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日銀のETF買い入れについて

2016年8月のマーケット動向と投資戦略

おはようございます。
夏にクーラーのかかった部屋に入ると「天国~」っておっしゃる方は相当数いますが、「天国は天国でも、ずっといると腹が冷えて下痢するんだぜ」って言ってやった下痢ピーの筆者です。

昨日は8時ごろからでしたでしょうか、円高がグッと進みました。筆者は5時半~7時あたりの状況でブログ書きますので、昨日アクセスいただいてたんですが、ちょっとピントずれた内容で申し訳なかったなと思います。
さて、昨日の相場ですが、株価は25日線も割ってまぁまぁな下落になりました。と言っても、ドル円100円割ってこの水準ですから弱い印象は持ってません。むしろ、10日線戦略でも昨日は前場まで利確もしくは逃げるポイントは十分ありましたから、特段どうこうって相場ではなく、日計り相場だったと思います。日銀のETF買いがあるかどうかで動いてる印象で、前場調子良かったですから後場ETFの買い入れがなさそうってことで、安値割った時点でアルゴも伴って先物売りが一気に膨らんだ形だったと思います。

さて、その日銀のETF買い入れですが、昨日は買い入れはありませんでした。今月まだ707億円規模が4日と10日の2回だけなんですよね。年6兆買い入れるなら、月5000億ですから、707億円規模なら月に7回は買い入れる計算です。今月はあと9営業日なんですよね。ただ、毎回707億買い入れるってことでもないかもしれませんし、基準がつかめない状況です。前回までなら前場で株価が1%程度下がったら後場で買い入れるって傾向あったと思いますが、まだ2回の買い入れなので、何とも言えない状況かなと思います。株価下支えするならイレギュラーな買い入れにした方が売り方は怖くて売れないと思いますが。これまでのパターンの傾向が見えてくるようなら足元見られてしまうんじゃないかなと思えます。

ということで、25日からのジャクソンホールまでは大したイベントもなく、昨日の動きからすれば筆者は日銀のETF買い入れ思惑の日計り相場だと思っていますので、対応としてはスキャルピングがベターだと思います。おそらく日銀買いの動向で動きやすいと思うので、日計りで様子を伺いながらってことだと思います。前回までETF買い入れのパターンで見るなら、前場堅調なら後場ETF買い入れないと見て売りが優勢になりやすそうですし、前場1%程度の下落があれば後場買いかなとは見れます。ただ、それも前回までのパターンなので、決め打ちせずに相場を見たいです。基本的には、昨日25日線割ってますが売りでは攻めたくはないと思います。下ではETFの買い入れとGPIFが控えてますので、売り方の買戻しは早いんじゃないかと思います。売りはヘッジ目的として、最近日中は結構トレンド出ますので、どこで買いを入れて逃げるかかなと思います。日計り相場だと思いますので、スキャルピングかデイトレが相場に合うんじゃないかなと思います。一方、為替ですが、現在ドル円は100円前後で行ったり来たりです。99円半ばを割ってきたら節目があまりないので円高結構早くなる可能性があるのは意識しておきたいです。一方で、日銀のETF買いがあれば多少戻すんじゃないかなと思います。

さてさて、昨日は投資部門別売買状況の発表日でした。「株式マーケットデータ」を見ながら「投資部門別売買状況(投資主体別売買動向)の見方」を見てみてください。先週は、海外投資家は夏休み、年金(信銀)が買い入れて、上がった所で個人投資家が売ったって形でしょうか。

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