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CRB指数が上昇したら?下落したら?現在の水準

2017年12月のマーケット動向と投資戦略
本日の注目イベント&経済指標
  • 日銀短観 
  • 会社四季報発売 
  • EU首脳会議 
  • ニューヨーク連銀製造業景気指数 
  • 米鉱工業生産
  • 設備稼働率(米国)
  • 米対米証券投資

概況

昨日のECB理事会は金融政策方針維持を決定。ドラギ総裁は域内の景気回復に慎重姿勢を示す一方、2020年まで強い成長が続くとの見方。18年成長見通しを18.%から2.3%に引き上げ、ただ、成長がインフレの改善につながっていないことから、十分な金融緩和が必要との見方。概要はこんな感じです。BOEも現状維持でしたね。

さて、ドル円ですが、日足では10日線戻しの後、反落、筆者は昨日仕掛けた売りはそのまま放置でした。ただ、揉みの水準であることに変わりはなく、10月安値を11月に割りましたが、これがだましっぽい形になったので、売りは112円割れがあればもう利益確定かなと思ってます。まぁこの揉みの水準で、だましもクソもないですけどね。ボリンジャーバンドの-1σぐらいまで押してくれたら利益確定とか、20日線でゴタつくようなら、さっさと逃げようかなと思ってます。どうこういうチャートでもないので、時間足で上昇トレンド出たらとか、その辺かなぁと思ってます。でも、日本時間で言うと、今日明日に税制改革法案出てきますので、どうこうないと思いますが、逃げとこっかなぁ。まぁ結局時間足で判断ですけど。

NYダウは上昇トレンド中の水準ですが、ちょっと上が重たいのかなぁとも思ってます。日足で、ちっこめのダブルトップにならなきゃいいけどとは思ってます。基本的に、ボリンジャーバンドの+1σキープ、もしくは10日線キープしているうちは、上昇トレンド継続ですからそれでいいですが、そこを陰線で割った時は確実にヘッジ入れるべきだと思ってます。「べき」って、お前のポジションの話だろって感じですが、まぁいいじゃないですか。日経平均の見方については変わってません。

CRB指数

さて、それはいいとして、最近はコモディティー系が注目されてますね。銅価格だったり、CRB指数の話はよく出てきてると思います。銅価格に関しては、ちょっと前に「株式マーケットデータ」で推移の掲載を開始したってアナウンスしたので、今日はCRB指数について動画作っておきました。

CRB指数が上昇したら?下落したら?の簡単な解説が入ってますので、さらっと観ておいてください。

[動画で解説] CRB指数とは(見方と特徴)

CRB指数が最近下がってきてて、銅価格も下がった局面あったので、中国や新興国大丈夫かってことで、こういったコモディティー系が注目されてます。CRB指数が下がればインフレに期待が持てないってことで、米国の長期金利が上がらないんじゃねぇの?って観測があります。ドル円で言えば為替は金利差見ますので、米国と日本の金利差が拡大せずドル円は上に行きにくいかもってやつです。

これは、2017年のCRB指数のチャートですが、これだけ見てたら逆三尊みたいな形で一旦ブレイクアウトって感じですが、CRB指数はこれだけ見てるとちょっと具合が悪いです。「株式マーケットデータ」では、2017年分しか掲載してないので、2013年からのチャートを紹介します。

久々に筆者の手書きチャート登場ですが、2014年の300ポイントぐらいから、2016年の160ポイントぐらいまで下落してます。このチャートからすると、下落トレンド後の揉み合い水準です。基本的なテクニカル分析でいうと、確率的にはこの揉み合いを下へブレイクアウトする可能性の方が高いです。上にブレイクアウトすれば、だましのパターンになりますけどね。

こういった、トレンドが出た後のブレイクアウトのパターンは、これまでブログで実践を例にさんざん書いてきたので、下にブレイクアウトしやすいってのは証明済みで、理解しやすいと思います。ゆえに、CRB指数は気にされててもいいんじゃないかなと思ってます。って、もうちょっと長い期間のチャート見た方がいいかもですし、これだけ見た話ってことですけどね。

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