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本の話2

2018年5月のマーケット動向と投資戦略
本日の注目イベント&経済指標
  • 日銀金融政策決定会合議事要旨(3月分) 
  • ロンドン休場
  • プーチン大統領就任式
  • 3月独製造業受注
  • 3月米消費者信用残高

さて、GWはどうでしたか?
筆者はゴルフ行ったのと、6冊かな?本を読んで、今売れてるらしい「株はなんちゃらだ」って本も読んでみました。明確にタイトルは言いませんが、ピンとくる人はくるんじゃないかと思います。

その本は、筆者は読んでもいいんじゃないかなって思う本でした。結構同感する所は多かったです。チャート分析に特化した本で、建玉の操作も例を出して紹介されてました。大化けの銘柄は狙わず、流動性の高い銘柄を2-3銘柄手掛けて、それで年間2,3倍にはなるってのは筆者は同感でしたし、トレードにおいて価格の分析をするのは1丁目1番地だと思うので、そういった見方をした方がいいと筆者は思ってます。また、ローソク足のパターンの変化についての話も書いてて、それも参考にされるのがいいんじゃないかなぁと思いました。

ただ、ちょっと逆張りめのトレードで、明確な短期のトレンドの変化を確認する前に仕掛けてて、思惑と逆に動いたらそこでナンピンしちゃって粘るって方法が紹介されてたので、ヘッジのやり方も紹介されてましたが、ちょっと無駄が多いというか、そういう印象がありました。使ってるのがローソク足と移動平均線だけでしたし、本の関係上何だあるかもしれませんが、もっとテクニカル指標を使えば精度は上げられるのに、とも思いました。また、最初にチャートの分析が通用する相場か、しない相場なのかのふるい分けがされてないので、そこもちょっと厳しいんじゃないかなぁって印象はありました。

だから、その本を参考にされる場合は、事足りないと思うので、手前味噌になっちゃいますが、charTradeを併用した方がいいと筆者は思いました。

えっと、大化け銘柄を狙うか狙わないかって話ですが賛否あると思います。株はそこが面白いですしね。当たったら「ほれ見たことか!」ってガッツポーズものですし。笑 てか、大化け捉えた時の喜び方ってのも色々ありますよね。筆者はスポーツ選手ばりのガッツポーズが出ますが、冷静な方は画面を指でさすとかも聞いたことありますし、指パッチンするとかも聞いたことあります。それぞれ面白いですよね。笑 性格出る気がします。ちょっと古いですが仕手系のものも面白いですし、ほんと、性格に応じたトレードが一番いいですが、こういったチャートでトレードする方法も一つ身につけておいた方がいいと筆者は思ってます。

何でいいかつったら、いつでも取れるんです。その本では2-3銘柄ってことになってましたが、チャート分析は流動性高かったら何でも通用します。FXでも先物でも。仮想通貨だっていけますので、複数の金融商品のチャートをウォッチして、チャート分析が通用しやすい相場があればいつでも取りにいけるのがいい所です。しかもチャート分析は、確率の高い方に乗るものですので勝ちやすいです。トレード回数が増えるごとに実力が上がって精度も上がっていきますしね。まぁ損切りと利益確定のやり方次第ですけど。

って、まぁその本がどうとかはわからないですし、内容的には明確さに欠けてふわっとしてましたので、オススメってことではないんですが、筆者が重視したいのは「他人のトレードを見る」ってことなんです。勝ってる人のトレード内容はある程度似通った部分があります。それを見た方がいいと思ってます。本は結果論しか書けないのが難点だと思いますが、筆者であればブログでトレード紹介してますし、筆者のトレードはcharTradeに基づいてます。筆者のやり方と他の人のやり方を見れば、似通った所があると思います。そこを拾えばいいんじゃないかなぁって思います。おそらくその本の著者はトータルで勝ってると思います。実際は知らないですけど勝ちやすいトレードをしてる印象を持ちました。

って、「似通った部分」って曖昧なこと言いましたが、基本的にはリスク管理です。その本では逆張り勧めてましたが、トレードは逆張りでも順張りでもどっちでもいいんです。性格もありますから確定して言うことではないです。どんなトレードでも、テクニカル分析に基づくものなら仕掛け所に大差はないです。それより大事なのはリスク管理です。まずは負け方が重要です。そういったものも含めてcharTradeは書いてますので参考に。もっと言うと、他人のトレードを見る場合は、負け方の精度を見た方がいいです。負け方のリスク度合いを見るっていうか、そういう所だと筆者は思います。ついつい勝ってる所を見ちゃいますけど、まずは負け方です。どんな大勝ちしてる人でも、負け方がヤバかったらトレードとしては話にならないと筆者は思ってます。それを踏まえてから勝ち方を見る。勝ち方って利益確定のポイントです。

普通、ここで買いや売りを入れたら、勝てる!と思って仕掛けるわけですから、誰しもが勝ちやすいと思える所で入ると思います。だから、仕掛け方とか見ても参考になる部分は少ないです。そうじゃなくて、逆つかれた時の対応の仕方と、そして、一番難しい利益確定のポイント。そこを重視して他人のトレードを見たら役立つと思います。

さて、長くなってきましたが、先週ドル円ちょっとイジったので、それだけ書いておきます。ドル円は週足で26週線で抑えられる展開でした。休み過ぎで記憶がバグってますが、FOMC前だったかな?一旦110円乗せあったと思いますが、一瞬で叩き落とされる展開。通常ドル円は5円単位で考えるものですので、110円乗せは厳しいなぁって感じだったと思います。同時にユーロドルも見つつ、FOMC前後では時間足でトレンド出ませんでしたので、売り入れてもいいかなぁと思いましたがそこでは動かず、ドル円は109.60円あたりまで下がってトレンド出たので、そこで109円の買いは利益確定しました。あ、筆者はドル円は108.10円と109円の買いを持ってたのは紹介していた通りです。あとはもう休みたかったので、何もしてないです。

一応、ドル円は日足のローソク足で、先週末、下ヒゲはついてるものの、ボリンジャーバンド+1σと10日線を割ってます。時間足で下降トレンド休止の形になってますので、これの下降トレンドが止まらなければ早々に残りも利益確定してしまおうかなと思ってます。利益確定した後に、上昇してしまったら、日足でモメンタムを伴ってボリンジャーバンド+1σを上抜けたら、そこで買いを入れてもいいかもしれないなって感じで今の所は想像してます。
一方、下降が続いた場合、日足で20日線まで下がったら一旦買いは考えると思います。一発目の20日線までの下げは押しになりやすいので。って、それも時間足などのトレンド見ながらですが。

ってことで今日のブログはここまでにします。

あとは、月曜恒例の姉妹サイト「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のテクニカル分析の欄のコピペを以下に貼っておきます。

[これまでの展開]
日経平均は、2017年9月からの上昇トレンド後に形成した2017年11月から12月末までの揉み合いの三角型のレジスタンスライン(上側の緑線)を、通常のテクニカル分析通り、大発会に上へブレイクアウト。その後、2018年1月9日から揉み合いの形を作りましたが、その揉み合いを下にブレイクアウトし、2月初旬に米国株式市場が大幅下落したことから、2017年11月から12月末の三角型のサポートライン(下側の緑線)を下へブレイクアウト。

下へのブレイクアウトは、これまでの上昇トレンドの否定の形。下降する可能性が高い形です。価格が三角型にしっかり戻せない場合は、下降の力が強いことを示します。

2018年2月初旬に200日線(オレンジ線)まで下落し、その後、200日線をサポートとしつつ、割る局面もありましたが、200日線近辺というのは相場がもたつきやすく、また、一旦割っても、再度一旦戻しやすい傾向があることから傾向通り反発の展開。

そして、4月5日に1月・2月・3月の高値を結んだレジスタンスラインを上にブレイクアウトしてから5日線や10日線をキープしながらジリ高で75日線や100日線を上抜ける展開。週足では3月末にボリンジャーバンドの-2σで反発し、26週線まで戻ってきた形。

[先週の展開]
先週、日本市場はGWであったため、2営業日だけの取引でした。週足の26週線での小動きに留まった形です。日足では5日線キープで強い形が継続しています。

[今後の展開予想と戦略]
日経平均は、月足のボリンジャーバンド(中心線は24カ月移動平均線)では、4月にボリンジャーバンド+1σで反発する展開となりましたので、月足では上昇トレンド継続の形となっています。移動平均線の12カ月移動平均線も意識した展開で、しっかり反発の展開と見れます。月足のトレードでは、この+1σを割らない限り、売りを入れる所ではないと見れます。

一方、週足ではボリンジャーバンドは横ばいで揉み合いを示唆。2月からの下落がボリンジャーバンド-2σで反発して26週線で戻ってきた形。

日足では、4月5日に1月・2月・3月の高値を結んだレジスタンスラインを上にブレイクアウトしてから5日線や10日線をキープして強い形。5日線や10日線、ボリンジャーバンド+1σを陰線で明確に割らないうちは売りを入れる所ではないと思います。

他方、NYダウやナスダックは日足であまりよくない形が出ており、NYダウは下降三角型(内部トレンドラインでみれば上昇フラッグ型とも見れる)になっていますし、ナスダックは三尊天井(ネックラインを割っていないので、まだ確定ではない)を形成中と見れる形になっています。当サイトや姉妹サイトを含めたアクセスランキングでは、5月の相場に警戒が高まっているランキングとなっていますので、注目所だと思います。

NYダウでは、月足ではボリンジャーバンド+1σはキープしているものの、上値は切り下がっている形が継続しています。5月にボリンジャーバンド+1σを陰線で割る展開となれば、売りで仕掛ける所だと思います。ただ、月足だと判断が遅くなるので、NYダウの場合なら、日足で下降三角型のサポートラインをブレイクアウトした所での売り仕掛けだと思います。

一方、NYダウの日足は内部トレンドラインで見れば、上昇フラッグ型とも見れる所です。その場合、上昇フラッグ型のレジスタンスラインをいずれ上にブレイクアウトしやすいので、その場合は、ブレイクアウトのタイミングで買い仕掛けだと思います。

いずれの場合も、ブレイクアウト後にいってこいの展開になるなど「だまし」のパターンになれば、即損切り。その場合、逆にそこが途転のタイミングとなるかもしれないのは念頭に。

NYダウの場合、2月の急落の後、下降三角型、もしくは内部トレンドラインで見た場合の上昇フラッグ型のチャートパターンの中でのもみ合いが3カ月程度続いています。揉み合いの期間としては十分な所まできていますので、次の下降三角型や上昇フラッグ型のブレイクアウトの信頼性は高まってきていると思います。ゆえに、次のそのブレイクアウトにおける仕掛けは試しにやってみる所だと思います。それがたとえ「だまし」となって損切りになるとしても、そこで動かないでいつ動くのかって話になりますので、そのタイミングだけは逃さないように、そして、だましになった場合の損切りは躊躇わず的確にだと思います。損切りが早ければ損失は少ないですし。
一方、そのブレイクアウトが「いってこい」になって「だまし」になったら途転でいいと思います。そのだましは逆方向の明確なシグナルになりやすいと思いますので。日経平均もそれに準じたトレードでいいと思います。

基本的には、NYダウが月足でボリンジャーバンド+1σを陰線で明確に割ってくる展開が一番面白いと思ってます。チャート形状からしても、2018年1月が大天井かな?って考えられますので、その場合の売り仕掛けは面白そうと思っています。ただ、まだボリンジャーバンド+1σをキープしている展開ですので、ここで押しが効いて上を試しに行くって展開も十分ある所ですので、今月の相場は大注目だと思います。

今月は米国市場においてはセルインメイも意識されている方が多いと思いますが、筆者は今年は2月に落ちてしまってるのでセルインメイは出にくそうだなと思っています。逆に5月中旬あたりから上昇しやすいかも?と思っています。

ただ、その場合も面白くて、一旦上昇してもらって、2018年1月の高値に届かず再度下落する展開となれば、ブラックマンデーのパターンと似ますので、そこで短期のトレンド転換を確認してから売り仕掛けが一番面白いかなぁと思っています。一方、2018年1月の高値を抜く展開となれば強い相場になると思いますので、その場合は順張りの展開になると思います。

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