なくとも2020年春ごろまで」として時期を削ったが「20年春ごろでは終わらない。相当長く現在の低い長短金利、あるいはさらにそれよりも低位の金利もありうる」と説明した。

が主な材料でしたが、ブルームバーグの報道「中国がトランプ政権との長期的な貿易交渉での包括合意到達を疑問視している」でストンときましたね。加えてシカゴ購買部総合景気指数の悪化もありました。

しょーもない吹っ掛けだけの材料ですが、やーっと仕掛けのポイント来たと思って。仕掛けが上手く行くってわけではないですが、最近、短期トレンドの転換出てませんでしたから。

ドル円

というわけで、とりあえずドル円は短期トレンドの転換が出ましたので、108.60円で筆者は売り仕掛けました。ボリンジャーバンド+1σは割ってましたが、10日移動平均線まで待って仕掛けた形です。書いてた通りの仕掛けです。と言ってもあまり取れる気はしてないのですが、最近は悪材料は立て続けにくるし、好材料も立て続けにくるって展開が続いてますし今回はどうでしょうかって所です。一応ドル円は保ち合い水準でRSIが50割ってきましたので、短期トレンドの転換が出ないうちは戻り売りになるかなって所ですが、106-109円のレンジですので、下は106円割れがなければ面白くないって見てます。そういう感じで見てますので、基本は短期トレンドの転換の初動以外で仕掛けるのはやりにくいのでやめた方がいいと思ってます。今回で言えば昨日が初動。ただ、初動の仕掛けと言ってもそれもやりにくいそうですけど。今日はISM製造業景況指数や雇用統計もありますし。

一方、NYダウは10日移動平均線で綺麗に反発してますし、ナスダックもほぼ同様でトレンドは維持してる所で短期トレンドの転換は出てないです。どちらもボリンジャーバンドが横ばい、または収縮してきてますので、モメンタム伴った動きが出ない間はしょーもない動きになりそうです。

日銀

日銀はフォワードガイダンスの変更だけでしたね。ドル円も108円台ですので何もやらんでいい所ですし、今回点検もあって成長率と物価下方修正しましたので、何もやらんってわけにもいかずフォワードガイダンスの変更だけでOKだなぁって思います。日銀に関しては色々批判もあると思いますが、長期的なトレンドは維持させてます。日経平均の95年からの月足を載せておくと、

異次元緩和から60カ月移動平均線をサポートにしっかりトレンド維持してる所です。ETF買いもかましてるので上がって当然って所だと思います。戻りが甘すぎるってのもあると思いますが、世界の景気敏感株で、世界景気が減速丸出し、貿易量もリーマン並みに低下してる所でこのチャートですので、色々あると思いますが保たせてる分には保たせてるって見るのが筋だと思います。あと「アベノミクス」についてですが、もう「アベノミクス」って誰も言わなくなって随分経ちますね。笑 ただ、筆者は度々書いてますが、アベノミクスは何も終わってないです。このトレンドを維持してる間は続いてるんです。チャートで判断すべきです。終わったと判断するのは半値を割った時です。そういう見方しないと、例えば今後大きく下がった時の判断を間違える可能性が高いと思います。例えば60カ月移動平均線割れが起こったとして、そこでダメだ・・・みたいな判断をするとすれば、それはたぶん違う。本当に終わるのは半値を明確に割った所って見た方がいいと思います。そこで押せば買いになりますし。

ってことで、何でこんな話し出したのかわからなくなってきたのでもうやめますが、首里城・・・筆者はショックでした。あんなに燃えるなんて・・・。燃えた原因もわからないですよね。何年か前に沖縄に旅行しにいった時に首里城行きましたのでショックでした。

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