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あの頃の金

2020年4月のマーケット動向と投資戦略

本日の注目イベント&経済指標

  • 日3月マネーストックM2
  • トルコ2月経常収支
  • トルコ2月鉱工業生産
  • 英国、イタリア、オーストラリア、タイ、ドイツ、フランス、香港市場休場

お知らせ

11日に、姉妹サイト「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のトップページの

  • 直近のテクニカル分析(PC版のみ)
  • 今週の注目イベント&経済指標

の欄を更新しましたので、よかったら見てください。

姉妹サイトで大量のメンテナンス作業が発生しましたので、しばらくの間ブログは休みがちになりそうです。相場・トレード諸々の話は上記の更新の欄でいっぱい書きましたので、それはよかったら見てもらうとして、今日は休みがちになる前に、息抜きがてらの投資の話を。

おの頃の金

筆者が中学時代の話ですが、同級生に一人、見た目がスト2のダルシムに似たやつがいたんです。
ダルシムは勉学全くやる気なしでした。テストの点数はだいたい1桁で、20点取れたら上出来ぐらいの猛者でした。それでも危機感などは全く抱いておらず、むしろ威風堂々、授業中に教科書やノートを机の上に出している所を見たことがないようなやつでした。授業中は何をするわけでもなく、ほぼ微動だにせず、ただただボーっとしているだけで、基本的に「無」でした。そんな感じでしたので、当然成績表は壊滅的。一般的に見ると「落ちこぼれ」というレッテルを貼られる所だと思いますが、我々同級生はそのダルシムを「神」と呼んでました。

我々がダルシムを「神」と崇めるキッカケとなったのは、中1の社会の授業の時でした。ダルシムはハードロックとプロレスに超絶詳しく、それ以外は何もないやつだと認知されてたし、その社会の授業の時も、相変わらず教科書もノートも出さずに、ただボーっとしてるだけでしたが、授業が経済の話になった途端に豹変し、突如先生に

「今、金(きん)を買え!」

つったんです。はぁ?つって。筆者はその時、何のこっちゃわからなかったです。経済の何の話をしてたのか覚えてませんが「金?」つって。買え!って・・・いきなり何を言ってるのか、同級生一同、何のこっちゃわかってなかったです。金?投資の話?投資って大人がやるやつ?みたいに、「いい国つくろう鎌倉幕府」とか言ってるレベルのしょーもない中坊の我々にとって「金」はレベル高過ぎて意味不明でした。ダルシムは、今なぜ金を買えばいいのか、そのメリットについて先生に語り始め、授業中、金について先生と議論していました。鎌倉幕府レベルのクラス一同はその議論に全くついていけず、ただただ2人の議論を口を開けて聞いてるだけでした。

話の内容は難しくて1つもわからなかったのですが、最終的にダルシムは先生を論破し「金は買い」の結論に至ったので、正しいかどうかわかりませんでしたが、我々は中坊とは思えないそのポテンシャルの高さを感じたし、すでに金の見通しを立てている、ハードロックとプロレスだけのやつじゃなかったっていう強烈なギャップと、授業中に微動だにせずただボーっとしているだけのダルシム似のヴィジュアルが、どうも悟りを開いてるくさく見え始めたので、その時から我々は彼を「神」と呼ぶようになりました。

そして、ダルシムは授業の最後にこう言いました。

「今カネさえあれば全力で金を買うのに・・・」って。

ダルシムの家庭は貧しかったんです。中坊でもあるし、見通しを立てていながらもそのカネがないことを悔しがっていました。そんな金を買いたいと悔しそうに言うダルシムに、筆者は将来自分が稼ぐようになったらカネを預けてみたい、ダルシムへの投資をしてみたい、と密かに思えた瞬間でした。

そんな金ですが、

ダルシムが目をつけた頃から5倍ぐらい上がってます。

さすが神。金で5倍はスゴイ。

筆者はあまり金の話をしないですが、個人的に金はダルシム領域で、神の領域に鎌倉幕府の筆者ごときが踏み入っちゃいかんし、筆者とダルシムは保育所から中学まで一緒だった幼馴染みですので、金でやられようもんなら中坊の頃のダルシムに負けることを意味するので、金はやりたくない。中坊のダルシムに負ける。って、他の何で勝とうが、中坊の頃のダルシムに大敗してる気がいつもしてます。

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